よく晴れた、夏のある日。
*1
ベンチには、たくさんの人たちが集まっていたのでした。
そこへ、しゅんっと姿を現したのは、いぬこと、すていぬ。
suteinu:「さー。
suteinu:「
おねーさんと一緒に、たいそうの時間だよー。
集まった、30人を越える皆が口々に言います。「何故!?」「/ショック」「チネ!!」
suteinu:「おっとー、まちがえますたー。
てへへと笑って、すていぬは皆に向かって、言ったのでした。
suteinu:「8.7ベンチイベントこと…
suteinu:「
spit、appiの結婚式が、はじまるよ〜。
appi:「何故、こそこそなのですか?
spit:「いや…なんか…
spit:「予想以上に集まってびっくりだ。
同感だ。
今日の結婚式は、出来るだけたくさんの人に出席して貰おうと、スピットとアピは、ずいぶん前からベンチ前の掲示板などで告知していたのでした。
*2
なので、ギルドのみんなやいつものベンチの皆など、集まって、きっと20人くらいになるかなぁと思っていたのですが…
30人以上います。
makie:「うーん…予想以上に、多かったですね…
spit:「うむ…
ちょいと帽子を直しながら、スピットはつぶやきました。
実は、今日の結婚式の司会進行、その他は、すべて槇恵さんに任せていたのでした。
*3
自分でやるのは「メンドクセ…」というのも、多々あったのでしょうが、「結婚式のプランを幹事に任せる風習」がある地方もあるという話を、ちょろっと婚礼用品売り場の職員に聞いて「コレダ!!」と思ったのでした。
アピも「槇恵さんなら、面白い結婚式になるかも知れません」と了承。
そんなわけで…
spit:「何人くらいだと思ってた?
makie:「20人くらいかと…
spit:「俺も俺も。
しかし、ベンチ前には30人以上が集まっています。
計画性、まるでナシな感じが、速くもステキです!
spit:「とりあえず、大聖堂で王様に結婚証明をして貰うのに、この人数で行ったら迷惑になるな。
makie:「ですね、先に、式場の方に移動する事にします。すていぬさーん。
suteinu:「ほいよー。みなさん、バスが出ますよ〜。
で。
がらんどう!?*4
appi:「えっと、結婚証明をして貰った後、みなさんの待つ式場に移動でいいんですよね?
ちょっと不安そうに、アピが聞きます。
spit:「んだ。
appi:「えっと…じゃあ、移動はすていぬさんに?
suteinu:「にやにや。
spit:「お前、先に大聖堂に行って、準備してろ、いぬ。
suteinu:「にやにや。
spit:「夕飯、抜きな。
suteinu:「行ってまいりまっス!!
速度増加をかけて、すていぬはダッシュで大聖堂へ。
そして…
ふたりきり。
appi:「…どきどきしています。
spit:「うむ…指輪もタキシードも、ちゃんとあったかな…
appi:「わ、私もちゃんと持っていたでしようか…
spit:「ゆ、指輪とタキシードがあればいいんだよな?
appi:「ありました大丈夫です。あ、あとお金ですね。
spit:「ん、お金もあるな…
appi:「…どきどきして来ました。
spit:「う…うむ…
なんか
こそばゆい会話ですね?
spit:「えーっと、大聖堂にいるっていう、結婚コンサルタントに話せば、いいのかな?
appi:「ですかね…
アピさん!?
spit:「そりゃ、俺もだ。
お前は死ねよ。
アピさん!?
spit:「な、なんとかなんべ…
お前は死刑な。
spit:「ん、んじゃ、そろっと行くか。
appi:「そ、そうしましょう。
会場に送った面々が、そろそろ準備が出来たとの連絡を受け、スピットとアピはぎこちなく並んで歩きながら、大聖堂へと向かったのでした。
suteinu:「むふ。
rukino:「ぴよ。
heppoko:「ぽよん。
木陰からこっそり頭を出して、三人はにやり。
rukino:「会場の準備は、おっけー?
suteinu:「おっけーのようであります!
rukino:「総員、準備おっけー?
heppoko:「おっけーのようであります!
suteinu:「むぬ。
rukino:「ふっふっふ…
heppoko:「今回の出番は、私たち、これで終わりですけどねー。
rukino:「それをいっちゃあ、おしまいだよ。へっぽこ。
suteinu:「いぬは、大聖堂から現地へのお仕事がありますが。
rukino:「って、速く行きなさいよ!?
suteinu:「うあぁぁ!? そうでありました!?
だっと大聖堂の方へ走っていくすていぬの背中を見送りながら、
rukino:「ふっふっふ…
ルキノはにやりと笑って言いました。
rukino:「その鐘の音が響くとき…
*5
こちら、大聖堂。
コンサルタントに、スピットとアピが話しかけています。
spit:「えーっと…結婚式の申し込みを…
appi:「あの…よろしいでしょうか?
コンサルタントの女性は、にっこりと笑いながら、ふたりに向かって言います。「結婚式を申し込むには、ベースレベル45以上、そして、男性がタキシードとダイヤの指輪と1,300,000z。女性がウェディングドレス、ヴェール、ダイヤの指輪と1,200,000zが必要です。準備はされていますか?」
spit:「ああ。一応、ちゃんと揃えてあるけど…
appi:「私も、揃えてあります。
「では、こちらの書類にサインをお願いします。あ、結婚されるお相手の名前を、正しく記入してくださいね。
spit:「正しく…
appi:「正しくですか…
appi:「えっと…
スピットはぽりぽりと頬を掻きながら、つぶやくようにして言いました。
spit:「まぁ、今更、名前間違えもしねぇよ…
*6
appi:「ですかね。
ちょっと笑って、ふたりはその書類にサインをしたのでした。
「おめでとうございます。
コンサルタントの女性は微笑みながら言いました。
「では、おふたりだけのパーティを組んで、奥におります、国王陛下の前へどうぞ。
spit:「あいよ。
ちょいと帽子を直し、スピットは大聖堂の奥に視線を走らせました。
敷き詰められた石の床の向こう、まっすぐに続く絨毯の向こう、大きなステンドグラスから、淡い光が差し込んでいます。
そしてその前には、ローブに身を包んだ、ルーンミドカルド王国の国王、トリスタン三世の姿がありました。
spit:「…いきますか。
appi:「はい。
ふたりは歩き出します。
パーティの名前は、今日も変わらず、『Prontera-Bench』
ただ、いつもとはちょっと違って、ふたりだけ。
「幸せな未来を夢見る若者よ。これからふたりで歩む人生が幸せであるよう、共に過ごす時が至宝となるよう、ふたりの時が永遠となるよう…
spit:「appi。
国王の問いに答えたスピットに、アピはどきっとして顔を上げました。
国王は静かに続けます。
その静かでありながら、強く響く声に、大聖堂にいた冒険者たちが、ふたりに向かって振り向き始めていました。
「新郎、spitよ。汝、その富めるときも貧しきときも、病めるときも健やかなるときも、appiを愛し、敬い、慰め、助け、その命の限り堅く節操を守ることを誓うか。
spit:「
…
appi:「…スピさん。
spit:「あ、誓います誓います。今のは軽いジョーク。
「うむ。では、新婦に問うてみよう…
*7
ゆっくりと振り向き、国王は言いました。
「新婦appiよ、汝に問う。汝、その富める時も、貧しき時も、病めるときも、健やかなる時もspitを愛し、敬い、慰め、助け、その命の限り堅く節操を守ることを誓うか。
appi:「はい。
小さくうなずいて返したアピに、国王もうなずきを返し、そして高らかに宣言しました。
「新郎spitと新婦appi、新たなる夫婦の誕生をここに祝福しよう!
大聖堂にいた皆が立ち上がり、祝いの言葉を口にします。
「おめー。
「おめでとー!!
「おしあわせにー!
appi:「ありがとうございます。
はにかみながら、アピはちょこんと頭を下げました。
「スピットくん。
国王に声をかけられ、スピットは「ん?」と振り向きました。
国王は軽く笑いながら言います。
「ギルドや、たまり場の仲間たちが、私よりも盛大な結婚式を開いてくれるという話だろう?早く行って、花嫁の綺麗な姿を、みせておやりなさい。
spit:「あー、そうだ。
ぽんと手を叩き、スピットは振り向きながら、大聖堂にいた冒険者たちに向かって言いました。
大聖堂の入り口近くで、すていぬが「はやくはやく!」とワープポータルを出して、手招きをしていました。
「彼が、貴殿の弟で、ギルドRagnarokのマスター、スピット殿か。
ワープポータルに消えていったふたりの背中を見ながら、国王はつぶやきます。
「あー…
国王の後ろ、台の影に座っていた翡翠色の髪の剣士が、軽く笑いながら返しました。
「できの悪い弟です。
「新婦の彼女が、アピさんか。
「ですね。うちの弟には、もったいないくらいの人です。
「仲間達との式は、カピトーリナ修道院でやると言っていたかな?
「だったと思いますけど…
「ふむ…
小さくうなずいて、国王は笑いました。
「私もひとつ、お祝いを送っておくとするか…
「いや…
翡翠髪の剣士は苦笑して言いました。
「やめといた方がいいんじゃないっスかね…
「結婚式には、つきものだと聞いているが…?
「…まぁ、間違いじゃないでしょうけど。
それもいいかと、翡翠髪の剣士は笑います。
国王のたくらみが、なんとなく、わかって。
makie:「えー、では。
カピトーリナ修道院。
*8
南の花壇に集まった皆の前で、槇恵さんが言いました。
makie:「新郎新婦の入場です!!
見守る皆の中から、歓声とそして、拍手が起こりました。
heriosu:「うわぁ…
Ridgel:「ぱぱらぱー。(結婚の曲
Zeruk:「アピ様、綺麗や…
mayumi:「あれ? スピたんがヴェールしてないよ?
Sylphienne:「ええっ!?
luvas:「スピット、帽子がぶかっこう。
karyo:「ハットとれよ…
luvas:「もはや、体の一部だな。
rekusureime:「スピさん、かっこ…いいですよ、うん。
Kagetsuki:「いや、むしろスピさんに似合ったら、タキシードに失礼。
あたたかい、仲間達の
お祝いの言葉が早くも。
そしてふたりは本日の神父、ぷちの前に立ちました。
makie:「では…
こほむと咳払いをして、
makie:「
ぴちさん、お願いします。
Ridgel:「そして、早速誤字かよ!?
Kagetsuki:「はこさんパワー!?
hako:「
私なのかー!?*9
さすが誤字神。
makie:「えー、気を取り直して…
spit:「まっきーだけだけどな。
makie:「ぷちさん、お願いします。
ぺこりと頭を下げ、槇恵さんはちょっと下がります。そしてかわりに、ぷちが一歩前へと踏みだし、小さく咳払いをしてから、言いました。
heriosu:「マテ。
spit:「チネ。
Ridgel:「こら、ぷち。
putiLeona:「こほんっ。
"hayate":「---再開---
makie:「真面目にお願いしますよ、ぷちさん。
putiLeona:「ここからはちゃんとします。えー…
ゆっくりと聖書を開きながら、ぷちは言いました。
putiLeona:「新郎spit、新婦appiの式を執り行うために、この地へ舞い降りてまいりました、私、ぷちれおなが神父を務めさせて頂きます。
そんな神の代行者。
ぷちは続けます。
putiLeona:「本来ならば、ここで聖書の朗読となるのですが…
マテ、新郎。
ぱたんと聖書を閉じて、ぷち。
putiLeona:「興味のある方はコリント1−13章で、
くぐれ。*10
なんだか、とってもステキな結婚式です。
putiLeona:「たくさんの冒険者の中、めぐりあったこのお二人…
閉じた聖書に手を載せたまま、ぷちはそっと続けました。
putiLeona:「これまで以上の困難や試練を乗り越え、笑いと愛に満ちた幸せな家庭を築かれる事を祈っております。
ちなみに。
本日の結婚式は
基本的にオープンチャットなので、周りの会話も合わせてお楽しみください。
putiLeona:「新郎、spit。
spit:「
ん?
「はい」って応えろよ!?
putiLeona:「汝このappiを娶り、妻とし、健やかなる時も、病める時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け…
はい、
お約束。
rekusureime:「キター!!
heriosu:「やっぱきた!?
ribbean:「釘刺されたー!?
Eleison:「ナンパから浮気に!
Sylphienne:「ぁぅ…
putiLeona:「その運命の限り、固く節操を守ることを誓いますか。
jeyad:「ムリだね。
Ridgel:「(無理だよなぁ…
luvas:「むりだなぁー。
Kagetsuki:「無理だな。
heriosu:「ヾノ´ω`)ムリムリ
そして、皆が見守る中、スピットは…
Tyuram:「Σ(´Д`;)
hako:「えええっ!?
Zeruk:「舌打ちしてるー!?
heriosu:「いや、これはただのためらい!?
spit:「
誓う。
ぽそりと言ったスピットの声を受けて、ぷちが皆に向かって言いました。
putiLeona:「
みなさんsavechatを!
誰もがsavechatと打つよりも早く!!
Zeruk:「予定ー!?
maki:「予定!?
Kagetsuki:「なんだってー!(AAry
jeyad:「未定なんだ。
Nill Gram:「(開き直ってますな)
Harusame「予定ってなんだおいー。
hako:「決定っていえー!
maki:「カエレー。
appi:「
?
疑問符が出るよりも早く!!
putiLeona:「神はみてますよ?
そう言って、ぷちはアピに向き直りました。
putiLeona:「新婦、appi。
appi:「はい。
putiLeona:「汝このspitに嫁ぎ、夫とし、健やかなる時も、病める時も、これを愛し…
putiLeona:「
健やかなる時も、病める時も、これを愛し
rekusureime:「二回っ!?
Zeruk:「あぁ、念を押してるのですよ。
Harusame「ミスッたな。
karyo:「そこ、つっこむな。
putiLeona:「キニスルナ。
では、
二爆をご堪能ください。
putiLeona:「これを尊び、これを慰め、これに付き従い…
三爆目。
spit:「(念を押すとこなのか…
heriosu:「いまのはネタかな。
putiLeona:「どうようしたじゃんか!
Kagetsuki:「いや…はこさんのせい…
brid:「誤字フィールドか…
hako:「か、かみはここにいるっ!
*11
あやかりたくはない、
誤字神ですが。
こほむと咳払いをして、ぷちは気を取り直し、アピに向かって言いました。
putiLeona:「これを尊び、これを慰め、これに付き従い、夫をうまくコントロールしつつ、その運命を信じ、固く節操を守ることを誓いますか。
即答しましたが、みなさんは…
putiLeona:「アピさん、先ナムです。
Ridgel:「えぇえええ。
luvas:「アピ、やめるなら、今だ。
karyo:「やめとけ。
heriosu:「しんぷを よこせ! おれは かみに なるんだ!
ribbean:「[>ころしてでも うばいとる
jeyad:「[>殺してでも 奪い取る。
Kagetsuki:「ガラハドかよ。
*12
appi:「大丈夫ですよ。
皆の声に、アピは軽く笑っていました。
putiLeona:「えー、では、この誓いの言葉を、指輪に込め、交換を。
何事もなかったように、ぷちは続けます。
スピットはごそごそと道具袋の中から、指輪を取り出しました。
国王から、結婚証明として結婚指輪を貰ってはいましたが、この指輪は自分以外は持つ事が出来ないという魔法がかけられていました。なので、スピットはいつも持ってる銀の指輪を、道具袋の中から取り出したのでした。
spit:「あ…
ぽつり、周りの誰にも聞こえないようにつぶやいたスピットに、アピは小首を傾げます。
appi:「どうしました?
spit:「そーいや、この銀の指輪…もともとは、アピに貰ったものだっけか。
ふと、思い出します。
そういえば、この指輪は以前、ベンチのみんながスピットとアピを結婚させてやろうと画策した騒動の後、アピがスピットにくれたものでした。
*13
spit:「ずいぶんと長い時間がかかっちゃったけど…
そう言って、スピットはアピの左手を取り、その薬指に銀の指輪をそっとはめたのでした。
appi:「スピさん…
spit:「ん?
appi:「あの…
アピはちょっとうつむいて、言いました。
appi:「指輪なのですが…
spit:「指輪がどうか?
appi:「あの、スピさん用の指輪なのですが…
appi:「
全種類あるのですが、どれにしましょう?
spit:「どれでもいいよ。
ちょっと苦笑して言ったスピットに、アピは「では…」と、金の指輪をその薬指にはめたのでした。
新郎が新婦へ、銀の指輪。
新婦が新郎へ、金の指輪。
それを見て、ギャラリー。
maki:「えええ。
rekusureime:「新婦が金で新郎が銀?
Eleison:「死んでも(ryじゃないのかー。
hako:「新郎の方が安いぞ。すぴさま、甲斐性なしー!?
karyo:「前々からわかってた。
Ridgel:「人望あるんだか無いんだかわからないなー。
heriosu:「なんかぼろくそにいわれてますね…
appi:「銀にした方がよかったでしょうか?
spit:「これはこれでいい。
こっそりと、スピットはアピに向かって言いました。
putiLeona:「えー…では…
こほむとぷちが咳払いをするのと同時に、しんっと、皆が水を打ったように静まりかえりました。
そしてその静寂の中、ぷちは言いました。
putiLeona:「それでは…
putiLeona:「
誓いのキスを。(〃∇〃)
ぷちがエンジェラスを唱えます。
そして、鐘の音が、高らかに響き渡りました。
あってねぇ。
spit:「あれ?
hulltours:「待て。
ruka:「逆!?
Ridgel:「ずれてなかったか?
Harusame「ちょっとまったー!?
Kagetsuki:「逆だ!
hulltours:「やり直しを要求する。
ribbean:「もういっかいだー!
putiLeona:「えー…では…
putiLeona:「
誓いのキスを。(〃∇〃)
何事もなかったように、リピート。
ぷちがエンジェラスを唱えます。
が。
お察し下さい。
Zeruk:「スピ様ー!?
karyo:「女だけにさせるなんて最低。
maki:「チネ。
kenon:「…
Ridgel:「じゃ、帰ろうか皆。
Kagetsuki:「先よりも、今もうすでに思いやられてます…
正解。
spit:「まぁ…
ぽりぽりとスピットは頬を掻きながら、言いました。
Kagetsuki:「マテコラ。
Eleison:「チネー。
ribbean:「ちょぉまて。
makie:「そっちか!?
Ridgel:「まぁ、スピットさんらしいか…
rekusureime:「えろー。
heriosu:「夜かYO!
mayumi:「こんやはおたのしみですね。
luvas:「夜があついよー。
ribbean:「初夜か!
Zeruk:「ラグナロクは全年齢対象ですー!?
Harusame「いっぺん逝ってこおおおおおおおい!
appi:「あははは…
アピはちょっと苦笑です。
ぷちは気を取り直し、続けます。
putiLeona:「この結婚に異議のある者今申し出なさい。
Ridgel:「異議あり!!
putiLeona:「パパがバッシュで口封じを…
putiLeona:Ridgel:「
あ。
Ridgel:「しまった、パパが異議を出してしまった!?
Sylphienne:「リジェルさん!?
maki:「素敵。
makie:「自分にバッシュ。
putiLeona:「パパ…(;´д`)
Ridgel:「アメリカンジョークさ。HAHAHAHA。
Kagetsuki:「しかし、コレ、ホントに結婚式か?
Ridgel:「HAHAHA。何事もなかったように続けてください。
putiLeona:「それでは、ここにお二人の結婚を宣言します。
putiLeona:「どうかお二人は共に愛し合い、許しあい、重荷を分かち合って、いかなる試練をも乗り越えてください。
ぷちが言い終えると、皆の間から、声があがりました。
hako:「おめでとうございますー!
maki:「おめー。
Sylphienne:「おめでとうございます。
heriosu:「おめでとー。
ribbean:「おめでとう〜!
rekusureime:「おめでとうございますー。
Ridgel:「おめでとう!!お幸せに!!
makie:「おめでとう〜。
NERV:「おめれとー。
mayumi:「おめでとー。
pantalone:「おめめー。
Eleison:「おめでたー。
zankahyo:「おめです〜。
"hayate":「おめでとう。
hulltours:「おめでとうございまし『た』
hako:「Σ
fuyutuki:「過去形の方が…
Harusame「た!?
Kagetsuki:「た かよ!
maki:「おめでとうございます『?』
heriosu:「なむ。
Kagetsuki:「お疲れ様でした と言うべきなのか?
rekusureime:「お疲れさまでしょう。
maki:「おめでたです。
mayumi:「できちゃった婚?
ribbean:「出来ちゃった婚だ…
putiLeona:「神と参列者の皆様の祝福のもと、永遠に守られますように。
putiLeona:「アーメン。
いろんな意味で。
次回に続く。
*14