studio Odyssey



「俺に敗北の二文字はない」


spit:「よし、じゃあ、勝負だな。


何か言ってますよ。



 理由はともあれ、何故勝負になったのかは、予想が付きそうなものです。*1

 

「俺に敗北の二文字はない」

 そんなこんなで、一向はアルベルタPvPへ。

一人目だっただけです。




 意味はないです。


 さて、アルベルタの船の上に集まったベンチ一向。
 今日は突発仲間内大げんか祭りです。

spit:「えー、まぁ、要するに。

 スピットは帽子を直しながら言いました。



spit:「そこのショボイのをみんなでタコ殴りにする祭りです。



luvas:ショボいうな!

開始しますよー。

spit:「さー、やるぞー。
luvas:「聞いてねぇし!

spit:「うるせぇよ、ショボコソ。
luvas:「アサシンだし!

spit:「細かい奴め…
luvas:「細かくない。

spit:「器の小さい奴め…
luvas:「オメーにいわれたくねー。




卑怯くせぇ!?



 器ちっさ!?




spit:「それはともかく、だ。
Favnir:「当たってないし。
KENNY:「当たりませんでしたし。

spit:「ともかく。だ。


本日のメインイベントー。


 いきなりメインイベントですが、単にここに来たのがケンゴvsラバを見るためだったりするので、些細な事です。




spit:「では、カウントを取ります。5…4…

 ごくり、皆が唾を飲む中、

5、4、5…?



素だ!?




 素で。*2


spit:「で、では、気を取り直して…れでぃ…ごー!!


kengo:「お命、ちょうだいー!
luvas:「無駄なことよー!!



これぞ、ショボコソ戦法ッ!!


luvas:ハイディング!!



 だからショボっていわれるんだよ。



kengo:「…
luvas:「グリムトゥース!! グリムトゥース!!



kengo:「…




故にショボコソッ!!



 これぞ、ショボラバの真価。


spit:「出てきて戦え!
KENNY:「ショボからもっと格下げになりますよ!
spit:「つまんねーぞ、金返せ!
quino:「金払ってないし。


luvas:「ち…しかたねぇ。勝負してやるか…


 ぱっと、ラバはハイディングをとくと…




ボコボコかよ!?




 えー。






ちーん。



 すみません、速すぎてこの間の撮影が間に合いませんでした…*3



luvas:「な、なぜだぁぁぁぁぁぁぁあああ!?


spit:「ちなみに、いいことを教えてやろう、ラバ。おい、ケンゴ。
kengo:「はい?



spit:「お前、レベルいくつだ?


70いってない。



 レベル的にはラバ>ケンゴ。


 実力的にはケンゴ>ラバ。




luvas:「違う、俺は負けてない。
spit:「あー、はいはい。

 倒れたままのラバに、見ていた観客のモンクさんがイグ葉でリザレクションをかけました。

luvas:「そう、俺は負けてない!


 と、立ち上がるラバ。


spit:「あー、はいはい。


ショボコソは2度死ぬ。



 リザキル。*4



luvas:「てめぇぇぇぇぇぇええええ!?
spit:「あー、はいはい。



 はてさて、ラバをかっ飛ばした船上では、見守っていた人たちで乱戦祭りです。
 適当に近くにいる人を殴ってみたり、逆に殴り返されてみたり…


 と、そんな中。



気持ちで負けたら、負けだからね!


spit:「何か、ラバの声が聞こえた気がするな。
luvas:「バカ、わかってねーな。








めちゃくちゃ本気だったじゃん!?




 何処が!?


luvas:「バカ、俺の完璧な作戦は、実はまだ出してねーんだよ。あれはあくまで、前哨戦。

spit:「ああ、確かにハイドからグリムというのは…


お前って奴は…



 すげぇ、ファンサービス!?*5


luvas:「ケンゴ、もう一度だ。
kengo:「えー、いいっすけどー。
luvas:「スピ、カウント頼む。

spit:「しかたねーな、見届けてやろう。




さすがショボ様!



 見所は変わってない。



spit:「れでぃ…ごー!!



kengo:「再び、お命頂戴ー!
luvas:「いくぞ!今、最強のッ…!!



えー。


luvas:「いんべな…アレ?

kengo:


 すみません、速すぎて…



luvas:「…あれ?


はやすぎー。



luvas:「ケンゴのはずだ…


spit:「その脳は多分…



間違いない。


luvas:「イカレてるっていうな! お前の脳ほどじゃねー!!

spit:「何を、このショボが!!
luvas:「んだと、このへっぽこが!!

spit:「キノ!!
quino:「あい?



spit:やっちゃいなさい!!


 お前がやれよ。


quino:「えー…
luvas:「ふ…女の子に負けるような俺ではないぜ…



spit:「あ、そう?



すごい戦い。


quino:「えー。


アサシン(男)vsアサシン(女)


luvas:「オレに敗北の二文字はない。

quino:「さすがに二人いると…
spit:「まぁ、がんばれ。


luvas:「行くぜ、キノー!!
kengo:「うりゃあああああ!


spit:「まぁ、がんばれ。





spit:男の子。


クリティカル乱舞!



 果たして、勝敗はッ!?




なむなむ…



 男の子、がんばった!


quino:「ふー。



 勝ててないけど!!







luvas:「アレだ、ほら。
spit:「なんだ、ショボ。

luvas:「ショボいうな。

spit:「で、なんだ?
luvas:「そう、ケンゴ、+8TCJとか持ってるだろ。アレ、ダメだ。アレ反則。
spit:「武器のせいかよ。
luvas:「純粋に拳のみで戦ってこそだろ。
spit:「開始早々、ハイディングした奴の台詞とは思えんな。
luvas:「と、いうわけで、拳で勝負だ、ケンゴ!!
kengo:「えー。



なむい…



spit:「うっわー、両方、あたらねぇし。
quino:「というか、互角だし…


kengo:「あたらねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
luvas:「しねしねしねー!


 レベル的にはラバ>ケンゴ。



spit:「あー、今日も平和に日が暮れるなぁ…
KENNY:「ですねぇ…







お。


spit:「お、ショボが勝った。


luvas:「勝ったぞー!!

quino:「まぁ、レベル的には。
KENNY:「長い戦いでしたけどね。



luvas:「よし、ケンゴ、覚えているな。
kengo:「はい?


ん?




luvas:オレが勝ったら、TCJくれるという約束。*6



 二回負けたけどな!!


luvas:「ナレーション、わかってねーよ。オレは勝ったらと言ったのであって、そもそも何回目とか、いってねーし。だから、くれ。ケンゴ。


都合のいい奴め。





 むしろ、ショボ。

 

*1 主にノリ。
*2 何故間違えたのか、わからない。
*3 まさに瞬殺。
*4 生き返った瞬間はHPがほとんどないので、こづくと死ぬ。
*5 さすがですよ、ショボ様!
*6 TCJ。トリプルクリティカルジュル。クリティカルの出やすくなるジュルという武器。結構高価。