たまごと聖杯
- GM
- :って訳で、前回の終わりの話。
さて、前回の冒険の最後、君らは黄金の聖杯とたまごを手に入れた。詳しくは、前回の冒険を読んでくださいっと。
そんなわけで、初のお宝を手に、君らは凱旋した訳だ。ここはアローネ。深い緑の森に囲まれた街。
- タクト
- :これとミントを売るんでしょ。(笑)
- GM
- :売るのか。(笑)
ま、とりあえず、戻って来たところで、経験点をあげよう。
一人、1300点だ。
- フィス
- :おぉ!\1300?
- GM
- :円じゃないよ。経験点。誰か、レベルとかあげるかな?
- タクト
- :ファイターが3Lvになった。以上。
- GM
- :あいよ。残りは幾つ
- タクト
- :のこり経験点700。
- GM
- :タクトの追加ダメージがすごいなぁ。
- タクト
- :攻撃が当たればね。
- GM
- :他のみんなは?
- ベルン
- :アタシは経験点2720になった。
- GM
- :そんなに? 経験点だよ?
- ベルン
- :初期状態から成長がなかったのよね。
- GM
- :なんかレベルあげる?
- ベルン
- :シーフを2にする。
- GM
- :了解。
- ミント
- :ボクはちなみに、プリーストが3になったよ。
- フィス
- :意味あるの?
- ミント
- :毒消しが出来るようになったから、GMに毒使われても大丈夫だよ。
- タクト
- :売るからいいじゃん、上げなくても。(笑)
- GM
- :売るな〜。
フィスは今、経験点、いくつになっているの?
- フィス
- :2700だよ。
- GM
- :フィスは、シャーマンあげるのでしょ?でもそれじゃ、シャーマン3にはなれないね。
- フィス
- :そうなんだ。
- GM
- :ライトは経験点、2400。
シャーマンなら、2になるけど、ソーサラーはあと600で2レベルになれる。
ライトも次はソーサラーあげるのでしょ?
- フィス
- :うん。
- GM
- :二人とも今回であがるかな。
- ライト
- :そうなんだ。(笑)
- フィス
- :そう。
1.たまごと聖杯
- GM
- :では、舞台はアローネへ。
- タクト
- :はじめるのね。
- フィス
- :うぃ。
- GM
- :さて、君らは黄金の聖杯とたまごをもって、帰ってきた。
- タクト
- :あとミント。(笑)
- ベルン
- :「いくらで売れるかしら」(わくわく)
- GM
- :街の入口だ。例の丸太のところだね。そろそろ、日暮れの頃。
- ミント
- :「じゃーねー、またねー。今日は楽しかったねー」
- フィス
- :「あぁ、売り物がさっていく」
- タクト
- :帰っちゃうぞ。
- ベルン
- :「命拾いしたわね〜」
- タクト
- :キャラ的には「ああ、またね」とか言うんだろうな。
- ミント
- :「その聖杯っていうのは、ボクたちの秘宝じゃないみたいだから、あげるよー」ぱたぱたー。
- GM
- :じゃ、ミントは森の奥に消えていく。
- ベルン
- :ところで、この聖杯と卵はどんなものなの?
- タクト
- :純金とか?
- フィス
- :そうなん?
- GM
- :聖杯は、30cmくらいの高さがあって、ずしりと重い。けっこう綺麗な装飾があるね。純金だよ。
- ベルン
- :わぉ。
- タクト
- :すげー。
- フィス
- :たかそー。
- GM
- :たまごのほうは、たまごたまごと言っているけど、実は、たまごの化石だ。
- フィス
- :食べれないじゃん。
- タクト
- :化石?
- GM
- :かぽっと、聖杯にぴったりサイズだね。
- タクト
- :何のたまご?
- ベルン
- :わかんない?
- GM
- :それは…調べてみるかい?セージ知力だな。
- タクト
- :うぃ。(ころころ)13。
わかんないかなぁ…
- ベルン
- :(ころころ)10ね。
- GM
- :うーん、このサイズのたまごは、なかなかないね。前回倒した鳥のサイズより、もっと大きいのが生まれそうだと思う。
もしも鳥が生まれるのなら。
- タクト
- :恐竜?(笑)
- GM
- :ブロントサウルスよりは小さいな。きっと。
- フィス
- :でも、化石でしょう?
- GM
- :化石だよ。
- フィス
- :化石から何が生まれるんだ?
- ベルン
- :ひよこの化石が生まれるのよ。(笑)
- GM
- :生まれるかっ。
- GM
- :さて、ではそんなことを話しながら、君らはいつもの酒場に帰ってきたよ。
- タクト
- :売れるのか?化石って、この世界で
- フィス
- :考古学があれば。
- ベルン
- :さぁ…
- GM
- :化石の存在はある程度知られているね。
- タクト
- :じゃ、平気かな
- GM
- :では酒場に帰ってきた君らに、いつものウェイトレスさんが声をかける。「おかえりなさい。トレジャーハンティングは、いかがでしたか?」
- タクト
- :売りに行かないの?
- GM
- :売りに行くの?もう、日が暮れちゃうよ。
- ベルン
- :あぁ切実なのね、タクトってば。(笑)
- タクト
- :お金がね。(笑)
- ライト
- :金は俺もないぞ。
- タクト
- :それに、さっさと売ったほうがなんかに巻き込まれることもあるまい。
- GM
- :じゃ、荷物くらいは置いていくために寄ったとしよう。
では、アローネはそれなりに大きな街だ。中心街のほうに行くと、いろんなお店があるということを知っていることにしよう。
- ベルン
- :じゃ、売りに行きましょ。
- GM
- :「あらあら、またお出かけですか」と、ウェイトレスさんは快く、見送ってくれました。と。
- タクト
- :ほいほい。
- GM
- :では、夕日の街をてくてくと歩いて、君らは街の中心街の方へと来た。
この辺はそうだな、んーと、露天商みたいな感じで、たくさんの商人たちが店を開いている。
- フィス
- :うぃ。
- GM
- :広い通りの両脇だけではおさまらず、道の真ん中とかにも、店が出ているよ。
- タクト
- :さて、どうしようか…
- GM
- :時間が時間だから、人通りは減った方なのだろうけど、それでも、たくさんのトレジャーハンターなんかが、いろんな品物を見ている。
- ベルン
- :なんか、ぶつかったりしないかしら。
- GM
- :人とぶつかったりもするだろうね。財布には気をつけて。(笑)
- タクト
- :それは、もちろん!
- GM
- :入ってないじゃん。(笑)
- タクト
- :それはともかく、聖杯は高く売りたいからな…
- ベルン
- :「とりあえず、前回のお宝を売った商人のとこでもいく?」
- タクト
- :「いいんじゃないんですか」
- GM
- :聖杯とたまごは、誰が持っているの?
- ベルン
- :さぁ?
- タクト
- :誰かな?
- GM
- :物語の最後では、タクトが手に取ったけど。
- フィス
- :そうなんだ。
- ベルン
- :じゃあタクトじゃない?
- ライト
- :独り占めされないように見張らなきゃ。(笑)
- GM
- :じゃ、タクトが生活もかかってるって訳で、持っていることにしようか。
- フィス
- :涙がでる話だね。
- タクト
- :そこまでせっぱつまってないよ(笑)
2.聖杯に隠された秘密
- GM
- :では、てくてくと前回、宝石を売ったお店へと行く。「ズンボロ宝石商店」だ。(今考えた)
- タクト
- :なんかいやな名前だぞ。
- GM
- :アローネには、他に宝石商の店はない。(と、決めた)
露店にはあるかもしれないけど。
- ライト
- :小さい街なんだ。
- GM
- :入口脇の看板には、爆安販売、高額買取と書いてある。
- ライト
- :「うさんくさいな」
- ベルン
- :「うさんくさいわね」
- タクト
- :なんか、秋葉とかにいっぱいありそうだね。(笑)
- ベルン
- :信用度はどれくらいなの?この店。
- GM
- :前回このお店を紹介してくれたのは、酒場のウェイトレスさんだよ。評判は、悪くない店だ。
- タクト
- :まー、いいか?入ろう。
- フィス
- :店名が悪いよ。
- ベルン
- :でもウエイトレスさんの紹介よ?
- GM
- :名前で人を判断してはいけない。(笑)
- フィス
- :店を判断してるんだよ。(笑)
- GM
- :さて、ドアを開けると、音もなく開くね。立て付けはいい。
- タクト
- :からんころん…ってないの!(笑)
- GM
- :ないね。
- ベルン
- :じゃあ早速店内を物色するわね。(笑)
- GM
- :店内には、高価そうな宝石や銀、金の装飾品がショーケースに入っている。
- ベルン
- :きらきら。目移りしちゃうわね。
- タクト
- :カウンターに行きます。
- GM
- :カウンターはその奥だ。店の主人が座っているよ。「いらっしゃいませ」
- タクト
- :「主人、これいくらで買い取ってくれます?」
- GM
- :黄金の聖杯を置くんだね。
- ベルン
- :タクトってば直球勝負ねぇ。
- タクト
- :ねー、たまごはどうする?
- ベルン
- :売っちゃっていいんじゃない? 別に暖めてもひよこの化石が生まれるわけじゃないみたいだし。
- GM
- :主人は「うーむ…」って唸る。「これは純金ですな。なかなかいい品物ですね」
- タクト
- :交渉はうまくないんだよなぁ。だれか変わって。(笑)
- ベルン
- :誰に言ってるの?
- タクト
- :みんなに。(笑)
- フィス
- :出来ないよ。(笑)
- ベルン
- :アタシが交渉?笑っちゃうわね。
- フィス
- :そうなん?
- ベルン
- :だって、前回鳥相手に『観光客よ』って言ったのよ。(笑)
- フィス
- :そういえば、そんなアホなことを言ったような…(笑)
- ベルン
- :実はライトが交渉がうまいとか、そういう特技はないの?
- GM
- :「とりあえず、今は聖杯だけが置かれていて、みんなは主人が鑑定しているのを見ながら、そんな話をしている、と。
- タクト
- :もういいよ!頼まないよ〜。(泣)がんばってやる。「で、いくらくらいになります?」
- GM
- :「ちょいと、失礼」と、計りに乗せたりしている。「むむ。量もありますな。わかりました。では、キリのいいところで」と、ぱちぱちとそろばんを叩く。
- ベルン
- :そろばん?
- タクト
- :「どうでしょう?かなりの品だと思いますけど…」なーんて。(笑)
- ライト
- :「今ならこの化石がついてきます」なんてな。
- タクト
- :で、いくらくらいなの? 主人さん的には?
- GM
- :「こんなモンで」5000。
- ベルン
- :がんばれ〜。タクトはセージなんだから、そういうのわかるでしょ。
- タクト
- :5000か…結構な…
- フィス
- :そうか? 金だよ。しかも、遺跡から持ってきたモノよ。
- ベルン
- :足元見られたわよ。タクト。
- タクト
- :「もう少しなんとかなりませんか?」
- GM
- :「むむーん、なんとかじゃあですね、みなさん、4名で…」ぱちんと。6000
- ベルン
- :システム的な話。セージかシーフで鑑定してみて妥当かどうか判断じゃない?
- フィス
- :おぉ、グッドアイデアだね。
- GM
- :よいよ。
- ベルン
- :アタシはシーフでやってみよっと。
- タクト
- :僕らより主人のほうが鑑定力はあると思うぞ…
- ライト
- :にしても、急に1000もあげてくるなんて、言って見るもんだな。
- タクト
- :そうだね。
- フィス
- :きっと、何かあるんだよ。
- ベルン
- :(ころころ)13。けっこう頑張ったわねぇ。我ながら。
- GM
- :さすがは宝石マニアだな。
- タクト
- :目安『ちょっとかじった程度の人間にできれば幸運。プロでもちょっとした不運で失敗する』
- GM
- :今の金の相場は、1gでだいたい、0.5G後半。
- タクト
- :で、これは何グラムなわけ?
- GM
- :計ってないし。
重さ的にはそうね、けっこう、重いよ。ミントと同じか、それ以上はある。
- フィス
- :ミントがどれくらいよ。
- GM
- :さあ?(笑)
- フィス
- :おい…
- ベルン
- :か〜な〜り、足元見られてるってことよ。
- GM
- :持ったのはタクトだね、重さは、10kgはないと思う。
- タクト
- :じゃあ5000Gだったらけっこうな値段じゃん。
- ベルン
- :でもそれは金だけの値段よ。細工物としての価値を考えないなんてふざけてるわ。
- GM
- :むむっ。(ばれた)
- フィス
- :さすが、シーフ。目利きは十八番?
- タクト
- :「もう少し、上がりませんかね」主人に。
- GM
- :「黄金の品物としては、良心的な価格かと思いますが?」
- ベルン
- :「古美術品としての価値はどうなのよ?」
- ライト
- :おっ、本領発揮か!? ベルン。
- GM
- :「こ…古美術ですか…そうですねぇ…これは、発掘品で?」
- ベルン
- :「そうよ」
- タクト
- :「ええ、未発掘の遺跡です」とか言っとけばいいか。(笑)
- GM
- :「未発掘ですか?道理で、私も見たことのない文字が刻んであると…いえ、なんでもないですがね」
- タクト
- :おお〜、きいてる。(笑)
- ベルン
- :「そうでしょ。謎の象形文字なんて、希少価値ばっちりよ」
- GM
- :「えーと、と、すると、そうですねぇ。この年代の遺跡の品物の収集家がどれくらいいるか」
- ライト
- :「もしかして売る前に調べてみる価値あり?」
- タクト
- :って、文字なんてかいってあったの、これに?
- GM
- :レリーフが掘ってあるよ。でも、読めないね。
- フィス
- :新事実発覚。
- GM
- :ちなみに、レリーフと文字は、君らが見た遺跡の入り口にあったのと同じものだよ。
- タクト
- :あったっけ?文字。
- フィス
- :知らん。
- GM
- :壁にあったんだ。そうだ。
- フィス
- :マスターが思い出したようにいうなよ。(笑)
- GM
- :壁だ、壁。あと光のトンネル。(笑)
- タクト
- :う〜ん調べたほうがいいのかな?
- フィス
- :卵も関係あるかもね。調べてみると。
- GM
- :「買い手が付かないと、あまり価格をあげる訳にもいかないのですが…」6500?
- ベルン
- :「アナタが個人的に持っててもいいじゃない。世界に二つとない聖杯よ」
- GM
- :「ええ? 私は、あまり収集には興味はないんですが。売り物としてでないと」うーん、6700?「これ以上にすると、こちらにも厳しいですよ〜」
- タクト
- :GM、ここの街に考古学詳しい人いる?
- GM
- :トレジャーハンターは腐ってるし、いるんじゃないの?
- ベルン
- :じゃ、出直す?
- タクト
- :年代的な価値があれば上がるかな?
- GM
- :この遺跡を探し出した人は、その手の人だし。
- フィス
- :そっち行ってからの方がいいんかね。
- タクト
- :そうかも。
- GM
- :「さて、いかが致します?」
- ベルン
- :「気が変わったらまた売りにくるわね」
- フィス
- :かっこいい…
- GM
- :「あれ、お売りにならないのですか?うーん…惜しい気もするんですが…」
- タクト
- :じゃ、もっと上げてくれ(笑) なんて、キャラ的に言えない。
- GM
- :金の価値としては、相場だ。(笑)
- タクト
- :そうだね。
- ベルン
- :「アタシも惜しいのよ。世界にひとつの聖杯だしね」
- GM
- :「そうですか…また、気が変わったら、お越し下さい。そうそう、なんでしたら、お嬢さんにお似合いの金細工など、買われていっては?」
- ベルン
- :「そうね。見せてもらおうかしら」
- GM
- :ベルン、ショーケースにはいろいろ入っているよ。「お気に入りのものがあれば、どうぞ」
- ベルン
- :じゃあみんな先行ってその辺の腐ってるトレジャーハンターにでも聞いてきてよ。待ち合わせはいつもの酒場で。
- GM
- :(いや、洒落のつもりで言ったんだ。本当に腐ってないぞ)
- GM
- :じゃあ、離れて行動とするかい。
- フィス
- :うぃ。
- ベルン
- :アタシ、ショッピング〜♪
- GM
- :では、トレジャーハンターどもの方から。
さて、店を出て、くるくると辺りを見回す。
- タクト
- :ぼくは売ってもよかったんだけど…
- GM
- :などと思いながら。(笑)
- フィス
- :目先の金に走るとロクな事が無いよ。
- GM
- :などと思いながら、探すわけだ。
- タクト
- :民主主義にのっとたから。(笑)
- フィス
- :またの名を数の暴力!(笑)
- タクト
- :そうだ、ここの世界って、Wofシリーズといっしょなんだよね?
- GM
- :基本的には一緒だよ。
- タクト
- :そんだったら、なんだっけ?神殿…えーと…
- GM
- :古の知識と教養の神?
- タクト
- :そう!それ。ここにある?その神殿?
- フィス
- :どうせ、ここには無いってネタだよ。
- GM
- :じゃあ、ある。(笑)
- フィス
- :何っ!?
- タクト
- :で、少しはわからないかな?
- GM
- :まだ出来たばかりで、小さいけど。
- フィス
- :わかるかな?行ってみようか?
- タクト
- :小さくてできたばっか…たよりにならなそうだ。(笑)
でもまー、行ってみる価値はあると思うのだよ。
- GM
- :では、神殿はここから少し歩いたところにある。住宅街の近くだね。
- タクト
- :まー、いいや。行きましょう
- フィス
- :じゃー、聖杯と卵の謎をときに。
『古の知恵と教養の神』は、当studio Odysseyのファンタジー小説シリーズ、Wofシリーズに登場する宗教のひとつです。
古代の神の知識をあがめ、古代に栄えた文明の知識と、その文明たちが何故滅びたのかを解き明かし、世界に平和をもたらそうと考えている宗派で、竜の姿をした神をあがめています。
さらに、ただの信仰団体ではなく、『遺跡管理組合』という組合を作り、古代遺跡の保護、探求などを神殿では行っています。詳しくは、『the WORLD of ADVENTURERs』等をお読みください。
- GM
- :古の神殿はまだ出来たばかりで、小さい。ちょっと大きな酒場付きの宿屋というくらいの大きさだよ。
- タクト
- :ついた。(笑)
- ベルン
- :もう暗いんじゃなかったっけ?
- GM
- :そうだね、もう、陽も落ちた。でも神殿は灯り、ついてるみたいだ。
- タクト
- :「すいません」
- GM
- :神殿というけど、神殿というイメージよりは、なんか、ちょっと大きな家って感じだね。
ドアの近くにいる守衛さんみたいな人に声をかけたとしよう。「はい?」
- タクト
- :「調べたいことがあるんですが」
- GM
- :「あ、調べものですか…ええっと…そろそろ神殿も閉めてしまうのですが…少しでよろしければ」
- タクト
- :「はい、かまいません」
- GM
- :「では、資料室へお通しします」と、守衛さんが君らを連れていってくれるよ。資料室は、神殿を入って、いくつめかのドアを開けたところだ。木のテーブルが真ん中にあって、本棚がある。
- フィス
- :神官に聞いたほうがはやそうだけど。
- タクト
- :「あ、それと考古学に詳しい神官はいますか?」考古学って言うのかな?(笑)
- GM
- :「考古学に詳しい方ですか?そうですね、あの方に聞いてください」と、指さされたのは、その資料室で寝ていた人だよ。
- タクト
- :寝てるんだ。
- フィス
- :やるきねー!
- GM
- :くーかーくーかー、寝ている。けど、美人だ。
- フィス
- :襲う?
- タクト
- :女の人なの?
- フィス
- :よーばーいー!って、私のキャラクターではないな。
- タクト
- :めがねしてるとか?(笑)
- GM
- :女の人だよ。美人だね。長い黒髪だ。
- タクト
- :「あの、すいません」
- GM
- :タクトが声をかけても、寝ている。
- タクト
- :「すいません」すこし大きく言う。
- GM
- :「うーん」と唸って、近くにあった本を投げた。誰にあたるか。(笑)
- タクト
- :おいおい。(笑)
- GM
- :(ころころ)4。あ、ライトだ。
- ライト
- :なんで!?
- GM
- :ライトは回避だね。さいころ振って。
- ライト
- :(ころころ)11。勝ったな。
- GM
- :かわされた。(笑)
- ライト
- :おいおい。
- GM
- :本はライトを抜けて、壁にあたった。
- タクト
- :「すいません!お聞きしたいことがあるんですが!」
- GM
- :それは起きる。「うーん、誰?夕御飯?」
- タクト
- :「いえ、ちがいます!」
- ベルン
- :アタシがいたら殴ってるわね。この女。(笑)
- ライト
- :夕ご飯が歩いてくるかい!
- GM
- :「あら、ごめんなさい。寝ぼけてましたわ」
- タクト
- :「考古学に詳しいらしいですね」
- GM
- :彼女はタクトに気づいて、立ち上がる。「まあ、詳しいと言うほどでは。一応、専門はこのアローネの辺りですが」
- ライト
- :いきなり本を投げつけられてちょっと機嫌が悪いぞ。
- GM
- :彼女は「あら?読みかけの本をどこに置いたかしら?」
- タクト
- :「投げました。あなたが…」
- GM
- :「えっ?私が?まさか、そんなこと」
- ライト
- :「俺に向かってな」
- GM
- :「あら、本当…」
- ライト
- :「いったいどういう夢見てたんだ」
- タクト
- :「この文字のことわかりますか?」って、聞いていい?
- GM
- :じゃ、聞かれた。聖杯を見せてくれるのね。「ははぁ、ずいぶんと珍しいものをもって来ましたね」
- タクト
- :「知ってるんですか?」
- GM
- :「あまり数はないのですが、アローネの近くではるか昔に少しの間だけ存在したという、背中に羽根を持った種族が使っていたという言葉ですね」
- ライト
- :「今は存在しないのか?」
- GM
- :「今はもう、その種族は確認されていませんね。皆、天に移住したとされていますよ」
- フィス
- :「っていうか、いたら貴重ですかね?」
- GM
- :「いたら、貴重です。ミニチュアフェザーはその別進化ではとも言われていますけど」
- タクト
- :「で、なんて書いてあるかわかりますか?」
- GM
- :「書いてある言葉ですか…えーと、さっき投げた本は…」
- ライト
- :これか!? 「もう投げるなよ」
- GM
- :「ありがとうございます。でも、珍しいですね。わさわざ神殿に発掘品を持ってきて下さるなんて」
- フィス
- :「はい?」
- GM
- :「多くのトレジャーハンターの方々も、もっと協力的だといいのですけど」
- フィス
- :やっぱし、回収されるんじゃ?
- タクト
- :あう…そいつは…
- GM
- :「彼女は本を見ながら、訳し始めたよ。
- タクト
- :なんて書いてあるのかな〜
- GM
- :さて、書いてある言葉だけど、「大いなる翼を生みし鳥に乗り、遥かなる天へと〜」ほにゃらら(笑)と、以下長ったらしく続く。
- タクト
- :「どういう意味なんでしょう?」
- GM
- :「もしも、この聖杯に書かれていることが事実とすれば、この種族は、本当に翼で天に昇ったのかと…これだけでは、わかりませんけどね。でも、ありがとうございます。これで、新たな古の知識を我々は手にする事ができますわ」
- タクト
- :「は〜、じゃ、この卵の化石もなんか関係してるんでしょうね」
- GM
- :「たまご?」
- タクト
- :て、話さないほうがよかったな…(笑)
- GM
- :「たまご?」彼女はずいっと、タクトに寄ってくる。「たまごって、なんですか?」
- タクト
- :でも、このキャラ正直だから。(笑) 「あの、これです」なんて出すんだろうな。
- GM
- :「化石ですね」
- タクト
- :「そうです。これに乗ってました」進める。
- GM
- :「これも、同じところで?とすると…これは詳しく調べて見る価値がありますわ。もしかすると、古の謎がとけるかと」
- タクト
- :「謎と言うと?」聞いてみる。
- GM
- :「大いなる、太古へのロマンですわ」
- タクト
- :「は〜?」
- GM
- :さて、彼女はそれで、大いなる太古へのロマンを語ってくれるけど…聞く?
- タクト
- :長い?(笑)
- フィス
- :時間の無駄ぽいかも…
- タクト
- :「また今度でいいですか?聞くの…」(笑)
- GM
- :いえ、彼女はもうすでに語っていますが。(笑)「あっ、聞いてくれないんですか!?」
- タクト
- :「あの、また今度聞きますんで」
- GM
- :さて、では、そそくさと君らは退散と。
- フィス
- :っていうか、化石の卵はじっくり調べないと判らんって事なのね。
- ライト
- :いくら顔が可愛くてもな…人に本を投げつける女ってどうよ(笑)
- タクト
- :う〜ん、結局こんなもんか?
- GM
- :ベルンはところで、お買い物の方は?
- ベルン
- :100Gくらいの宝石つきのネックレス買ったわ。
- GM
- :じゃ、待たせたぶん、色をつけてあげよう。交渉術で、120Gくらいの価値のものをゲットだ。
- ベルン
- :やった♪
- タクト
- :音のでるものは買わない!(笑)
- GM
- :シーフのくせにな。(笑
3.狙うもの
- GM
- :さて、もう夜だよ。酒場に戻るかね。
- タクト
- :しょうがない、宿に戻りましょう
- ベルン
- :先に戻るわね。
- フィス
- :うぃ。
- タクト
- :明日また売りに行こうか。
- GM
- :では、酒場だ。みんな、同じくらいの時間で、ちょうど居合わせたよ。
- ベルン
- :「おかえりー」
- タクト
- :「収穫はなしでしたよ」
- GM
- :「夜の酒場はトレジャーハンターたちでわいわいとしている。君らも夕食とともに、お酒を飲みながらというところだね。で、かくかくしかじかと、タクト達はベルンに結果を報告する。
- ベルン
- :「な〜んだ。じゃあもう売っちゃおうか」
- タクト
- :「そうですね」
- GM
- :ところで、そうして喋っているところは、店内?店外?
- フィス
- :って、聞かれると店外といいたくなる。
- ベルン
- :外かしらね。暑いし。
- GM
- :では、お望み通りに。(笑)
- ?
- :ぱたぱたー。「うぐぅー、このカワサバが…」
- タクト
- :居るのか…
- ライト
- :「今頃あたったのか?」
- ?
- :「ええっ、おいしいじゃん!」
- ライト
- :「こいつ、絶対売ってやる」
- ミント
- :ぴよっと辺りを見回して、現れたよ。「どうよ、りっちまん?」
- ベルン
- :「割り勘よ」
- タクト
- :「まだ、だよ」
- ミント
- :「ええっ?売れなかったの?」
- タクト
- :「明日にした」
- ミント
- :「あ、そうなんだ。なーんだ。せっかく、たかりに来たのに。ボクねー、宝石欲しいんだー。えへ」
- タクト
- :「すこしこれについて調べてた」
- ミント
- :「で、それって、なにだったの?なんか、面白いもの?」
- タクト
- :「別にたいしたことじゃないよ」
- ミント
- :もぐもぐとカワサバを食べる。「なんだ。そーなんだ。まあ、いいや。それじゃ、明日売るんだ。じゃー、明日、たかりに来るよー」
- ライト
- :ってか、誰だ。カワサバなんて頼んだの。(苦笑)
- タクト
- :じゃ、明日は店の中ですな。
- ベルン
- :そうね。
- フィス
- :そうだな。
- ミント
- :じゃ、ぱたぱたと飛んで行くよ。
- タクト
- :払っていかねーよ。(笑)
- ベルン
- :てゆうか、お金って概念があるのかしらね?
- ミント
- :お金?持ってないよ。っていうか、コインがもてないもん。
- ライト
- :そうか!?
- GM
- :さて、じゃ、聖杯は明日売ると言うことにするかいね。
- タクト
- :いいよ。
- ベルン
- :そうするわ。
- GM
- :たまごはどうする?
- ベルン
- :あたためる?
- タクト
- :売れないのなら、あの神官にでも売るかい?(笑)
- ベルン
- :神官が買ってくれるとも思えないけど。
- ベルン
- :それよりは、セットで宝石店に売ったほうがお徳じゃない?
- タクト
- :そうね…
- フィス
- :だね。
- GM
- :ではでは、その方針で、次回は決定だね。
- タクト
- :じゃ、明日〜。
- ベルン
- :で、お店にあることを神官に教えればいいのよ。
- タクト
- :なるほど!(笑)
- GM
- :(妙案)あ、で、ミント。
- ミント
- :あい。
- GM
- :ミントはせっかくたかりに来たのに、まだみんながお金を持っていなくて、「ちぇっ」と帰るところだ。
- ミント
- :「ちぇっ」
- フィス
- :お前には一銭もやらん。
- GM
- :で、その途中だが、ミントは酒場の裏手を飛んでいて、人影を見たよ。
- ミント
- :「およ?」 見たことのある人?
- GM
- :いや、見たことのない人たち。
- ミント
- :「誰だろー? 見たことない人たちだぞ?」
- タクト
- :たち、ってことは複数か。
- ミント
- :「…なんだろ?まぁ、いいや。お腹いっぱいだー」
- GM
- :(いいのか!?)知らせないの?
- ミント
- :うーん、お腹いっぱい。(笑)
- フィス
- :虫が…
- ミント
- :虫じゃないよー!
- GM
- :じゃ、じゃあそんな訳で、夜も更けていくよ。
- GM
- :さて、じゃあ、みんなもお腹いっぱいご飯を食べて、寝ようかなというところだ。
- タクト
- :みんな一緒の部屋なのかな?
- ベルン
- :アタシは個室よ。
- フィス
- :そうなん?
- GM
- :ベルンは女の子だし、個室として…
- フィス
- :っていうか、女性としてベルンにキョーミはない!(笑)
- ベルン
- :それでも女の子よ!(笑)
- GM
- :フィスはプライド的にはどうなの?
- フィス
- :そーか!? こんなむさい男どもといると汚れる?(笑)
- GM
- :個室かどうか。ライトは気にしない感じだけど。タクト的には、誰かと同じ部屋で宿代を浮かせたいところだろうね。
- タクト
- :ぼくお金ないから大部屋。(笑)
- フィス
- :僕は個室で。(笑)
- GM
- :ライトは?
- ライト
- :段ボールでも拾ってこようかな。
- GM
- :ビンボー人!? じゃあ、タクトとライトは大部屋だね。トレジャーハンターたちが、雑魚寝するところ。狭い部屋に、10人くらいというところか。
それで、たまごと聖杯って、誰が持っている?
- ベルン
- :さあ?だれかしら
- タクト
- :ぼくじゃないよ。大部屋だからもっていれんでしょ。
- フィス
- :僕も持たないでしょう。
- タクト
- :じゃ、ベルンしかいないじゃん、
- GM
- :消去法で、ベルンか?
- ベルン
- :まあ、持っていて不思議もないかしら。
- GM
- :じゃ、それで。
- ベルン
- :はーい。
- GM
- :ではでは、夜だ。みんなも、そろそろ眠い眠いで、眠りはじめたころ。
- タクト
- :ほい。
- フィス
- :パックをしてから寝ないと…
- GM
- :うーん…敵は、誰が持っているか、知らないのだな、そう言えば。
- フィス
- :こっちは敵がいることすら知らないけどね。
- タクト
- :そうだね。
- ミント
- :ふっふー。死ねー。
- フィス
- :いない奴がしゃべるな。
- ベルン
- :まあ、とりあえず寝るわね。大事なものはカバンの奥にしまっとくわ。
- GM
- :まぁ、いい。ベルンから行こう。みんなが寝静まったころ、こそこそ、と。
ベルンはシーフであったか!?
- ベルン
- :そうよ。レンジャーもあるけど。
- GM
- :えーと、寝ているよね。物音で起きるかどうか。目標値は、知力とシーフかレンジャーで、14。
- フィス
- :ぜってー夜ばいはされないね。(笑)
- ベルン
- :失礼な。(笑)
- フィス
- :だって、シーフとレンジャーでしょう。むりだって。(笑)
- GM
- :そう言う意味でか!?
- フィス
- :えー、他にはわかんなーい!(笑)
- ベルン
- :どこかの若くて美形のドワーフが忍んでくるかも知れないじゃないの。(笑)
- ミント
- :見てみたい気もする…
- GM
- :で、いくつ?
- ベルン
- :(ころころ)11が出たので、合計は15よ。
- フィス
- :それは、若くて美形のドワーフの年齢?
- ライト
- :違う。(笑)
- GM
- :お。気づかれた…
- ベルン
- :「夜這い!?」
- フィス
- :それはない!
- GM
- :では、ベルンは外の足音に気づいた。忍ばせているけど、みしょっと鳴ったんだろうね。立て付け悪い。
- ベルン
- :きっと、そういう建築なのよ。(笑)
- GM
- :鍵あなをかちかちやってる。
「あかないのかよ」「うるせーよ、まてまて」と言ってる声が聞こえている。
- ベルン
- :とりあえずそっと起きて、武器と盾だけ用意しとくわ。
- フィス
- :扉ごと、そいつらをふっとばしたらカッコイイな。
- タクト
- :(笑)
- ベルン
- :ひ弱なアタシになにを期待してるの?(笑)
- フィス
- :ひ弱って、辞書で引いた方がいい。
- GM
- :じゃ、こそっと起きて、盾と武器を用意した。
- ベルン
- :ダーツで扉を狙っとくわ。で、開いたら即投げる。
- GM
- :じゃ、かちんと言って、鍵が開いて、しずかーに、開く。「音を立てるなよ」とか、言ってる。
ランタンの弱い光が差し込んできた。
- ベルン
- :ダーツ投げ。(ころころ)攻撃力8ね。外れたかな?
- GM
- :弱いなぁ。それは回避されてしまう。すかっ。「うおっ!?」「気づかれていたかっ!?」
- タクト
- :どんな男?
- GM
- :シーフ風の男と、戦士風の男の二人だ。
- ベルン
- :「今のは警告よ。さっさと出ていきなさい。じゃないと次はあてるわよ」
- タクト
- :はずしたくせに。(笑)
- GM
- :「かまわねぇ、やっちまえー!」「女くずれのドワーフなんざー!」と、戦士がハンドアックスを振り上げる!
- ベルン
- :女くずれ!? むっかぁ!
- GM
- :さて、「うがー!」と突然、ベルンに襲いかかる戦士。エブロと名付けよう。(笑)
- タクト
- :(笑)
- フィス
- :誰にもわからないネタだ。(笑)
- GM
- :「ぶっ潰してやるー!」
- タクト
- :ベルン、ぎったんぎったんにしろ。(笑)
- フィス
- :スゲーあつかい。(笑)
- GM
- :襲いかかってくるエブロ!こうげきー!
- ベルン
- :とりあえず回避。(ころころ)12。
- GM
- :「なにっ!?すばしっこいドワーフめっ!」と、ハンドアックスが床を叩き割る。
- ベルン
- :「壊したものはあんたが弁償しなさいよ!」
- GM
- :「しったことかっ!いいから、お前らが持ってるお宝をよこせっ!」ちなみにけっこう、大声。「馬鹿やろう!他の奴らがおきるだろう!」と、こちらも大声。(笑)
- ベルン
- :「あげるわけないでしょう!!」負けずに大声。(笑)
- タクト
- :おきるのかな?
- GM
- :おきるかなぁ。おきるだろうなぁ。みんな。
「うるせー!」と、次のターン。ベルンの方が速いよ。
- ベルン
- :とりあえず殴る。12。
- GM
- :それはあたる。
- ベルン
- :ダメージは8点。
- GM
- :いたくないな。「いてーなこのやろう!」
- タクト
- :判定は?起きるかどうかの。
- ベルン
- :いらないわ。「きゃーどろぼうよ〜〜ちかん〜〜〜へんたい〜〜〜〜!」大声。
- GM
- :しかも、攻撃してからかよ。(笑)
- タクト
- :起きたね。(笑)
- GM
- :さて、ベルンが襲撃にあった同時刻だけど、フィス。
- フィス
- :なに?
- GM
- :フィスの方も、目標値14で、さいころ。シーフかレンジャーがあれば、知力とたしていいよ。
- フィス
- :2Dで7。他の技能はないんで。7。
- GM
- :じゃ、気づかない。ぎーっと、フィスの部屋の窓が開く。そして忍び込む、影。「ぐっすり寝ているようだ…」
- フィス
- :「ぐー」
- ベルン
- :そっちにもエブロが?
- フィス
- :2号?
- タクト
- :何人いるんだ?こいつら。
- フィス
- :今はやりのクローン?
- GM
- :じゃー、フィスは寝ているところで、「ざくっ!」
- フィス
- :さようならー。(笑)
- GM
- :いや、ざくっ!は可愛そうなので、しないけど。(笑)
とりあえず、フィスには眠っていて貰おう。永遠に。(笑)「スリープー」(眠りの魔法。この眠りの魔法はただの眠りの魔法と違い、魔法を解除されない限りは、老いることも空腹を感じることもなく、永遠に眠り続ける)
- フィス
- :ひどいー。(笑)
- GM
- :あ、抵抗するのであれば、どうぞ。14以上で、抵抗できるよ。
- フィス
- :(ころころ)それでも、10。おやすみー!(笑)
- ミント
- :さようなら、フィスー。(笑)
- フィス
- :また、来週?
4.宿、乱闘
- GM
- :さて、ではフィスはさようならというところで。ベルンに戻る。
- ベルン
- :「きゃーどろぼうよ〜〜ちかん〜〜〜へんたい〜〜〜〜」大声。
- GM
- :「くそぅ!」「やべぇ、逃げるぞ!」
なんて言ってる。タクトとライトも、さすがに起きるよ。他の人も、何事だと目を覚ます。
- フィス
- :僕も?って、聞いただけさ♪
- GM
- :スリープの眠りは解除されない限り、おきないー。(笑)
- ライト
- :おい、何かあったのか?
- タクト
- :じゃ、廊下にでよう、武器もってね。
- ライト
- :そうだね、タクト。
- フィス
- :「ぐー、美しい…」
- GM
- :じゃ、廊下でばったりと賊とタクトたちは出くわすよ。
- タクト
- :えーと、どうなってるのかな?
- ベルン
- :「どろぼうよ〜〜やっつけちゃって〜〜〜」
- GM
- :「うおっ!仲間の連中かっ!?」
- タクト
- :「何者だ!」とかっこよく。
- ライト
- :セリフ取られた。
- GM
- :「どきやがれ!」
- タクト
- :「怪我したくなければ、武器をすてろ!」
- GM
- :タクトの方が速く動けるよ。
- タクト
- :じゃ、強さを見せて(笑)攻撃しようかな。(ころころ)14。
- GM
- :む。あたるわ。
- タクト
- :ダメージは13発。
- GM
- :ちょっと痛いかも。
- タクト
- :なに?ちょと!
- GM
- :筋力あるのよね。戦士の方は。
- タクト
- :アーマーないからいやだな、こっちは。
- GM
- :でも分は悪い。物音に、他の冒険者たちも起きてきたようだ。ライトはどうする?
- ライト
- :何ができるのかな?
- GM
- :「やべぇ、逃げるぞ」とか言ってるけど、前にはタクトとライト、後ろにはベルン。どうするんだろう…こいつら。
- ライト
- :足止めとかできる?
- タクト
- :その他冒険者(笑)がいるからね。こいつら逃げられんだろ。
- ライト
- :じゃ、適当に協力するね
- GM
- :「ちくしょー!」と、部屋にまた戻るね。ベルンをとりあえずかわして、窓からダイブだ!
ちなみに、逃げたのは盗賊の方の話で。「あ、待ちやがれ!この」と、戦士の方。
- ライト
- :捕まえれない?
- ベルン
- :シーフのほうなら何とかなるかな?
- GM
- :ベルンはシーフを捕まえるなら、勝負だね。
- タクト
- :どっちか捕まえないとね
- GM
- :(ころころ)8。(う、ひくい)攻撃で上回れば捕まえられるということで。
- ベルン
- :攻撃ね。(ころころ)11。
- GM
- :捕まった。ベルンのところを走り抜けようとして、シーフはベルンに捕まった。ぐわし。
ばたばたと冒険者たちも集まってきて、「なんだ、どうした」とか言ってる。
- ベルン
- :あとは筋力の勝負ね。
- タクト
- :「こいつらを捕まえてください」とか言ったら捕まえてくれるかな?
- GM
- :「なんだ、こいつは!?」と、冒険者のひとたち。
- タクト
- :「賊です」(本当か?)
- GM
- :「なにっ!?」と、皆、武器をすらり。
- ライト
- :「誰か怪我は?」
- GM
- :ベルンに捕まった方は、「はなせー!」と叫んでいる。
- ベルン
- :「アタシは大丈夫」
- タクト
- :これでこの戦士も武器捨てるだろ。
- GM
- :むむむむ…
- タクト
- :「降参しろ!」と戦士に。
- GM
- :じゃあ、する。
- タクト
- :あっけねー、て当然か。
- GM
- :「わかった!コレまでだ」と、アックスを捨てて、手を挙げる。
- タクト
- :じゃ、盗賊のほうは?
- GM
- :降参するでしょ。人数が違いすぎる。
- ベルン
- :「おとなしくなさい。この変態!」
- GM
- :「変態!?」
- タクト
- :一件落着。(笑)
- GM
- :とりあえず、こいつらはすまきに。(笑)
- タクト
- :そうだね。で、尋問。
- GM
- :ってか、この騒ぎの中にフィスが居ないことに気づかないのか。
- タクト
- :あー、フィスのこと忘れてた。(笑)
- ベルン
- :たくさん人が来たから当然いると思ってる。(笑)
- ライト
- :寝癖なおしてるとか思ってる。(笑)
- タクト
- :じゃ、フィスの部屋に行きます。いないなぁと気づいて。尋問よろしく。
- GM
- :では、タクトはフィスの部屋に。
- タクト
- :ドアを叩こう。
- GM
- :ごんごん。反応はとうぜんないよ。
- タクト
- :「起きてますか〜」
- フィス
- :「ぐー」
- GM
- :その音は聞こえないんだけど。(笑)
- フィス
- :「…美しい」
- GM
- :その寝言も聞こえないんだけど。
- フィス
- :「むにゃ、グー」
- タクト
- :宿の親父に鍵借りよう。
- GM
- :オヤジはいないよ。ウェイトレスさんだね、いつもの。
- タクト
- :じゃ「鍵をお借りしたいのですが」と。
- GM
- :騒ぎでウェイトレスさんも起きていたようだ。借りられるよ。「どうか、しましたか?」
- タクト
- :「返事がないので」とか言っといて。鍵は?
- GM
- :ま、とりあえず首を傾げるけど、貸してくれるよ。仲間だしね。
タクトは鍵を借りて、部屋を開けられるよ。
- タクト
- :入ります。
- GM
- :ちなみに部屋を開けると、がらんとしていて、人影はない。ただ、窓があいていて、夜風が吹き込んでいる。
- タクト
- :フィスが消えた。
- GM
- :さて、その外。ベルンとライトは賊を前にしているけれど、尋問する?
- ベルン
- :とりあえず、なぜこんなことをしたのかきくわね。
- GM
- :「…お前らになんか、いうもんか」なんて戦士は言っている。
- ベルン
- :「…やっぱ、眠いわ」すまきを置いて、部屋に戻るわね。(笑)「明日の朝ね」
- フィス
- :すげーなソレ。(笑)
- ライト
- :何もいえない…
- GM
- :さて、ではフィス。
- フィス
- :はいな。
- GM
- :目を覚ますよ。
- フィス
- :マジで?どーやって?
- GM
- :ディスペルされてだよ。
- フィス
- :わからーん。
- GM
- :目を覚ますと、暗いところだ。
- フィス
- :ダメダメじゃん。今回。「くらい…」
- GM
- :「目が覚めたかね?」と、声が聞こえてくる。
- フィス
- :「うぅ、誰だ?美しい僕になんのようだ?」
- ミント
- :どの口がそんなことを言うんだ。
- ベルン
- :ミントがいるの!?
- タクト
- :黒幕!?(笑)
- GM
- :いません!
男の声が言うよ。「安心したまえ、君の命はとりはしない」
- フィス
- :「しかし、美しさに傷をつけるとかいうんじゃないんだろうな?」
- ベルン
- :ここまでくると、フィスちゃんもたいしたものね。
- GM
- :「安心したまえ。君がおとなしくしていれば、我々は君を傷つけはしない。君は大切な、取引のコマだからね」
- フィス
- :「コマ?」っていうか、動けるの?俺。
- GM
- :動けるよ。
- フィス
- :呪文を唱えることは?
- GM
- :残念。精霊がいない。シェイドはいるけど。
- フィス
- :いや、インビジビリティを使おうと。そうすれば、マジで見えない。さらに暗闇。
- GM
- :何の意味があるんだ。(笑)
- フィス
- :逃げられない? ゆっくり動けば、効力が消えないんじゃ?
- GM
- :言い忘れていたが、ここは牢屋みたいなところだぞ。出口が、ない。
- フィス
- :そうなんだ…ストーンブラストで牢屋を破壊は?
- GM
- :ストーンブラストはむき出しの地面がないと使えないよ。
- フィス
- :石造りの牢屋でもダメなんだ。
- GM
- :人工物では、だめなのよ。
- フィス
- :ふむ。残念。
- GM
- :声が聞こえてくる。「君を傷つけはしないよ。私が興味を持っているのは、君らの持ち物だ」
- フィス
- :「持ち物?っていうか、何故ソレを知っている?」
- GM
- :「私もまた、それを探していたのだからね」
- フィス
- :「それ、ね。で、なんで僕らが持っていると?」
- GM
- :「調べは付いている。あとは、君らの仲間が、取引に応じるかどうか…だ」
- フィス
- :「応じるかどうかは疑問だな。だいたい、ヤツら(仲間)はまともじゃない。
- ミント
- :誰の事だろう。
- ベルン
- :なんであたしを見て言うわけ?
- フィス
- :全員だ。
- GM
- :「ふ」と男は笑うよ。「ならば、君の命の価値はその程度の金額ということだ。所詮は、持ち物の方が、君の命より大事と言うことになる」
- フィス
- :「僕の美しさが理解できないだけさ」
- ミント
- :(こっくり)
- フィス
- :虫ー!!
- GM
- :「取引は、明日だ。それまでは、おとなしく待っていてもらおうか」
- フィス
- :「ふっ、やだね」
あ、GM。最後に敵に高笑いをさせてくれ。そんで高笑いの直前にミュートをかけて、声をなくしたい。ささやかなテイコーだ。っていうか、ミュートは使えるよね。
- GM
- :じゃあ、使えるってことで。勝負してやろう。(自然の風が吹かないのでシルフの魔法も本当は使えなかった)「では、またあおう。それまで、しばらく眠っていてくれたまえ!」
- フィス
- :今まさに高笑いをせんとするところに、「ミュート!」(ころころ)12。
- GM
- :それは…きいた…。「(むお…!? 声が出ない!?)」ぱくぱく。
- フィス
- :おし!最後にこっちが高笑いをしてやる!(笑)「あーはははははっ!オマエの美しくない声を消してあげたよ」
- GM
- :「(むお)」ぱくばく。「(やつをだまらせろ!)」と、身振り手振りで、子分らしき奴に。
- フィス
- :誰にも聞こえなーい。「え?なんだって?(笑)」
- GM
- :と、言うわけで、子分。さっきフィスを眠らせた奴だね。そいつは効果の拡大で、スリープ。(ころころ)15。
- フィス
- :「あははははっははー。ぐー…」フィスは至福の表情で眠りについた。(笑)
- GM
- :ぱくぱく。「(ふっふっふ…必ず手に入れてやるぞ)」
って、ああっ!? なんか、いつもよりも阿呆な話になってるー!?
- フィス
- :嬉しいでしょう?(笑)