さてさて、今日のベンチメンバー。
リジェルさんのお友達、トライスさんがはじめてベンチに遊びに来たので、それじゃあとレベル上げにフェイヨン森へと向かいました。
エルダーウィローを狩っていたら、ぽろり。
モンスターを召還できる、古木の枝です。
つか、
スピットいないし。*1
たまには真面目にレベル上げなのです。
たまにはレベル上げ?
Trice:「これは何です?
と、マジシャンのトライスさん。
rukino:「使うと、モンスターが出てくるアイテム。
putiLeona:「えーだー。
merrow:「トライスさん、武器は+9スチレットをお貸しすればよろしいですか?
Rove:「殴りなら、スチでいいかと。
*2
付加情報、トライスさん=
殴りマジ。
Trice:「スチ?
Ridgel:「あー、かたじけない…ほら、トライス、お礼を言うように。
Trice:「ありがとー。
rukino:「メロウさんは、フリアイさんの義理のおねーさーん。
putiLeona:「
説明的な台詞だね、ルキノ。
付加情報と言ってください。*3
ともあれ、古木の枝を手に入れた一行。
リジェルさんが言いました。
Ridgel:「ここはひとつ、ロブさんに枝を使って貰って、派手に暴れましょうか。
古木の枝は、使用者のレベルが高いと、高レベルのモンスターが出ると言われています。
Ridgel:「
プロボック係りもあきたし。
rukino:putiLeona:「それが本音。
Ridgel:「ぷちもトライスも、離れなさい。
rukino:「私の後ろに。
Trice:「はーい。
putiLeona:「わくわく。
Ridgel:「勝てないわな!?*5
Rove:「うむ…
そして、ロブは手にした古木の枝を振るいます。
Ridgel:「なんと強い深淵の騎士!
putiLeona:「ありんこの騎士ー。
merrow:「かーとれぼりゅーしょん!!
Ridgel:「商人強いなぁ。
rukino:「強すぎー。*6
そんなこんなで、レベル上げのために一行は狩りを続けます。
小一時間ばかりも狩りをすると、トライスさんのレベルも20になりました。
rukino:「おめめー。
putiLeona:「おめー。
Trice:「ありー。
Ridgel:「さて…
と、リジェルさん。
Ridgel:「そろそろ時間もいいころですし、あがりますか。
ぽこぽこ、暇つぶしにエルダーウィローを殴っていたルキノとぷちが振り返ります。
Ridgel:「それとも…
Ridgel:「フェイヨンダンジョン、よってく?
Ridgel:「(悪魔のささやき。
即断即決。
即実行。
Ridgel:「フェイDの敵は、トライスにはつらいか。
rukino:「そだねー。
Rove:「よし、トライスさん!魔法だ!!
Trice:「はいっ!
Trice:「コールドボルト、Lv5!!
rukino:「なんか…
rukino:「昔の誰かを見ているようだ。
Ridgel:「それは、言ってはなりませぬぞー!!
rukino:「はっ!そーだ!! なんで私がそんなこと知ってるんだ!?*7
putiLeona:「中の人…
rukino:「中の人などいない。
そして3F前。
Ridgel:「では、ちょっと偵察に…
rukino:「ん?
Rove:「はい?
putiLeona:「なに?
Trice:「?
仕様です。
rukino:「いあー、フェイじゃー、そうそう死なないよー。
putiLeona:「そういえば、ルキノ、死んでない。
Ridgel:「そういえば…
Rove:「そろそろ?
rukino:「へっぽこ緑おぢちゃんと、一緒にするなー!
Trice:「あー、奥から、青いキョンシーがきた。
Ridgel:「あれは、キョンシーではなく、ボンゴン!*8
rukino:「勝負だー!
だっと、ルキノはボンゴンに戦いを挑むべく…
Ridgel:「あれ?
Rove:「家系か…
Trice:「あ、いつの間にかレベル上がった。
putiLeona:「おめー。
Ridgel:「おお、おめでとう。
rukino:「…経験値−1%。
今日も真面目に、レベル下げ。
*1 レベル上げに、spitがいるわけがないじゃないですか!
*2 スチ。スチレットのこと。+9というのは、精錬の数値。大きいほど強い。
*3 登場人物、増えまくりですな。
*4 プロボック。モンスターを挑発して、攻撃させるスキル。これで敵のタゲとりをし、トライスさんが殴るという仕組み。
*5 深淵の騎士。最強クラスのザコ。
*6 アリは弱い。そして、カートレボリューションは商人の追加スキル。後ろにひいているカートを投げつけるスキル。カートが重いと強い。
*7 詳しくは、第13話、「いざ、ツアー!」参照。つか、懐かしい話だ…
*8 ボンゴンとムナックは、見た目キョンシー。青いのがボンゴン。赤いのがムナック。