Ridgel:「
うわー…
言うな。*1
spit:「それは、俺たちがこれから、極東の国、天津というところへ行く話?
Ridgel:「ですよ。
spit:「うむ…けっして…
spit:「日記の
掲載日のことではないよな!?
Ridgel:「難しいことは、わかりません。
putiLeona:「ミドカルドは、くりすます〜。
spit:「言うんじゃねぇ!!
そんなわけで、一行は、新しく開かれた、極東にある国、天津を目指します。
*2
ともあれ、一行はワープポータルに乗って、極東の国、天津へとやってきました。
spit:「こ、これが、『和』というものかっ!!
Ridgel:「サムライに!サムライになりたいのです!!
Zeruk:「城!お城というのは、どこにあるのですか!!
速くもベンチメンバー、噂に聞いていた通りの、東国の一風変わった町並みや人々の服装に、ノリノリです。
*3
appi:「それでは、まずは、お城観光に行きましょう。
と、アピ。
Furiae:「ミドカルドの冒険者たちがたくさん来てますから、迷子にならないようにー。
フリアイさんが言います。
spit:「おおおっ、橋が、木でできてるぞ!
Sylphienne:「石でなくて、平気なのでしょうか…
Zeruk:「城はどこだー!
appi:「みなさーん、あちらに見えますのが…
appi:「お城です。
spit:「
おおー。
おのぼりさん。
Furiae:「お城に入って、左手のところに池がありますので、そこでベンチのみなさんは、一度集合をお願いします。
appi:「スピさん、聞いてましたかー?
spit:「ほーい。
と、大人数でやってきたベンチメンバー。
お城に入って左手にある、池の前にいったん集まります。
spit:「…なぁ。
集まった皆がわいわいやっている中、スピットは言いました。
luvas:「テメーが言うな!
spit:「EP3.0
初登場が、その姿かよ!!
*4
luvas:「オメーなんて、いつもそのツラで登場してる事が、犯罪だね。
spit:「よーし、テメー、いっぺん死ねや。
luvas:「上等だ!
spit:「やったるわ!
Furiae:「他国のお城の中で、もめ事はご遠慮下さい。
Ridgel:「国際問題に発展しますよ?
入国できたこと自体が、国際問題な気もしますが。
*5
appi:「そういえば…
と、アピ。
appi:「国際問題といえば、この城の城主の方のおばぁさんが、病気で、困っていらっしゃるそうです。
spit:「ん?
luvas:「なぬ?
とっくみあいをしていた二人は、ぴたりと手を止めて、アピを見ました。
appi:「どうかしましたか?
spit:「…いや。
spit:luvas:「それって、解決したりしたら、
莫大な恩賞金が貰えたり…
appi:「それはわかりませんが…
アピは苦笑しながら言いました。
appi:「ミドカルドのみなさんなら、この国よりも進んだ医学で、なんとかしていただけるのではないかというような事を、仰っていましたが…
spit:「
ほう…
そんなこんなで、城主のおばあさんの家にやってきました。
DreamBreaker:「ようこそ、私の屋敷へ。
spit:「ゼルク。
Zeruk:「プリッツビート!!
DreamBreaker:「ぎゃあああぁぁぁ!?
spit:「よし。
spit:「
病は呪いだ。これで収まった。
appi:「収まらないと思います。
spit:「えー。
DreamBreaker:「台詞あるの、初めてな気がする割には、扱いがずさんだな…
*6
luvas:「俺なんて、EP3.0初登場の、レギュラーメンバーだぞ?
*7
spit:「うるせぇよ。
appi:「それで、こちらのおばあさんが、ご病気らしいのです。
spit:「ほう。
と、スピットはそのおばあさんに近づいて、
spit:「西の国の
偉大な魔導師が、問診に来ました。
luvas:「あおさん。
aoiruka:「スピアスタブ!!
spit:「ぎゃあああぁぁ!?
ともあれ。
スピットとラバは、おばあさんに話しかけてみました。
spit:「おーい、ばーさん。
luvas:「なんでも、病気とか…
「
キィェェェェェェェェェェェェェェェ!!
spit:luvas:「
ぎゃあああぁぁ!?
その悲鳴をパーティメンバーだけが聞こえる電波に聞いていた、「おばあさんの病気」の本当の事を知っている他の仲間たちは…
Ridgel:「あー、飛びましたね。
putiLeona:「おぢちゃんじゃ、お祓いできないかと。
Furiae:「まー、お茶でも飲んで、ゆっくり待ちましょう。
makie:「ですねー。
Kagetsuki:「団子でも食べて、待ってるわ。
一方そのころ、スピットたちはというと…
ばばぁに気合い一発すっとばされて、城主に直談判しようと、城に乗り込んでいました。
spit:「てめー、城主ー!!
spit:「…
Zeruk:「…
spit:「
頭にのってるの、何?
Zeruk:「きっと、あそこから、矢が出るんですよ!
kenon:「大砲になってるって噂ですよ…
Grill:「マジ!?
spit:「すげぇ!?
天津には、不思議がいっぱいです。
Ridgel:「あれです、スピさん。
と、電波でリジェルさんの声。
Ridgel:「おばあさんの病気の原因を探るためには、まずは、町にでて、少年に話を聞くのですよ。
spit:「ほー。
spit:「何で知ってるの?
Ridgel:「それは、このクエスト、もう私はクリアしましたから…
spit:「じゃあ…
spit:「
なんでばばぁは治ってないの?
Ridgel:「天津には、
不思議がいっぱいなのです。
不思議は不思議として置いておいて。
天津の町に出て、
神の声の言うとおり、一行は少年を探します。
程なくして、町の中で少年を見つけ…
Ridgel:「どこのタイガースですか。
spit:「んで、次は誰?
Ridgel:「その近くにいる、女の子に…
spit:「ああ、こいつか。
spit:「ガキゃぁ、キライだ。
Zeruk:「えっ!?
luvas:「自分がガキだからな。
spit:「うるせぇよ、ところで、お嬢ちゃん、ちょっと話を聞きたいんだが…
spit:「
かなりマテ!?
luvas:「サーイテー。
Zeruk:「ですねー。
spit:「俺か!?俺なのか!?
appi:「スピさん…
ともあれ、少年と少女から得た情報によると、町のはずれにある神社にいるタケフミという人が何か知っているかもしれないとのこと。
一行は、町はずれの神社に向かいます。
Ridgel:「ここから先は、モンスターが出ますので、護衛しましょう。
spit:「そいつぁ、助かる。
Ridgel:「では、神社に…
Ridgel:「
巫女に会いに。
spit:luvas:「
ナンデスト!?
そんなわけで、
道中省略。
Ridgel:「護衛の活躍なし!?
spit:「巫女ー!!
と、神社に飛び込んで、スピットは…
spit:「
読まれてる!?
appi:「スピさん…
spit:「あー、そうだそうだ。タケフミとやら。
くるり。
振り向いて、スピットは本題に入ります。
spit:「石田城主のばーさんが…以下略。
luvas:「はしょりまくりだな。
「ああ、あれは、狐の呪いだね。
と、タケフミくんが言います。
spit:「…やっぱり、呪いだったのか。
luvas:「オメーのでまかせも、当たるモンだな。
「あれは、狐憑きといって…以下略。
spit:「よし、ありがとう。
appi:「タケフミさんも、はしょりまくりですね。
luvas:「つまり、あのばばぁについている狐よりも、つえぇ気合いを見せてやればいいわけだな。
うむと、ラバは腕を組みながら言いました。
Zeruk:「…以下略で、よくわわりますね…
luvas:「慣れろ。もしくは、心を読め。
spit:「とっころで、巫女のお嬢さん〜。
luvas:「よし、行くぞ、馬鹿スピ。
spit:「ああっ、テメェ、離せ!!巫女が、巫女がッ!!
appi:「それでは、石田城主のおばあさんのお屋敷に戻りまーす。
*8
spit:「…ち。
luvas:「よーし、んじゃあ、いっちょ、気合いを入れて、狐を追い出すか。
spit:「まー、しかたねぇ。軽くひねってやるか。
と、スピットはおばあさんに近づいて、
spit:「おい、ばーさん…
spit:「
ハアァァァァァァァ!!
spit:「
ぎゃあああぁぁぁぁぁぁ!?
Ridgel:「あー、飛びましたね。
Furiae:「盛大に飛んでいるようですね。
spit:「てめぇ、ババァ!!
DreamBreaker:「1回で成功する人もいれば、何回もかかる人もいます。
屋敷に飛び込んでくると、スピットはおばあさんに駆け寄り、
spit:「
ハアァァァァァァァ!!
makie:「やや、もう団子が!?
putiLeona:「おかわりおねがいしまーす。
spit:「
ばばぁ、殺す。
Ridgel:「スピさん、そのばーさんは、強敵です…
appi:「リジェルさんも、苦戦してらっしゃいましたね…
spit:「
ハアァァァァァァァ!!
spit:「お、おのれ…
Sylphienne:「うわぁん。
一緒にクエストを回っていた皆の中、狐を追い出せないのは、スピットとシルさんです。
Sylphienne:「みなさん、すごいです…
Zeruk:「シルさんは、なんていうか、『ハアァァァ!!』っていうより、『はあっ!』って、気弱な感じしますしね。
luvas:「うん。シルさんが狐を追い出せないのは、わかる。
Sylphienne:「あぅあぅ…
luvas:「しかし…
spit:「うるせぇよ…
スピットはラバをにらみつけます。
Sylphienne:「こ、今度こそっ!
そしてシルさんは、おばあさんに向かって、
Sylphienne:「はあぁっ!
と、おばあさんの身体の中から、
狐が!?
Sylphienne:「やりました〜。
luvas:「おめー。
Zeruk:「おめでとー。
Ridgel:「シルさん、おめでとう。
Sylphienne:「わーい、やりましたー。
spit:「
…
spit:「
ハアァァァァァァァ!!
spit:「
ぎゃああぁぁぁぁ…
そして…
チャット窓は見ない。
spit:「はぁはぁ…
spit:「うおおぉぉぉ! ついに、狐の呪いをうち破ったああぁぁ!!
appi:「おめでとうございます。
Sylphienne:「おめでとうです〜。
aoiruka:「よくやった!感動した!!
luvas:「…まぁ。
luvas:「
8回もやる奴はいねぇだろうが。
Zeruk:「俺なんて、1回でしたしね…
Ridgel:「私の記録、5回を越えるとは…流石はギルド、Ragnarokのマスター…
putiLeona:「ぱぱの、その記録もどうかと思うけど…
appi:「そして、城主の石田さんに報告すると、天津ダンジョンへの、通行手形を貰えます。
spit:「よし、城主に報告にいくぜ!野郎ども!!
よいしょと立ち上がる皆の中、ゼルクが言いました。
Zeruk:「しかし、シルさんは普通に何度もやっていて、『可愛そう』と思えますけど…
spit:「
ばっか!
スピットは怒って、言いました。
spit:「神社で巫女さんと話せなかったから、
気合いが入らなかったんだよ!!
appi:「…スピさん?
spit:「よし、
通行手形だったな。
ともあれ、一行の天津観光は、次回へと、続くのです。
makie:「あ、団子が!?
putiLeona:「おかわりくださーい。
Ridgel:「あ、あと、お酒をつけてください。
Furiae:「出番、少なかったなぁ…
Kagetsuki:「(もぐもぐ…んぐ!?
*9