studio Odyssey


第二話 脚注


 著者のくだらない解説
   今回、専門用語続出。あんまり面白くもな
  いので、飛ばしも可。

注*1 いくら何でもスケールが違うだろう。

注*2 なんといったかな。記憶が曖昧なので名称
  を書くことはさけるが、人間が眠っていると
  きに夢で見ている風に体が動かなくするよう
  に、この分泌液が分泌されるんだそうだ。つ
  まり、今の一也は頭は起きているが体は寝て
  いる(金縛りの時の状態に近い)状態なのだ。

注*3 オートバランスシステム。略してABS。
  (ホントか?)=重心移動を勝手に行い、バ
  ランスを保つ機構。この場合、このシステム
  が入ったので倒れようとする方向に、勝手に
  手や足が出てしまったのである。

注*4 現在、オートバランスシステムというもの
  は確立していない。と、週刊連載時には書か
  れていたのだけれど、連載中に、本田技研か
  らP‐2が発表されてしまいました。
   ご存じの方もあるでしょうが、このP‐2
  と言うロボットは、自立歩行が出来るという、
  すんごいロボットなのです。
   いやぁ…すごい時代になりましたねぇ…
   でも、プログラムなしでは大した段差も上
  れないのだけれど──でもそれでも画期的。

注*5 結局、教授達はみんな小学校くらいの時の
  通知票に『人の話を聞かない』と書かれたた
  ぐいの人間なのだ。
   さらに、皆さんもうお気づきのことと思わ
  れますが、今回のR‐0はわざと難しい言葉
  を羅列している節があります。
   やはりSFたるもの、このようにやけに難
  しく、日本語に訳すと意味の通じない言葉が
  出てこなくてはならないと言うことでしょう。

注*6 正解。
   しかし、R‐0は二十六話完結なので、第
  二話の段階で彼が死ぬはずもない。

注*7 まだ導入なのにもう六ページ。

注*8 地名がばんばん飛び交っているが、横浜の
  地図を眺めながら読むと臨場感が増すこと間
  違いなし。

注*9 だがあれは核分裂(今の原子力発電に使わ
  れているもの)ではなく、核融合(理論的に
  は可能だが、技術的にはいまだ不可能である。
  しかもガンダムはハイパー核融合)だ。
   ちなみに、核融合は放射能が出ないとされ
  ている。

注*10 パラドックスとは、逆説という意味である。
   あまりその意味で使われることはなく、パラ
   ドックスとは『会話の内容を聞いている限り
   では合ってるように聞こえるが、理論的に考
   えるとどこか違っている話』というような意
   味で使われる。たとえば、アキレスと亀の話。
    アキレスより前にいる亀を、アキレスは追
   い越すことができない。なぜなら、アキレス
   が自分より前にいる亀の所にたどり着いたと
   きは、亀は必ずそこよりも前にいるはずなの
   だ。二人の距離は縮まることはあっても、ア
   キレスが亀の所に来る頃には、亀はその前に
   進んでいるため、彼は絶対に亀を追い越せな
   い。
    このパラドックスを解くには、数学的思考
   と、ゼロ及びマイナスの概念が必要になる。

注*11 ことわっておくが、脳神経機械工学研究室
   の連中が神でないことは確かである。
    この表現は言葉のあやという奴だ。

注*12 『週刊用』の時は、本当に何も武器を持っ
   ていなかった──という裏事情がここに隠さ
   れている。

注*13 一九九九年。恐怖の大王ははたして地球に
   来るのだろうか…つまり、ノストラダムスの
   大予言。

注*14 ストリートファイター。

注*15 ちなみに、ジャイアント馬場さんの身長は
   二○九センチ。一也君が小さいと言うことも
   あるのですが、R‐0とエネミーの身長差は、
   非常にあります。
   (すぐ後にその理由は出てくるけれど、決し
   て後付けではない。違うんだってば!)

注*16 かといって私に言われても困る。
    しかし、どうしてアニメや漫画の宇宙生命
   体って、地球の巨大ロボに合わせた大きさで
   現れてくれるのか、もの凄く幼心にも不思議
   だったんだよなぁ。

注*17 ガンダムもそうだが、なぜ巨大ロボットの
   手はあんなに強度が高いのだろう。マジンガ
   ーZなんかロケットパンチが必殺技だし…著
   者の知る限りでは、手がもろいロボットもの
   は機動警察パトレイバーくらいしか思い当た
   らない。(そういえば機動戦艦ナデシコのエ
   ステバリスにはプロテクターがついてたな)

注*18 格闘ゲームや、アニメーション等の見過ぎ
   で、最近の若いモンは自分は喧嘩が強いと思
   っているようだ。全くなってないッ!
    いつかギャフンと(死語)いわせてやる。
    と、思ってるんだが、誰も私に喧嘩を売っ
   てこない…かかってきなさい!(来ないに越
   したことはないが)

注*19 週刊用では、横浜グランドインターコンチ
   ネンタルホテルとパシフィコ横浜はどう違う
   のかわからなかったのですが、調べてきまし
   た。
    それで、結局正解は横浜〜でした。
    あのナイフのような建物の方が横浜〜なん
   ですね。
    ちなみに、劇中の九七年三月一九日には、
   まだクィーンズクウエアは出来ていませんで
   した。ですから、R‐0の劇中では、クィー
   ンズスクエアはこのときに破壊されたまま出
   てきません。(お金かかってるのにね)

注*20 残念ながら、現在は取り壊されてしまってあ
   りません。劇中では、まだあったんですけどね。
   (「R‐0が壊したんだ!」と言うネタで、ち
   ょっと盛り上がったりもしたな)

注*21 降りてきたところの表現あまりよろしくない
   ので、本文ではなく、砕けて書ける脚注で説明
   をする。(卑怯である)
    あのナイフのような建物の所から、国際通り
   に沿って、綺麗なタイル張りの通路があるのを
   ご存じですか?(地方の人にはわからないだろ
   うなぁ…あるんですよ)本文でも触れているよ
   うに、ビル一階分ほど高くなっている通路の事
   なんですね。
    R‐0は首の後ろにコックピットの入り口が
   あるので、一也君はR‐0を国際大通りに座ら
   せて、その通路の所にR‐0を寄りかからせて
   降りたと言うわけですね。
    以上、説明終わり。
   (ああ、なんて回りくどい説明)

注*22 シリアスっぽく教授は言っているが、つま
   るところ、七十年代のロボットアニメ等に登
   場する敵はなぜかやられると爆発してくれる
   が、(ナントカ獣っていう生物なのに…)九
   十年代のアニメ等に出てくる敵は、グロデス
   クに血を流してやられることが多いというこ
   とである。
    新世機動戦記R‐0では、初期コンセプト
   の『リアルなSF設定と馬鹿げたストーリー
   展開』という初期コンセプトののもと、時代
   とリアルさを反映してグロデスクにやられる
   方を取りました。反論等のご意見は基本的に
   受け付けません。パクリだ。という意見は、
   R‐0の存在意義をわかっていないという台
   詞で一蹴することとする。(卑怯である)
   (復刻版コンセプトは『馬鹿げたストーリー
   展開とお約束の乱発』なので変えてもよかっ
   たんだが)

注*23 伏せ字になってない…
   しかも、週刊時には、結構タイムリーなネ
   タであった。(ペルー、日本大使館占拠事件
   のコト)


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