studio Odyssey



永遠の難関を超えろ!





突然に始まり


 何故そんな話になったのかは、わかりません。


 多分、「どっか行くかー」くらいの、軽いノリだったのでしょう。


 それがまさか、あんな事になるとは…


永遠の難関を超えろ!


 そんなわけで、一行はプロンテラ北ダンジョンへとやってきました。

 ここは、古くは最強のモンスターがうごめく難所と言われていましたが、今となってはグラストヘイムの方がよっぽど危険で、訪れる人も少なくなった上の中レベルダンジョンです。

 少なくともこの時、皆、そう思っていました。*1

プロンテラ北ダンジョン


Ridgel:「2層に行くには、どう行くんでしたっけ?

spit:「しらん。
merrow:「じゃあ調べる?


aoiruka:↑↑↓↓←→←→


むしろ自爆するね




 どこのコナミコマンドだ。


 信じないように。*2



 ともあれ、一行は1層を抜け、難なく第2層へ。

Ridgel:「そう言えば、ここにはレイブルオマイという、強いクマーがいましたね。
spit:「ああ、そう言えば、そんなのも居たかも知れない。

Ridgel:「懐かしいなぁ。青熊いないかなぁ。*3

青色くまさん





 森の中で熊さんに出会った。



 とは言っても、一行を、たとえ青かろうとも、森のくまさん如きでは止められません。


 さくっと倒して、さくっと第3層へ。
ちーん


 さくっと死。


MilliaDream:「あら?
Sylphienne:「早速!?

aoiruka:「見事にBdSで漏電さんの方に飛ばした気もしますが…
Ridgel:「キノセイデス。

spit:「ヨクアルヨクアル。



 さて、気を取り直し、一行は右側の通路へと向かいます。



 そう。
 一行は、当たり前のように知っていました。




 右側がランダムワープであることを。


ちーん2




 はい、逝ったー。



Ridgel:「おや?
Sylphienne:「はぐれてしまいました。


 生き残り二名。

モンハウ

aoiruka:「漢リジェル再び?

spit:「いや、これは死ぬ死ぬ。
KENNY:「センセー、セーブがウンバラのままです。


 流石にバフォメットJrが8匹などという素敵モンハウ相手には、流石のリジェルさんも危険です。
 セーブがプロンテラの夢さんとメロウが戻り、救出部隊を編成することにしました。


spit:「地味に待つ。
KENNY:「ううぅ、すみません…
aoiruka:「(´・ω・`)



Ridgel:「救出チームと合流。
MilliaDream:「救助に向かいます。
merrow:「兄貴盾忘れたー。


 そして…

助けに来たぞ!



Ridgel:「うおおおお!?いるー!?

merrow:「おおぅ、速かった!
MilliaDream:「ごめ。







Ridgel:「ふー。

救出成功


 一挙制圧を終え、死体組も回収。

spit:「やれやれ、いきなりだったわい。
KENNY:「ですねぇ。


Ridgel:「ふむ。

BAP来たら、全滅でんがな!




 そこまで来たら、呪われてますな。



 と、そんなことを言っていると、本当に来そうな気がするのですが、そんなことはなく。
 一行は第3層探索を続ける事にします。


 ちなみに。


 このマップの出口はランダムワープです。


外さない漢



Ridgel:「悲鳴が!?
MilliaDream:「ランダムで別れて、1マップも動いていないのに。


spit:「これはあれか、運命か!?
KENNY:「そ、そんな!

速すぎだ…



 大当たりしまくり。


KENNY:「迷ったときは動くなという奴ですね。
spit:「そうかも知れん。


Ridgel:「ええと、皆、右上集合。そこから右で現場っぽ。
MilliaDream:「あそこか。




spit:「気長に待つ。



 歩いている時間より、寝ている時間の方が長いですな。


 マップで皆が移動するのを見ながら、救出待ちのスピットとケニーさん。

spit:「えー、現在の状況。


いるなぁ…



 誤字っちゃうくらい危険。



Ridgel:「そんなわけで、この右が現場です。皆さん、準備を。
MilliaDream:「最後の決戦ですね!
Ridgel:「うい。

 パーティ会話でで救出部隊の声が聞こえてきます。

Ridgel:「ふふふふ…



Ridgel:覚悟はよろしいか、各々方。


spit:「プロ北ダンジョン用決め台詞キター!!
Ridgel:「この先のマップが…



決め台詞と共に突っ込んでくる救出部隊!

Ridgel:地獄です!*4

 駆け込んで来る救出部隊。

 範囲攻撃の嵐で敵を蹴散らし、追いつめ、撃破します。


たたっ斬れ!



Ridgel:「撃破!
aoiruka:「任務完了。

spit:「救出大作戦だな。


 そして、夢さんはスピットとケニーさんをリザレクションで立ち上がらせると、言いました。

みっしょんこんぷりぃー


Ridgel:「いやぁ、実に恐ろしい所ですね。
spit:「全くだ。

merrow:「ケニーさん、戻ったらプロでセーブを忘れないようにしないと。
KENNY:「ですね。





aoiruka:「さて。
spit:「さて。

merrow:「って言うか。



本来の目的



merrow:「猿の尻尾を取りに来たのでは?
spit:「ああ、そうだっけ?
Ridgel:「もはや、何のために来たのか、さっぱり失念していました。


spit:「で。




spit:何に使うんだっけ? 猿の尻尾。







merrow:「…
Ridgel:「…
aoiruka:「…




spit:さて、帰るか。



 永遠の謎。*5


*1 それなりに皆、レベルが高くなってますからね。
*2 嘘です。
*3 青クマーこと、レイブルオルマイ。EP3.0「Ragnarokは強いのか?」で、ギルドダンジョンに潜ったときに戦っている。
*4 やはり、プロ北といえばこれか。
*5 本当に思い出せないのですが、何のために必要だったのでしょうか…