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この物語はPCゲーム、「AIR」の全編(DREAM,SUMMER,AIR)をクリアした人向けに作られています。
というのも、この物語はゲームをプレイした著者が、このゲームのAIR編を、『もしも自分が演出するなら』と、書き始めたのが、そもそもの始まりだからです。
よって、この物語はDREAM編、観鈴のラストシーンとSUMMER編のラストシーンをミックスさせたようなシーンから始まります。これが、著者の考えるAIR編であったからです。
物語の中には、AIRのヒロイン達が、何の説明もなく登場します。何故か。それはこの物語の中でのAIR編が、観鈴と往人、晴子だけの物語でなく、美凪、佳乃の物語でもあると考えて作られているためです。
AIRというゲームのラスト、AIR編へは、本来、すべてのヒロインたちの物語をクリアし、さらに翼の少女へと繋がる物語、SUMMER編をクリアしなければたどり着けません。
ならば、そのラストは全ての物語を含めてのラストなのではないか──「飛べない翼に、意味あるんでしょうか」「魔法が使えたらって、思ったことないかなぁ」という言葉の意味を含めた、そんなラストなのではないか。
物語は、AIR編に向けて、確かに物語は加速していくように感じられたのですが…
多くを語ることはここではしませんし、人によっては、あるひとつの結末の形を、勝手な解釈で書き換えるという行為に対し、思うこともあるかと思います。
ですが、著者自身はこの物語の主人公、ヒロインたち、そして取り巻く全てのキャラクターたちが、とてもとても、好きです。
それ故に、もうひとつ──『もしも』の結末。
この物語の中では、観鈴と往人は、ふたりで協力をしあい、美凪、佳乃のDREAM編での物語を越えてきていると考えて、書かれています。
『もしも、もうひとつの結末があったなら』
多くのネタバレを含みますので、同ゲームをこれからプレイしようかと考えている方は、ネタバレ覚悟でお願いいたします。
それでは、『AIR - Across the Sea & Sky.』を、お楽しみください。