studio Odyssey



Original Session 01

 2007.01.07/22:30〜

02:クリスタルを集めろ!

1.まずは自己紹介などをしつつ…

GM
:さて、とりあえず一番大切な、簡単に魔法の使い方を説明するです。魔法は、GMが「ありじゃね?」と認める限り、どんな魔法でも存在します。なんで、目の前の状況に合わせて、魔法で解決するなら、魔法を適当に作り出してください。魔法は必ず、魔力を1以上消費します。
ルード
:リジィオの世界みたいに割と万能な感じなのか。
GM
:魔法は万能ですぜ。
クラリス
:突然ですが、わたしは今からクラリスを名乗ります。
フェイク
:では、突然ですが僕はこれからフェイクって名乗るよっ。
GM
:魔力は、GMが、「それをするなら、n以上魔力を使ってくれ」と言うことがあります。これがコスト。コストに、プレイヤーは任意の魔力を上乗せ出来ます。消費した魔力の合計は、達成値に加算されます。それに、自分が特化している魔法の場合は、能力値ボーナスを削って、さらに足せます。足し方は、+2か、ダイス1個。ただし、クリティカルとファンブルが6の目が2つ以上がクリティカル、1の目が2つ以上がファンブルなので、ダイス追加はリスクがあります。
 魔法は目標値判定となる場合と、達成値判定となる場合がありますが、達成値の場合は、成功度と同義です。
 おおよそわかったかなー?
ルード
多分すぐに分かって無い状態になるから、都度説明なりを。
GM
:うむ。
クラリス
:ですね。
マルコ
:だね。
GM
:では、いかんせん、まだ作り中のルールなので、いろいろと問題はあると思いますが、よろしくおねがいします。
ルード
:よきにはからえ。
マルコ
:よろしくおねがいします。
フェイク
:よろしくおにゃがいします。
クラリス
:よろしくおねがいしますわ。
GM
:さて、今回はとりあえず、ファンタジー系で行くということなので、舞台はとある王国です。
マルコ
:つまり、王様がいるのだな。
GM
:いますよ。で、君たちは何らかの理由によって、魔法の力に目覚めました。なんか適当に考えといてw
マルコ
:占い師のおばあちゃんに目覚めさせられました。
クラリス
:ある日突然、「汝のなしたいようになすがよい」ってw
GM
:で、この国では、魔法使いはいろいろと万能で、つおいので、王宮騎士団みたいに、魔導師団みたいなものがあります。魔法の力に目覚めたばかりの君たちは、その魔法の力を強くしたり、使い方を覚えたりするために、魔導師の専門学校に入学する事になりました。
クラリス
:学園に通うんですね、よーし。
ルード
:何故、余がそのような場所に行かねばならぬのか!
GM
:まぁ、王様から、なんか、お葉書来て、学校入ってね!みたいな感じね。カラスが魔法使えるようになったのを、どう調べたのかは謎だが。
クラリス
:言った者勝ちの法則を発動。
フェイク
:あー、GMGM、ちょっと魔法使わせてー。
GM
:いいよ。
フェイク
:えっと、幻覚の魔法で、自分の顔を、誰もがどっかで見たことがある気がする顔に見えるようにする。
GM
:んじゃあ、とりあえず魔力1でいいよ。
フェイク
:ふむ。
GM
:目標値は…んー、まぁ、おまけで10でいいや。
フェイク
:タロットカードの効果は、常に発揮?
GM
:うむ。
フェイク
:INTベースで…ボーナスが+4だから、ベースが5で?
GM
:違う。
フェイク
:違うか。
GM
:ボーナスは、「消費するもの」なんだよ。
フェイク
:使ったら、二度使えない?
GM
:使ったら減る。IntBを使うなら、1減らすと、達成値に+2か、ダイス1個が出来る。
フェイク
:ふむ。
クラリス
:さて、お金とかに関するルールが無いので、勝手に良家のお嬢様を名乗ろう。ミューゼル家は子爵くらいでw
フェイク
:では、魔力を2上乗せして、ボーナスを達成地+2にして。(ころころ)
GM
:9+3+2=14なので、発動。
フェイク
:基本消費で1に、2上乗せで3?
GM
:そういう意味で取ったが?
フェイク
:ではそれで。
GM
:あい。では、魔力を11にして、IntBを3にしておいてください。
フェイク
:k
GM
:創造系で、顔を想像したという事にしておこう。誰がどう見ても、どこかで見たような人だな。あれ、星座、なんだっけ?
フェイク
:蠍座。
クラリス
:そうよわたしは〜蠍座の女〜♪
GM
:じゃあ、それで。IntBとかのボーナスが使える魔法は、本来は自分の星座の特化のものだけなので、こじつけて、自分の特化魔法でやりたいことが出来るようにGMを説き伏せるのが、このゲームのポイントよ。
フェイク
:k
マルコ
:ある意味、マンチキンなルールですね。
GM
:では、そんな感じで、お話は続きます。

 このゲームは基本的に、魔法を使って物事を解決して行くゲームです。
 魔法を使う時には、魔力を最低1、消費します。
 魔法の発動によって、使用者が求める効果を得るのに、GMは目標値を提示します。この例で言えば、目標値は10です。
 なので、フェイクは2D6と補正値の合計値で、この値を超えることが出来れば、魔法は効果を発揮することになります。
 補正値は、使用する魔力の合計と、自分が特化した魔法の種類であれば(そうであるかは、プレイヤーがGMを納得させる事が出来ればいいです)、各種ボーナスのポイントを1消費して、+2か、ダイス1個を追加できます。
 フェイクはGMから「最低1、魔力を消費すること」(コスト)を受けたので、目標値10を出すために、魔力を3、IntBから1消費して、+2の追加を受け取り、2D6+3+2の判定を行いました。
 出目は9でしたので、見事に成功です。

2.クラリス・ミューゼルの朝。

GM
:でだ、君たちは魔法学校に行くことになったわけだが、実は、今日が入学式だというのに、どこに行けとかそういうのは聞かされていない。
マルコ
:ほほほぉう。
クラリス
:入学通知みたいなものには何も書いていないのですか?
GM
:毎朝決まった時間に鳴る、鐘楼の鐘が鳴ったら家を出なさいと書いてあるよ。
クラリス
:セバスチャン、これはいったいどういうことなのかしら?と小首を傾げよう。
GM
:じゃあ、各々の朝のシーンを聞きつつ、自己紹介をしてもらいましょ。そこの、セバスチャンとお話している人から行くかね。
クラリス
:わぁいw
マルコ
:がんばー。
GM
:クラリスはお嬢様なんか?
クラリス
:クラリス・ミューゼル、14歳の女の子です。ミューゼル家は子爵と勝手に決めますw
マルコ
:そのうち子孫にラインハルトって子が生まれるのですね。
クラリス
:元ネタばれてる わ。それはそうと、長女だと色々面倒な気がするので次女でw
GM
:言ったモン勝ちなので、認めよう。魔法はどうして使えるようになったとか、決めてる?
クラリス
:そうですねぇ、母の形見のペンダントを庭で失くした時に、とつぜん「汝のなしたいように…」
GM
:どこの邪神の声だw
クラリス
:じゃなくて、探知系の魔法に目覚めたとか、ベタな方向で。
マルコ
:で、セバスチャンに探させたのですね。
クラリス
:いいな、それw
GM
:「寒空の下、わたくしめが探しているうちに、お嬢様は魔法の力にお目覚めになって…」
マルコ
:むしろ「お嬢様のお力によって、私が探さざるを得なくなったのです」
クラリス
:なんか悪役になってないかしら。ともかく、今の状況は、この不可解な入学案内に首を傾げてますわ。朝の紅茶を飲みつつ。
GM
:「お嬢様、入学案内にあるように、鐘が鳴ったら、お出かけになられた方が…」とセバスチャン。
クラリス
:「でも、何処に向かえとか書いてありませんわ。…不可解ですわね、でも出かける準備だけはしておきましょう。セバスチャン、わたくしの荷造りをお願いしますわ」…ってどこまで怠惰なんだわたしは。
GM
:あ、そうだ。情報出し忘れた。
クラリス
:なんでっしゃろかいな。
GM
:この王国には、魔導師の専門学校があるって事はみんな知ってるんだけど、どこにあるかは誰も知らないんだ。
クラリス
:都市伝説?
GM
:一部では、そうとも言われている。けれど、魔導師が実在する以上、それはあるんだとみんな思ってる。
マルコ
:どこにあるかは知らないけれど、誰もがみんな知っている。
GM
:うむ。
クラリス
:まぁ、そんな訳で紅茶をたしなみつつ、出かける準備をします。セバスチャンがw
GM
:「お嬢様、お荷物は何をおもちになられますか?」
フェイク
セバスチャンを。
クラリス
:おまえ あたま いいな。
ルード
:トランク5個とかありそうだな。
GM
:まぁ、クラリスはそんなこんなで、鐘の音が聞こえてくるので、そろそろ出かけてくれなさい。
クラリス
:「あら、鐘が聞こえますわ。それでは、行って参りますお母様」と母の写真を振り返ろうw

3.フェイク・アリエルはならず者?

GM
:次の人に行きまする。んーと、次はそうだな、アルファベット的に一番上なので、フェイクか。
フェイク
:フェイク・アリエル。14歳男。スラム出身です。
GM
:魔法を使えるようになったきっかけとかはある?
フェイク
:まぁ覚醒原因は、ミスって衛兵に追い詰められたあたりに?
GM
:逃げるためか。
クラリス
:荒んでるなー。(;´Д`)
GM
:許可しよう。
マルコ
:お嬢様とスラムっ子。
フェイク
:結構猫かぶってます。僕とかいってます。
GM
:で、鐘の鳴る前だが、フェイクはどこにいるんだ? お家は…あるの?
フェイク
:それまで根城にしてた…路地裏に。
マルコ
:所詮この世は格差社会ですよ。
クラリス
:何この落差w
GM
:うい。では、この国の設定を追加するです。ここは王都なんだけど、海と山に囲まれている。
マルコ
:鎌倉か。
GM
:王城は山の中腹にあって、海に近づくほど、下流の街になる。山はおぜうさまが住んでるんだな。
クラリス
:海の方のことなんて、何も知らないんでしょうねw
GM
:クラリスは山側で、フェイクは海側に住んでるんだろう。
フェイク
:潮風の中で育ったのですね。で、たまに山の方に行って、貴族の家に忍び込んでるんですよ。
GM
:まぁ、そんな感じなので、この王都はちょっと坂道が多かったりする。石畳とかちゃんと張ってあるのは、中腹から裾野くらいまでかな。
クラリス
:つまりその坂を駆け上がるんですね。俺たちは上り始めたばかりなんだよ、この果てしなく長い、魔法坂をよ…
GM
:フェイクは鐘が鳴る前だが、何かしているんかね?
フェイク
:ん? 仲間にちょっとお金とかを渡しつつ、鐘の音が鳴ったあたりに、とりあえず表通りに出ようかと。
GM
:んじゃあ、そんな感じで。
フェイク
:「みんな、僕。(詐欺とかを)がんばってくるよ!」
クラリス
:スラムの子「あにい、行っちゃうんですかい?おれっちたち、きょうからどうすれば」
GM
:「ばかやろう、あにぃが魔導師になれば、王城付きになんだぞ」
クラリス
:「それじゃあまいにち、パンとかくえるのか!あにいすごいよ!」
フェイク
:「だから、それまで協力して生き残るんだよ」
GM
:「わかったよ、あにぃ!」
クラリス
:なんだろう、いってて泣けてきたw
GM
:まぁ、別に全寮制ではないんだがね。
クラリス
:マジか。勝手に全寮制だと思ってた。
フェイク
:「それじゃ、いってくるからー!」 たーんたーんたーん。
GM
:いつでも帰ってきてかまいませんw

4.ルードヴィッヒ=ヴァン=エッフェンバッハはカラス。

GM
:では、次はルードです。カラス?
ルード
:うい。余の名前はルードヴィッヒ=ヴァン=エッフェンバッハ。ってやべぇキャラ固定できる気がしねえ。どうする俺。
GM
:それはそれでw
ルード
:目覚めたきっかけは長く生きてる内に…所詮カラスの思考なので、長くってのはどれくらい長いのかは分からないが…まぁ、それでも普通の鳥よりは長くいきてると。
マルコ
:3ヶ月くらいじゃねー?
GM
:2年とか、5年とかだろ、さすがに。
ルード
:で、目覚めたものはしょうがあんめえと。
GM
:すげぇ、カラスw
ルード
:そういうわけで、いずれは鳥類の頂点に立つべく、なんでも制御法やらを学ぶ為に学校なる場所に行かなくてはならないらしい。
クラリス
:とりあえず路地裏の覇者ですね。
ルード
:で、場所が分からんのか。入学とやらの日であるのに迎えもよこさぬのか、けしからん。
GM
:うむ。カラスとコンタクトを人間が取るのも変なので、ふくろうが飛んできて、カラスを学校に来るように言ったことにしよう。
マルコ
:白いんだな。フクロウ!
GM
:「鳥類の頂点に立つのであれば、猛禽類の長たる我が輩よりも強くならねばならんな!」
ルード
:「ならば、そこなフクロウ。何処に向かえばいいのか?」
クラリス
:かっこいいなぁw えらそうだなぁw
GM
:「鐘の音が聞こえたならば、広場の方に向かって飛ぶがよい」
ルード
:ではそのように。
GM
:「さすれば、おぬしは、同じ新入生の者たちとであうであろう」
ルード
:「ならば、飛んでいこうではないか」と、飛んでいこう。まぁ、鳥故忘れることも多々あるが、その際は許せ。

5.マルコ、不吉な占いの真意は…

GM
:では、最後はマルコ。
マルコ
:あい。
GM
:マルコは一体どんな生まれで、どんな魔法の目覚め方をしたのでっしゃろかいな?
マルコ
:生まれは考えてないけど、占い師のおばあちゃんに見いだされて、跡取りとして育てられてます。で、占いやってる内に気づけば魔法が使えるようになってた、と。ちなみに、おばーちゃんは魔法使えない。
GM
:では、朝のシーンです。鐘が鳴る前。
マルコ
:ほい。
GM
:おばあちゃんと住んでるの?
マルコ
:だよ。家はきっと山より海が近いな。
ルード
:冷たいおばあちゃんか、はたまたやさしいおばあちゃんか。あるいは物理的に冷たいおばあちゃんか。
マルコ
:なんでだ。
クラリス
:物理的に〜をまっさきに思い浮かべた私。
GM
:「おお、マルコや。今日は、入学式だろう?行かなくていいのかい?」と、ばあちゃん。
マルコ
:「あ、今日でしたっけ。行きます行きます」
GM
:「ちゃんと勉強して、ちゃんとした魔法使いになるんだよ」
マルコ
:「魔法使って占いやれば、的中率あっぷしますからね」
ルード
:鳥とチンピラと占い師とお嬢様ってすげえ取り合わせだな。
クラリス
:どんなパーティだ。
GM
:つか、占い師やるより、王宮付きになった方が儲かると思うが…
マルコ
:そこはそれ、庶民なので。
フェイク
:まぁ、庶民ですし、発想が貧困?
GM
:「で、魔法の学校は、どこにあるんだい、マルコ?」とばーちゃんが聞いてくる。
マルコ
:「明日の方角にあるんだとか?」
GM
:「そうかい、そりゃ、いいことだね」
クラリス
:暢気ね。
GM
:そういえば、ばーちゃんは占い師だったな。「あたしの占いじゃ、マルコはそこで、たいせつな人たちとであうはずだよ」
マルコ
:「はぁ」
クラリス
:×:たいせつな ○:たいへんな。
マルコ
:ですな。
GM
:ばばぁ、ちょっと老眼でw では、鐘の音が聞こえてくる。お出かけしてくださいな。
マルコ
:「おばーちゃん。ありがとう。覚えておきますね」じゃあ、商売道具の真っ黒ローブと水晶玉とダウジングとタロットをもって、明日の方角へ出発。
GM
:では、出て行ったマルコを見送って、ばーちゃんは商売道具の水晶に手をかざす。ぱっきーん!
マルコ
:はぅ。
クラリス
:ちょw
フェイク
:不吉なw
GM
:はい、そんな感じで、オープニング終了です。

 ここで、一回休憩を挟みました。
 このゲームは従来のTRPGのように、判定処理があまりなく、会話を中心としたゲームとしてデザインされています。
 とまれ、このサンプルプレイヤー達が今回はどんな冒険をするのか…

ルード
:なんでだろう。最初は見えざる手をメインにペルソナっぽいのを考えてたのに、誰がカラスにしたんだ? 俺か!?
クラリス
:誰もカラスを薦めた記憶はないですよw
ルード
:俺か!?
マルコ
:しかしカラスか。仲良く慣れそうだな。
クラリス
:生ものでお願いしますの流れで自決したようなw
フェイク
:でしたね。
ルード
:どうもアルケナが真っ先に頭に浮かんで、探知…占いや、未来を予言する能力でね、これだ!これしかねえ!やっちまったああああああああ!みたいな?
マルコ
:まぁ、テストプレイだし。何をしてもOKでしょ。
クラリス
:一人だけ山側で浮いてるなぁ。
マルコ
:いや、山側、中間、海側、その他とばらけてるぞ。
フェイク
:フェイク君は一度くらい盗みに入ってそうだ。
GM
:飲物とってきたっと。
クラリス
:おかえりなさー。
フェイク
:おかー。
マルコ
:えりー。
GM
:はてさて、では、やるだけやってみよう、テストプレイ。さて、そろそろ再開するでーよ。
ルード
:うい。
フェイク
:k
クラリス
:よろしくてよ。
マルコ
:OK。

6.入学試験は猫と共に。

GM
:そんなわけで、鐘の音と共に外に出なさいと言われたみんなは、外に出たわけだ。一部、はじめっから出ているようなカラスもいるが。
マルコ
:外に出ましたな。
フェイク
:出ましたね。
ルード
:うむ。
クラリス
:体に似合わないトランク抱えて、坂道を降ります。馬車を仕立てようにも場所はわかりませんもの。それに、お母様も運命は自分の手足で掴めとおっしゃってましたわ。
フェイク
:そしてトランクの中にはセバスチャンが。
GM
:まぁ、ともあれ、ドアを開けて出るなり、路地を曲がるなり、広場のあたりに入るなりをすると、だ。
マルコ
:ダウジングによるとこっちかな、と広場の方へ。
GM
:突然、ぎゅいーんと景色がゆらいで…
ルード
:ここは不思議空間トワイライトゾーン。
GM
:気がつくと、君たちはただっぴろい草原にいる。ルードは草原の上をいつの間にか飛んでいる。
ルード
:ほう。
クラリス
:「…わたくしは、夢を見ているのでしょうか」と呆然と。
ルード
:お互いの姿は確認出来るのか?
GM
:それほど離れた距離ではない。ルードは飛んでいるから、眼下に、人間が3人いるのがわかる。というか、他に人影はないね。
クラリス
:建物の影も無いのかな。
GM
:ないね。
ルード
:見渡す限り草原?
GM
:うむ。
ルード
:空飛んでても地平線とか見えちゃう感じ?
GM
:見えちゃうね。
ルード
:ほうほう。
フェイク
:ふむ。
クラリス
:困りましたわ。周囲を見回しても、草原と下々の者とカラスしかw
GM
:さて、地上組は、自分以外に二人、見知らぬ顔が、びっくりしている訳だ。
マルコ
:これはびっくり。
フェイク
:「んーあー…はじめまして」顔違うはずだし気づかれないよな、とクラリスを見て。
クラリス
:え、知り合いだったのw
フェイク
:盗みに入ったとき一度ばったりとw
マルコ
:これがおばーちゃんの言っていた大切なひと?「はじめまして…ですかね」どこかで見たような顔だけど。
ルード
:会話が聞こえる辺りを飛んでよう。
GM
:では、ぱたぱた飛んでいるルードは、背後からふくろうが飛んでくるのに気づくよ。さっきのふくろうさんね。
ルード
:おう。
GM
:「ほれ、お前さんも降りていって、挨拶せんか」
ルード
:む、奴らも「にゅうがくせい」とやらか。
GM
:「うむ」
ルード
:では近くに…止まり木は無いかな。
クラリス
:ないですね。
ルード
:無ければ地面でいいや。
GM
:「止まり木がないと、確かにとまりにくいのぅ」と、ふくうさん。で、ふくろうさんは、足に、黒猫を抱えているのだが…
クラリス
:ウィッチ!ウィッチじゃないか! はっ、また何かが乗り移った。
GM
:その黒猫さんがもにょもにょ言うと、地上のみんなの近くに木が生える。
クラリス
:きゃあ!
マルコ
:うわぁ。
GM
:「停まるといいよ」といって、黒猫は地面にしゅたっと降りていくね。
ルード
:では木に移ろう。
GM
:ふくろうさんは止まり木に停まる。
ルード
:で、「そちらも『にゅうがくせい』とやららしいな。余の名前はルードヴィッヒ=ヴァン=エッフェンバッハ。よきにはからえ」
クラリス
:せんせー、言葉は通じるのでしょうかw
GM
:通じる。
クラリス
:なにぃ!?
GM
:「通じるよ」と黒猫さん。
マルコ
:「よろしく。ルードヴィッヒさん」
フェイク
:姿格好はからすのまま?
ルード
:当然。
GM
:ふくろうさんは、「魔法ってのはそういうものさ」とか言ってるね。
マルコ
:魔法だからなんでもアリか。
GM
:有りです。魔法だから。
フェイク
:「はじめましてだねー。ボクはフェイク。喋れるカラスってはじめてみたよー」
ルード
:「で、ここは何処なのか」
クラリス
:予期せぬ事態に戸惑いつつも、「どうやら、皆さんも魔法学園の入学案内を受け取られたようですね。わたくしはクラリス・ミューゼルと申します、よろしくお見知りおきを」と優雅に挨拶を。そう優雅に。
GM
:「みんなそろってるね」と、黒猫さん。
マルコ
:「あなたも入学生ですか?黒猫さん」
GM
:「ぼくは違うよ。君たちを案内するために来たんだ」
クラリス
:「わたくしたちは、これからどうすれば良いのでしょう?そもそも、ここは何処なのですか?」
GM
:「ここは、ちょっとした魔法で作った世界さ」
フェイク
:「魔法って便利だねー」
ルード
:広場、広場は何処じゃ。広場を目指せと。
クラリス
:ある意味ここも広場ですわ、カラスさん。
ルード
:ほう、ここが広場と言うのか。覚えておこう。
GM
:うまいことをいうwと、ふくろうさんが笑っているぞw
マルコ
:広い場所ではありますねー。
GM
:「さて、君たちにはこれからちょっと、入学試験みたいなものを受けてもらおうと思う」
クラリス
:「で、試験…ですか?」
GM
:「魔導師になるために、君たちには学校に入ってもらうわけだけど」と、黒猫さんが続ける。「ただ、魔力があるだけじゃ、魔法使いとは言えない。ある程度のふるいには、かけさせてもらっているんだ」
マルコ
:「へぇ」
クラリス
:「合格すれば魔法使いになれるのですね!お母様と同じ魔法使いに!」勝手にお母様魔法使いになっちゃったよ。なっちゃったよ。
フェイク
:「ボク達以外に誰も居ないみたいだけど、他の人はいないのかなー?」
GM
:「今年の新入生は君たちだけだ」
マルコ
:「どのようなふるいにかけるのでしょうか?」
GM
:「簡単だよ」と黒猫さんが言うと、黒猫さんの背後に、ガラスの階段のようなものが現れて、すうっと空にのびていく。「この階段を、一番上まで上がっていくんだ」
フェイク
:まるでロックだ。
クラリス
:「それだけなら、随分簡単に聞こえますけど…」
GM
:「まぁ、もちろん、途中にはいろいろあるけどね」
マルコ
:「ルードヴィッヒさんなどは飛んでいけそうな?」
ルード
:寧ろ歩けと言われると困るやも知れん。
GM
:「いや、飛んでいってもかまわないよ。ただし、途中にある、4つのクリスタルを手に入れて、一番上まで行ってね」
クラリス
:ま て。
GM
:な に か な。
クラリス
:ツインヘッドドラゴンとかケルベロスとかいるのかw
GM
:ケルベロスとかはでないよ。いてもいいが…
フェイク
:前者は否定しないの!?
GM
:ツインヘッドドラゴンも…で…ないよ?
クラリス
:なぜ目をそら。す
GM
:まぁ、そういうわけで。
クラリス
:それはそうと、黒猫さん。試験に不合格になるとどうなるのかしら?
マルコ
:魔法が使えなくなります。
ルード
:ハムが飛ぶように売れる。
GM
:「一応、魔法が使える一般市民ってことになるから、王宮の監視がつくかな?」
クラリス
:え?なくなる訳じゃないの? せっかくお母様と同じ能力を失いたくないとか、そういうRPでモチベーション高めようと思ったのにw
GM
:それも面白いな。じゃあ、封印されちゃうことにしよう。
フェイク
:それはこまる。ものすごいこまる。なんていうか、本職的に。
クラリス
:モチベーション上がってる方がw
ルード
:それは困る、鳥類の頂点に立つプランが。
マルコ
:「それは困り…ますかね?」
クラリス
:では、何としても合格しなくてはなりません。私はお母様のような魔法使いになりたいのです。どんな魔法使いだったか知りませんがw
マルコ
:「では、仲良く頑張りましょうか」
GM
:「さて、じゃあ、がんばってね」
クラリス
:え。それだけ?せめて肉球ぷにぷにさせてw
GM
:「これは、ぼくからのプレゼントだよ」と黒猫さんが言うと…
マルコ
:でっかい肉球が。
GM
:いや、君たちの目の前に、魔法の発動体が現れる。発動体の形は任意でいいよ。魔法使う時の達成値に+1できるようになる。アイテムリストに書いておいてね。
ルード
:足輪。
クラリス
:足輪以外無理ですねカラスさん。
フェイク
:じゃぁ、首輪。
マルコ
:じゃあ、ヒマラヤ水晶のペンダントで。
クラリス
:正直、カラスさんが他のカラスさんと混ざると認識でき無い気がするので、トランクの中から赤い靴下…じゃなくてリボンをだして軽く巻いてみよう。発動体は片手でもてるワンドにしますわ。
ルード
:何をするか。
マルコ
:王者の証ではないでしょうか?
ルード
:く、自分では外せぬ。
GM
:「なかなかキュートじゃないか、カラスくんよ」と、ふくろうさんが。
クラリス
:よく似合いますわ。(にこにこ
ルード
:そ、そうか?
マルコ
:なかなか風格がありますよ。
ルード
:風格。そうであろう。まさに王者の風格。
GM
:「じゃあ、がんばってね。ぼくは一足先に上に行っているよ」と、黒猫さんはふくろうさんに捕まれて、うにゃーんと飛んでいく。
クラリス
:うにゃーん…(蕩けてる) 多分、黒猫さん偉い人(?)なんでしょうけど、ふくろうさんにつかまれて飛んでいくあたりらぶりー。
GM
:しかも丸くなって運ばれるんだ。
フェイク
:うにゃーん。
クラリス
:どうしよう、黒猫さんにもう一度会うために頑張ろう。

7.まずは火のクリスタル。さて、魔法は…

GM
:さて、君らの目の前には、広大な草原の中、空の向こうに向かってのびている階段がある。
マルコ
:昇りましょうか。昇る以外の選択肢もなさそうですし。
フェイク
:幅どれくらいなのかな?
GM
:10メートルくらいあるよ。
マルコ
:大丈夫。落下してもダメージは受けるけど死にはしないし、大人しくしてればすぐ回復します。
クラリス
:フェザーフォーリング装備があればw
GM
:使うと言えば、GMは許可しますがねw
ルード
:余は先にすーっと飛んで行って、ある程度の地点に止まって全員が到着するのを待ちながら、と言った感じで。
マルコ
:先頭はルードヴィッヒさんで。
クラリス
:飛んで言ってもいいとは言ってましたわね。カラスさんに斥候を頼みましょう。
GM
:隊列はあんまりこのゲーム、関係ないから、気にしないでもいいかな。では、てくてくと君らは歩いていく。
マルコ
:てくてく。
フェイク
:てくてく。
クラリス
:てくてく。
GM
:ルードは斥候するん?
ルード
:いや、特にしない。
GM
:じゃあ、同じ速度でてけてけと。で、また、ぐわんっと世界が揺らいで…
マルコ
:くらっ。
GM
:景色が変わります。
ルード
:ここは不思議空間(ry
クラリス
:あれ、折角のピクニック気分がもう終わり!?w
GM
:さて、変わった景色は、なんて言ったらいいのかな、煉獄?
クラリス
:ちょ。
ルード
:むう。
フェイク
:暑い。
マルコ
:ここは地獄の一丁目。
GM
:大地が裂けていて、真っ赤な溶岩とかが見える。
クラリス
:階段は?
GM
:突然消えて、気がつけばそこにいたという感じだね。
フェイク
:「むー…本物かな、幻覚かな」
GM
:火柱とか、びしゅーんびしゅーんと立っていたりする。
マルコ
:ここでクリスタルを探すのですね。
クラリス
:火のクリスタルですねw
GM
:では、マルコは、気づくよ。
マルコ
:きゅぴーん。占い師の直感が働きました。
GM
:さけた大地の向こうで、サラマンダーが昼寝している。
フェイク
:さらまんだー。
ルード
:トカゲか。
GM
:前足のところに、真っ赤に光るクリスタルがあるね。
クラリス
:サプレス・エレメンタル。
GM
:やるというなら、許可はしますけどね。
マルコ
:まぁ、1.寝てるサラマンダーに気づかれないように拾ってくる。2.寝てる内にサラマンダーを倒してクリスタルを奪う。3.サラマンダーに事情を説明して譲ってもらう。あたりですか?
クラリス
:交渉するのがいいのですかね。わたくしは、残念ながら精霊の言葉はわからないのですけど。
マルコ
4.諦めて帰る。
クラリス
:はやいな。
ルード
:5.無視して先に。
GM
:とは言っても、次の階段が、見える範囲にはないね。
ルード
:ないのか。
GM
:ちなみに交渉しようにも、この裂け目をなんとかしないといけないなぁというのは、誰でもわかる。
マルコ
:飛べる人に任せればいいわけですか。
クラリス
:つまりカラスさんが単騎特攻。
ルード
:墓穴を掘った感が。
フェイク
:そして焼き鳥に。
クラリス
:オチまで完璧ですわw
GM
:裂け目から火柱がw 具体的に言うと、難易度10くらいの火柱が…
クラリス
:カラスさんは精霊とお友達になれますか?
ルード
:精霊とはなんぞ?
クラリス
:あそこでぐっすりお休みになられてるトカゲさんみたいな方たちですわ。
ルード
:で、どうなのだ、GM。
GM
:特に決めてないので、魔法使いなら全員しゃべれる事にしていいよ。
クラリス
:渡るために火柱を抑える方法。水をかける。みえざる力でバリアを張る。あるいは肉体強化系で皮膚を炎に強くw
マルコ
:火柱を避けて通る。
フェイク
:この火柱は本物なのかしら。幻覚とかないかな?
GM
:ここにいても熱いし、どうも本物じゃないかなと思う。幻覚だとしても、かなり痛そうだな。で、火柱をさけて通るなら、運だなぁ。何にしようかな…CTBで(ころころ)難易度10だそうです。
ルード
:10がどのくらい難しいのかわからん。
GM
:ボーナスのみのロールの場合は、SWでいうところの、技能レベルがないロールと同じ。
マルコ
:CTボーナスと2D6で、10以上が出るかどうか、です。
クラリス
:わたくしのCTボーナスは+2ですから、8以上ですね、分の悪いかけですわ。
ルード
:余の場合はCTB3であるから、7以上出せばいいのか。
マルコ
:避けて通れる気がしない。
ルード
:分が悪いな。
クラリス
:カラスさんは何座でしたっけ?
ルード
:天秤座である。
クラリス
:わぁ、おそろいですね♪…じゃなくて。
ルード
:つまり、ここは魔法を使えと言うことか。
GM
:うん、火柱は具体的にいうと、失敗差分くらい、HPにダメージを受けそうだとシナリオノートに書いてある。
クラリス
:じゃあ、変化系魔法は難しいですね。
フェイク
:幻覚と創造もあれかな。
クラリス
:変化形魔法の使える人がカラスさんを強化、クリスタルをゲッツ…でもサラマンダーがいるんでしたっけ。
ルード
:問題1のここを越える方法の後に、問題2のクリスタル奪取が待っているわけだな。
クラリス
:ということは精霊とお友達になれる方がここを飛び越えないと。
ルード
:まだ実行はしないが、方法として尋ねてよいか?
GM
:なんでっしゃろかいな。
ルード
:「火柱が立たない安全な順路」を探知することは可能か?
GM
:魔法でくるなら、許可しよう。コストは2で、難易度はこれも10にしよう。
ルード
:しかし、余が一羽で特攻しても…ええい、何か案は無いのか皆の衆。
GM
:つか、一応言っておくと、飛ぶだけなら、誰でもできるぞ。魔法で飛ぶと言って、適当な事を言って、GMが納得すれば、魔法は成立する。
フェイク
:道がなければ作ればいいじゃない。
GM
:道がなければ作るのも可。
クラリス
:見えざる力で橋の様な物を作るのは難易度どれくらいかしら、それなら一人の消費で全員渡れますわ。
GM
:距離が30mくらいだから…
クラリス
:長ッ!
ルード
:長いな。
GM
:橋を架けるなら、コストが3くらいかな。
ルード
:「安全な順路を選んで」橋が架けられるのか?
GM
:探知をした後に、そこにかけてーんて言うのは可能。
フェイク
:創造で、マジックハンドみたいなものを、こう、ぎゅいーんって。
クラリス
:それ採用したいw
GM
:マジックハンドとは、やるなw 30mなので、こちらもコストは3で。難易度は11で。
フェイク
:耐熱性と捕獲製にすぐれたとっても長いマジックハンドは、難易度11か。
クラリス
:コストってのは消費する魔力かな?
GM
:うい。
マルコ
:そのマジックハンドでクリスタルをもってくれば…
ルード
:魔法を使う場合は、どうボーナスがつく?
GM
:2D6+魔力+発動体+ボーナス値を使うなら1点毎に+2。コストは、「使わなければならない魔力」。追加する分には、いくら足してもかまわんよ。
ルード
:消費したボーナス値は、そのセッション中、或いは休息をとるまでは回復しないと考えていいのかな?
GM
:そう。
ルード
:0になった場合のペナなんかは? 或いは、0を超えて消費できるか。
GM
:魔力0は魔法が使えない。0以下にはならない。タロットでなることはあるけど、それは単に魔法以外の判定の時にしか影響しない。
ルード
:了承。
マルコ
:これ、得意系統だとボーナスってあったっけ?
GM
:得意系統の時だけ、能力値ボーナスを使える。それ以外は魔力でのみ、底上げ。
ルード
:コストとして消費する魔力は、達成値に加算できる?
GM
:うん。
ルード
:なら、11の場合、最低3消費だと、発動体で+1。
GM
:そう。
ルード
:4、このままだと2D6で7以上?
GM
:そう。
ルード
:何もしないで行くのと変わらん。
クラリス
:で、得意系統ならそこにボーナスが入るの?
GM
:得意系統であれば、何かしらの能力値を使って、上げられる。これなら、DexBかの。StrBでもいいや。あとは、追加で魔力を使って加算するか。
ルード
:複数人の魔力を消費しあって達成値を上げることは可能?
GM
:可能だけど、マジックハンドは複数人で使える感じじゃないな。
ルード
:物によっては可能と。
GM
:うい。
クラリス
:じゃあ橋をカラスさんと私でw
ルード
:橋だとコスト3か。
クラリス
:この場合は二人とも魔力を3ずつ消費する?
ルード
:ダイスロールは代表者のみか?
GM
:えーと、どうすっかな。コストは、ダイス振る人が支払ってくれれば、それ以外の人は、魔力を1以上消費すれば、協力魔法ということにしよう。
クラリス
:カラスさん、魔力は幾つ?
ルード
:16。
クラリス
:わたしは18だし、私が3消費しますわ。
GM
:了承。
ルード
:そのままだと2D6、目標値が7であるから、余が幾つ継ぎ足すか、か。
GM
:うむ。基本的にこのゲームはこういう、魔力をどうやって使っていくかを悩みつつ、魔法をクリエイトして遊ぶゲームと言うわけだな。
ルード
:やはり3程度か?流石に4以上なら出るであろう。
GM
:では、お互いに3ずつ消費で、30mの橋を架ける事を許可します。
クラリス
:そうね、では、見えざる力で橋を作ります!えいっ!(ころころとした出目は5)
フェイク
:あぶないw
マルコ
:成功。
クラリス
:ちょっと豪華な橋がどーんと。
GM
:30mの割れ目に、すぃーと、橋が架かったよ。
クラリス
:カラスさんのレリーフも加えておきましたわ。
ルード
:うむ、よきにはからえ。
GM
:魔力を結構使っているから、そう簡単には壊れなさそうだね。
マルコ
:「これは良い橋がかかりましたね」
クラリス
:「さぁ、みなさん、わたりましょう!」
フェイク
:「大丈夫かなぁ」
GM
:魔力の達成値は、結局いくつだ?
ルード
:12かな?
マルコ
:13ですかね。
GM
:5+3+3+1+1?
ルード
:こっちの発動体も足せるのか。
GM
:足せていいことにしよう。13だね。
ルード
:ミナデインは非常に強力になるわけか。
クラリス
:面白いですわね。
GM
:火柱は10しかないんで、13は壊せないな。では、渡り追えた。サラマンダーさんは寝ている。

 発動体の補正加算は、今回は認めていますが、ゲームバランスとしては認めない方がいいかも知れないので、最終的なルール上では認められなく鳴なるかも知れません。
 協力魔法のルールは未確定(というより、このゲームのルールそのものが未確定)なので、あくまで処理の方針程度に考えておいてください。
 それから、クラリスが言っている「見えざる力」は、ルール上は、正確には「見えざる手」です。実体を作り出すのは、ちょっとやり過ぎだったかも知れません。

ルード
:さて、ここからが問題であるな。
フェイク
:「さて、クリスタルかなー」
クラリス
:「…起こすのが礼儀でしょうかw」
マルコ
:「ですかねぇ」
フェイク
:出口ってどこかに見えますか?
GM
:出口らしきものは、ないよ。
フェイク
:ふむ。
クラリス
:精霊とのコミュニケーションは、魔法使いなら誰でも出来ます?
GM
:出来ますよ。まぁ、精霊に特化している方がいいのかもしれませんが、特に考えてはいないです。
フェイク
:かすめとるか起こすか、悩みますね。
クラリス
:いきなり強奪するなんて泥棒さんのすることですわ、ここは起こして事情を説明しましょう。
GM
:泥棒さんもいるわけだが…
フェイク
:ふふり。
ルード
:余もある種、そうであるかも知れん。
マルコ
:じゃあ、起こして説得して言いくるめて騙して奪い取る方向で。
フェイク
:では、誰が起こしに行きますかね。
ルード
:言いだしっぺの法則と言うものがあってだな。
クラリス
:フェイクさん、よろしくお願いしますね。
フェイク
:へ!?「いや、待って欲しいとボクは思うかなー。それよりなんでボクなのかちょっと尋ねておきたいよ」
クラリス
:つ「言いだしっぺの法則」
GM
:フェイク:では、誰が起こしに行きますかね。
フェイク
:「うぁ…えー…うーん…」
マルコ
:じゃあ、私が行きますか。
クラリス
:サラマンダーさんに興味があるので後ろについていきますけどね。
ルード
:余は傍から眺めていよう。
マルコ
:けっきょく、みんなで行くことになりましたとさ。
GM
:誰が声をかけるのかな?
マルコ
:では、サラマンダーに近寄って、「朝ですよー。起きてくださーい」
GM
:「うーん」と言って、サラマンダーがもそりと起きる。あくびをすると、ぼうっと火が出たりする。
マルコ
:「おはようございます。サラマンダーさん」
GM
:「誰ぞな?」
マルコ
:「私たちは魔法の学校の新入生です」と、自己紹介を。
GM
:「おおう、あまりに遅くて、居眠りをしていたわ」
マルコ
:それはお待たせをしました。
GM
:「というより、お前さんら、いつの間にこっちに渡ってきた?」
マルコ
:「先ほど」
クラリス
:「橋を作って、その上を歩いてきましたわ」
GM
:「ほう、なかなかどうして、立派な橋じゃないか」
クラリス
:「わたくしとカラスさんの合作です、うふふ」
GM
:「誰か、火柱を食らったりはしなかったのか?」
クラリス
:ぷるぷると首を振ろう。
マルコ
:「しませんでしたね」
GM
:「つまらんのぅ…」
クラリス
:ちょっとまて。
フェイク
:「つまらないって…」
GM
:「ワシが起きていれば、渡ってくる途中に、火でも噴いてやったものを…」
マルコ
:「それはまた今度の機会にでも」
クラリス
:流されないなぁ、マルコさん。
フェイク
:「二度と会いたくないけどね」ぼそぼそ。
GM
:「まぁ、渡ってきたものはしょうがない。これをやろう」と、クリスタルをくれるね。
クラリス
:「わぁ、ありがとうございます」
マルコ
:「ありがとうございます」では、火のクリスタルは私が持ってましょう。
クラリス
:よし、第一世界での冒険は終わったわ。あれは水のクリスタルだった気がするけどw
ルード
:で、次は何処に向かえばよいのか?
GM
:「次は、水のクリスタルじゃな。水は生命の源。これさえ覚えておけば、簡単に手に入るであろ」と、サラマンダーさんが言うと、ぎゅいーんと、風景がまた変わりますよ。
ルード
:ここは(ry
GM
ここは砂漠です。
クラリス
:どこが水の世界ですかw

8.水のクリスタル。ベタなのはいいことですよ。

GM
:見渡す限り砂漠です。向こうに、朽ちた神殿が見えます。
クラリス
:トランクから大きな帽子を取り出して被ります。
ルード
:あ、暑いぞ。
GM
:ああ、黒いから、かなり暑いかも…
マルコ
:水の気配でも探知しましょうか。
フェイク
:「先にアレ(神殿を指差す)いってみないー? 見るからに怪しいし」
ルード
:先に神殿にすーっと飛んでいこう。
クラリス
:こ、これは辛い試験ですわね、砂漠なんて始めてですわ。
GM
:ルードは神殿に行くなら、それがかなりの年代ものだとわかるね。
ルード
:ふむ。
マルコ
:はやく日陰に。
GM
:石で作られたものだけど、熱砂にやられて、かなり朽ちている。
クラリス
:逃げ水ならぬ逃げ神殿で近づけなかったりしてw
GM
:屋根はちょこっと残って、日陰くらいはあるかな。とてとて行くなら、神殿には着ける。
クラリス
:神殿の中央に水のクリスタルとかがあるととても楽なのですけど、そこまで楽はさせていただけないかしら。
GM
:中央には、水のクリスタルはないけど、祭壇はあるよ。
クラリス
:近付いてみますわ。
マルコ
:近づいて、調べてみましょうか。
GM
:で、祭壇の上には、女性が寝ている。
クラリス
エリアー!?
GM
:女性というか、老婆だが…
マルコ
:お、おばーちゃん
クラリス
:あれ、老婆か、エリアじゃねぇな、ぺっ。
フェイク
:「死んでないかなー? これ」ゆびでつっついてみる。
GM
:何をもって死んでいるとするかにもよるけど…反応はないね。
クラリス
:「なんてことを!おばあ様、しっかりしてくださいまし」
GM
:祭壇を調べるならわかるけど、祭壇の周りは、直径25mほどの円で囲まれているね。囲いの高さは15cmくらいかな。
マルコ
:つまり、乾燥わかめの法則。
クラリス
:水をかけろと。
フェイク
:または囲いに水をなみなみと注げと。
クラリス
:おばあさまに水を飲ませるとたちまち復活、水のクリスタルをプレゼントしてくれるというのは甘いかしら?
マルコ
:水をかけるなりなんなりして、この方を起こして、クリスタルの在処を聞きましょう。
ルード
:で、その水は何処か?
フェイク
:とりあえず、どなたか雨を降らせればおk。
マルコ
:創造系か精霊魔法で呼ぶのかな?
クラリス
:探査系の魔法が使えるのなら、ダウジングも手ですわね。
マルコ
:この世界のどこかに水があるのなら、探知でもいいですが。
GM
:いかようにも。GMが「うむ、それはありかも知れない」と言えば、それが有りだ。
クラリス
:とりあえず皆さんの得意系統と、残り魔力を自己申告。わたくしとカラスさんは探知系と見えない力系列ですわ、魔力は残り15。
フェイク
:創造系と幻覚。残り魔力11。
マルコ
:精霊と探知。魔力20。
GM
:そうか、マルコはタロットの分で魔力が多いんだな。
ルード
:残り13。時に、余にはルードヴィッヒ=ヴァン=エッフェンバッハと言う名前があってだな、カラスとは違うのだよ!カラスとは!
クラリス
:まぁ、カラスさんの方がかわいらしいかと思いましたのに。失礼しましたわ。それはそうと、精霊系魔法は精霊の召還とかは出来ますの?
GM
:出来ますよ。
クラリス
:でしたら、水の精霊を呼び出して、水を出す。シンプルにして明快。いかがか。
マルコ
:では、ここは魔力のあまってる私が精霊さんを呼ぶのが早いかな、と。
ルード
:ではそのように。
クラリス
:難易度聞いてからにしましょうw
マルコ
:GM、難易度とコストはどれくらい?
GM
:精霊を呼ぶは、コストは1でいいよ。
クラリス
:おや、こげな砂漠でも?
GM
:呼ぶなら。まぁ、呼んで、どうするかによるけど。
マルコ
:水を出してもらう。
ルード
:達成すべき内容は、精霊を呼んで、なみなみと水を浸す、か。
クラリス
:そら無理だわーとかいわれるのねw
GM
:ばばぁにかけるくらいか、なみなみと出すか。なみなみなら、コスト4くらいかな。難易度はない。
マルコ
:なるほど。
GM
:ばばぁにかけるなら2で、こちらも難易度はいらにゃい。
マルコ
:創造系で水を作って同じ事をやる場合は?
GM
:創造系の本来の用法はちょっと違うつもりだったが、まぁ、同じでいいよ。
ルード
:合成、みたいな感じか。
GM
:うむ
マルコ
:酸素と水素から水を合成?
ルード
:成る程、そう解釈すれば創造でも強ち。
GM
:そういわれると、それは可能だから、有りだけどなw
クラリス
:魔法は何でも出来るってお母様がw
マルコ
:まぁ、ここは魔力もたくさんありますし、魔力4使って水の精霊さん、水をください。
GM
:了承。
マルコ
:サイコロふるのですか?
GM
:ロールしてくだちぃ。ダイスを振る以上、ファンブルはありますので。
マルコ
:(ころころとした出目は7)可もなく不可もない。
GM
:では、水の精霊さんが出てきましたよ。で、なみなみの満たすんだっけ?
クラリス
:うん。
マルコ
:「精霊さん、このあたりに水をなみなみと注いでください」
GM
:「わかりました。では」
ルード
:余も水浴びがしたくなってきた。
マルコ
:よいですよ。
クラリス
:そして鉄砲水に襲われるわたくしたち。
ルード
:ウルトラ水流の如く。
GM
:とまれ、精霊さんが腕をふるうと、空気が水に変わって、祭壇の周りを水で満たす。なみなみと祭壇の周りを水がみたすと、精霊さんの力以外の水の精霊力が強まって、こんこんと祭壇を中心に、水がわき出し始めます。
ルード
:婆さんに水をかければ若返って生き返ってありがとううっふん、を誰もが想像しているフシが…
クラリス
:期待しているわ。
GM
:さらさらと水が流れていって、神殿の床をしめらせていくと同時に、期待通りに、ばぁさんが若返りますよ!
クラリス
:ベタですわ。
GM
ベタですよ。
クラリス
:そんな、そんな風にまっすぐな目で断言されたら…わたしもう何もいえないw
GM
:さて、こんこんとわき出し始めた水は、神殿のすべての床を塗らして、その後、砂漠の世界も、水に満たされていくので、世界が光と共に、緑を取り戻していきますよ。
クラリス
:わぁ、一大スペクタクルですね。
GM
:さて、うら若き乙女が目を覚ます訳です。
マルコ
:えりあー?
フェイク
:えりゃー。
ルード
:さぁ、クリスタルを渡すが良い。さぁさぁ!
GM
:女性はものっそい戸惑うな。人語を話すカラスに。
クラリス
:ルードさん空気読んでくださいと、リボンを閉めるw
ルード
:うぐっ。
マルコ
:われわれはかくかくしかじかですが、クリスタルはどこにありますか?と。
GM
:クリスタルはこの方が持ってますね。しっかりと手の中に握りしめていたようです。「あなた方が水を?」と。
クラリス
:「魔法で水を作られたのはマルコさんですわ」 正確には精霊なのかしら。
マルコ
:精霊ですね。
GM
:では、クリスタルをくれますよ。
マルコ
:2個目。
フェイク
:げっと。
クラリス
:「わぁ、ありがとうございます」
GM
:何か言おうと思ったけど、台詞が浮かばなかったのは内緒だ。「とても強い精霊の力を感じますわ」とか言っておこう。
ルード
:そろそろリボンを緩めて欲しいわけだが…
クラリス
:あああ、ごめんなさい。緩めますw
ルード
:怪奇、白目をむくからす。ぜえぜえ。
GM
:「あなた方の力ならば、このように世界を変えることすら、いずれは可能になるでしょう」
クラリス
:マジか。
マルコ
:では、クリスタルをもらったところでまた世界がかわるのですか?
GM
:魔法だからね。変わりますね。
クラリス
:次へのヒントとかくれないのw
GM
:ヒントはくれないです。今度はですね…

9.風のクリスタル。えっちなのはいけないとおもいます!

GM
:今度は、王都ですね。
フェイク
:王都か。私の庭だーっ。
GM
:王都っつーか、みなさんが住んでいるところですね。
クラリス
:あれ、わたくしたちが神隠しにあった街ですねw
マルコ
:帰ってきてしまったのですか。
GM
:位置的には、山海の中間くらいの感じで。
マルコ
:私の家のあたりだ。
クラリス
:この辺りには来た事がありませんわ。
フェイク
:様子は変わらないー?
GM
:様子はかわらないです。
フェイク
:ふむ。
GM
:まぁ、変わったことがあったと言えば、そうですね。突風が吹き付けたくらいですか。
フェイク
:風か。
クラリス
:スカートを抑えます。とか、そういうのを求められてる?
マルコ
:ルードヴィッヒさんは大丈夫ですか?
ルード
:大丈夫であろう。
GM
:ああ、そうだ、聞き忘れたのですが、クラリスはスカートでよいのですか?
クラリス
:…スカートです、お嬢様なのでw
GM
:ルードも突風には飛ばされるかな?
ルード
:何かしがみつくものは?
GM
:ぺちっと壁にぶつかるくらいには、飛ばされた。
ルード
:うぐっ。
フェイク
:ちびのフェイクもよろめくよ。
クラリス
:どんな突風やねん。
マルコ
:風速42mくらいで。
GM
:「どんな突風かと聞かれれば答えよう、純白ぱんちーのお嬢様よ!」という声が、お空から聞こえます。
ルード
次の相手は変態か…
クラリス
:一瞬凄い形相になります、鬼もかくや、みたいなw
フェイク
:「なんか頭悪そうな声が聞こえる」ぼそ。
GM
:変態かなぁ、変態かもなぁ。上半身裸の上に、ベストだしなぁ。
マルコ
:ジーニー?
クラリス
:「はははは破廉恥な!何者です、名を名乗りなさいッ!」
GM
:頭にターバンだしなぁ…
クラリス
:ヤナック?
フェイク
:ざわび?
GM
:っていうか、俺の中でのジンのイメージって、アラビアンなんだけど、あってるんだろうか…
フェイク
:あってるんじゃないかしら。
マルコ
:私もアラビアンですね。イメージ的には。
クラリス
:DDOのザワビ・ザ・エルダージンもそんな感じでしたよ。下半身が砂煙になってましたが。
ルード
:でもあれ、よく見るとズボンはいてるんだぜ。
GM
:「我が名は、風の精霊、ジンさまだ!」むっはーんと、言う。
マルコ
:FF3にもジンっていませんでしたっけ?
ルード
:割と最初のほうのボスに。
GM
:「そんなわけで、私のクリスタルが欲しいか、お嬢ちゃん!」と、右手にあるクリスタルを見せる。
マルコ
:ここはクラリスさんの見せ場かな。
クラリス
:「ほ、欲しいですわ」
GM
:「ならば、おじさんと追いかけっこをしようじゃないか」はぁはぁという効果音をいれたいところだが、いれると人格を疑われそうだな。
マルコ
変態だ。変態。
クラリス
:「なるほど、貴方を捕まえれば、そのクリスタルをいただけるということですね」今度こそサプレス・エレメンタルがw
GM
:「王都ならば、お嬢ちゃん方にも、いくらか地の利があるだろう」むっはーん。
クラリス
:会話の途中ですが、見えざる力であの不埒者を拘束するには、どれほどのコストと難易度が必要ですかw
GM
:そうですね、ジンはちゃんとステータスを作ったので、拘束となると、CTに対してのロールとなるので、18ですね。
クラリス
:ぎゃあ。
フェイク
:高いなw
マルコ
:それは高い。
GM
:むっはーんとジンは空をくるくる飛んでいます。で、追いかけっこは、ジンは逃げる側です。
マルコ
:追いかけるにあたってルールは?
GM
:戦闘で処理しようと思ってますが、まぁ、流れ次第です。
クラリス
:ルードさん、貴方なら空を飛べるはず!いや私も気合入れれば飛べそうですが!!
フェイク
:ジンvsクラリスの一騎打ち?
クラリス
:感情的にはタイマンでしとめたいですが、理性は協力を求めていますw
マルコ
:全員で協力して、大技を出しますか。
ルード
:ミナデインか。
GM
:魔法をかけた場合、相手は魔法で抵抗出来るので、可能な限り、高い達成値を出した方がいいです。
フェイク
:ちなみに、勝利条件はなんなのでしょう?
GM
:今回の勝利条件は、「ジンからクリスタルを取ること、手段は選ばない」です。ぶち殺してもいいですよ。イベント的に死なないですけど。
クラリス
:さっきの拘束の18というのはコストですか?難易度ですか?
GM
:難易度です。このゲーム的に言うなら、目標値と言った方がいいかな。
クラリス
:目標値なら、全員のパワーでどうにかなりそうじゃね?
GM
:「むっはーん」かぽーんかぽーん。
フェイク
:ジンとこっちの距離はー?
GM
:飛んでるからどうだろ。10mくらいかな。
ルード
:ミナデインで18なら発動体で+4、全員で仮に3ずつ出し合って+12、計16。ファンブル以外失敗無し。
GM
:ボーナス使ってもいいですよ。拘束なら、StrBかな。
クラリス
:個人的には、自信満々に逃げるジンの鼻先に見えない壁を作って、乙女に恥をかかせた償いをさせたいところですが…そうすると、ギャグマンがちっくに、風のクリスタルを取り落としませんかね、ぽろっとw
ルード
:ああ、達成値を超えても1ゾロだった場合って、ファンブル?成功?
GM
:ファンブルです。
ルード
:ファンブルは常に付きまとうのか。
マルコ
:だね。
GM
:ファンブルはすべてにおいて優先されます。6ゾロと1ゾロが同時に出てもファンブルです。
フェイク
:ジンは普通にクリスタルをもってるのです?
GM
:持ってるよ。クラリスの言うような効果をしたいというのは、宣言して、ロールして、成功すれば、「そうなります」。
フェイク
:んーと、そうだなぁ…トランクを投げつけるとする。中から下着がばらばら出てくるとする。ジンってそれを取るキャラですかね?
GM
:どうかな? とりあえず、トランクは固いものかな?
ルード
:まぁ、金属バットくらいか。加速が如何程か分からぬが。
GM
:ぷちいたいものにしよう。投げるなら、2D6+StrB+2で、相手様のAgiを超えたら、ぶっけられるよ。ジンのAgiは18だから、魔法の力を借りないと、当てられないとは思うけど。
クラリス
:つまり、見えない力で加速を付けるとか、そんな感じですね。
GM
:そんな感じです「当たって、ジンが落ちてくる」という効果を望むのであれば、まぁ、これも難易度18でいいかな。
フェイク
:GM、GM、ジンはすけべえですか?
GM
:すけべぇですよ。
ルード
:やたら拘るな。
GM
:「むっはーん」かぽーんかぽーん!
フェイク
:下着とかみたら突撃してきますか?自分から当たりに来ますかね?
GM
:突撃はしないかもしれませんが、取ろうとはするでしょう。少なくとも、意識はそこに行くかと。
クラリス
:そういえば幻覚系がつかえましたっけ。いっそ、超美人になって誘い込んではw
GM
:「かぽーんかぽーん」 それ、面白いなw
ルード
:うっふん作戦か。
マルコ
:超美人の幻覚を作れば済む話では?
GM
:「あそこに超美人がー!」とかいって、気を向かせるのかw
フェイク
:とりあえず、ジンが清純派かナイスバディ派かどちらかをw
クラリス
:よし、流れ的に面白いと思ったものを言いますが、美人の幻覚を出す、その前に見えない力で壁、あとはさっきの流れというのはどうかw
フェイク
:やってみますかね?
GM
:面白いな。しかもそれはジンに対してじゃないから、難易度関係ないのが面白いな。美人を出して、ジンが「うひょーう」と行くと、壁があるという感じでよいんだよね?
クラリス
:うん。で、がつーんとギャグマンがチックに。
GM
:では、美人がどれくらい美人かが問題だな。
マルコ
:不二子ちゃん 見えない壁 ルパン。
クラリス
:そこはそれ、フェイクさんの腕に。
GM
:じゃあ、+4くらいで。(ころころとした出目は3)うお、7出れば、ジンは女の子の方に突撃していく事になったぞ。
クラリス
:勝ったなw
GM
:どんだけスケベなんだよ、ジンw 「むっはーん!」
クラリス
:「…という作戦で行きましょう、あの不埒者には少し痛い目を見ていただきます!」
ルード
:ではそれで。
クラリス
:めらめら。
GM
:「さあ、鬼ごっこ開始かなぁぁぁぁぁぁ!」かっぽーん!
クラリス
:ではフェイクさん、素敵な幻覚をw
フェイク
:おk。
GM
:では、使う魔力を決めてください
フェイク
:達成値が+1なので、現状では6だせばいいのかな?
GM
:いや、魔力は最低1使うので、現状は5を出せばいいです。
フェイク
:では、魔力を2上乗せして、3消費。
GM
:あい。それであれば、+4なんで、3以上っすね。
フェイク
:さらに、IntBを1使用して、ダイスを3に。
クラリス
:ものすごい勢いで飛んできそうですね。
ルード
:ここでファンブルが出れば神様が降りてる。
クラリス
:壁はどれ位のコスト&難易度かしら?
GM
:どんだけ固くするかかな。
クラリス
:そうですわね。アダマンティンくらいで勘弁して差し上げますわ。
マルコ
:いまのクラリスさんのモチベーションからすれば、かっちんこっちんにしそうですね。
GM
:(ころころ)10もあれば、手に持っているクリスタルは落としそうだと、クラリスは思った。
クラリス
:では11でw
GM
:では、まずは幻影から処理しましょう。フェイク、どうぞ。
フェイク
:うい。(さんころ)15。
GM
:あ、クリティカルっすよ。
フェイク
:む。
GM
:6が2つ以上でれは、クリティカルなので、それはクリティカルです。
クラリス
:これはもう猫まっしぐらですね。
ルード
:モンプチの世界に。
フェイク
:どがーんですね。
GM
:もう、ジンの直球ストレートの美人さんですよ!
クラリス
:これは負けていられませんわ。えーと、能力値ボーナスでわたくしもダイスをみっつにしたいのですけど…
GM
:ああ、フェイクがクリティカルしているので、クラリスには、達成値に+1ボーナスをあげます。
クラリス
:わぁい。
フェイク
:「ボクのイマジネーションを見るといいさ」
マルコ
:なるほど、あーいうのが好みなのですね。
GM
:能力値からの追加は、そうだな…CTBか、StrBあたりで。
クラリス
:女の子なので、このセッションではStr使わないことを考えてStrボーナスを消費で。
GM
:いいよ。
クラリス
:ということは3D6+発動体1+フェイクさんボーナス1で、10以上ですよね。
マルコ
:コストたさないと。
クラリス
:うぃ、では魔力3を使いますわ、合理的ではありませんけど、確実性をw
GM
:あい。
マルコ
:3Dで5以上か。
クラリス
:では、食らいなさい!不埒者ーッ!!(ころころとした出目は6)どうしてこうあぶないですか。
GM
:微妙な目だw
ルード
:あぶねえ。
マルコ
:まぁ、宣言通り11の達成値ですね。
クラリス
:魔力12まで減りました。
GM
:では、幻影の絶世の美女が現れ、「むむぅ!俺様の美女レーダーに反応が!?」きゅっぴーんと、ジンが、幻影の美女をみて、目がハートマークになる!そして「ふーじっこちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん!」
フェイク
:先生。カメラとっていいですかー。あの無様な姿をw
クラリス
:そして「食らいなさい!不埒者ォーッ!」という叫びが。
GM
ごいぃぃぃぃぃぃぃぃぃん。
フェイク
:しゃったーちゃんす!
GM
:こう、ギャグマンガのように、ジンの身体が、びりりりん、と波打ってだ。
クラリス
:予期したとおりギャグ漫画チックにw
GM
:ずりりりりりり…と、落ちていく。墜ちていく…
マルコ
:ピンクパンサーのようです。
ルード
:まっさかさまに。
GM
:ぽとりと、クリスタルがその手からこぼれたよ。
ルード
:じゃあ咥える。
GM
:では、くわえられた。
クラリス
:では、何事も無かったかのようにてくてく歩いていきます、ジンの傍に。
GM
:「お…お…」
クラリス
:まずその上にトランクを置きます。どっしりとw
マルコ
:哀れだ。
GM
:むぎゅう…「こ、これは…幻影かッ?! なんという、美しさ!なんというクオリティ!!」
フェイク
:そして、その言葉に反応して消えていく幻影。幻影の消えた向こうには…ホモっぽい男が一人。
GM
:「ぎゃぁああああああああああああああああああああ!?」
マルコ
:これは見事にオチましたね。
クラリス
:追い討ちをかけるように、「これで私達は次の階層へ進めますわね?」と満面の笑みでジンを踏みにじります。
GM
:「む、むぅ…」
クラリス
:笑顔の端には漫画などである怒りマークがw
GM
:「新入生とみて、甘く見すぎていたようだな!よかろう、ならば、連れて行こうではないか」
クラリス
:へ?
GM
:と、ジンが言うと、みんなの身体が浮く。
フェイク
:「おぉー?」
GM
:びゅーんと空を飛ぶよ。
マルコ
:とんだー。
フェイク
:おおおぉぉぉぉぉぉー!?
クラリス
:きゃー。
ルード
:余は自前でも飛べるぞ。
GM
:「カラス殿はついて参れ」
ルード
:残すは地か。
GM
:眼下に王都を眺めながら、山の方に君らは飛んでいく。山の中腹あたりには、先にも触れたように王城があるんだけど、ジンはその先に飛んでいくね。
クラリス
:あら、私の家も見えますわー。(通り過ぎた
GM
:飛んでいく先は、具体的には、山の頂上だ。
クラリス
:そういえば、お城の先に何があるかは考えたこともありませんでしたわ。
マルコ
:山頂ですか?
GM
:王城より上の山には、普通には入れないんだけど、びゅーんと飛んでいくと、山頂はカルデラ風になっている。
クラリス
:阿蘇山か。
GM
:最初の草原みたいに、草は生えてるよ。
マルコ
:阿蘇山は一度は行ってみたい場所の一つかなぁ。
クラリス
:そこに降り立つのかしら。
GM
:ちょっと湿地帯っぽいところだけど、木が通路として横たわっているあたりに降りるね。で、道の先に、小さな塔がある。
マルコ
:小さな塔ですか。
GM
:だいぶん古びているけれど、神秘的なたたずまいだね。
クラリス
:なかなか出来ない経験でしたけれど、クリスタルはあと一個。この先にいけばいいのですか?とジンに聞こうと思ったけどもう居ないのかな?
GM
:いるよ。
マルコ
:何階建てくらいに見えますか? 塔というのは。
GM
:塔は3階建て程度かな。
クラリス
:案外小さいですね。
フェイク
:ふむ。
マルコ
:中に入ると不思議空間で、クリスタルタワーかも知れませんけれど。
GM
:「風のクリスタルを持って、あの塔にいくんだ、嬢ちゃん達」
ルード
:いい加減クリスタル咥えるのも疲れたから、誰か持ってくれ。
クラリス
:あ、ごめんなさい、わたしがもちます。
GM
:「行けば、学校まで、ひとっ飛びさ」
クラリス
:「それが最後の試験というわけですわね、ここまで運んでいただいてありがとうございます」と育ちがいいので律儀に礼をするクラリスであった。
フェイク
:つまり、塔にいくまでに何か試練が?
クラリス
:むしろ中ではないかな?
マルコ
:「地のクリスタルはどこにあるのでしょう?」
GM
:「行けばわかるさ、若人よ」かぽーん。ジンは、風と共に消えてしまいます。
ルード
:余は若く無いぞ。
GM
:では、てくてくと塔に向かいますか?
マルコ
:まぁ、行きましょう。
フェイク
:てくてく。
クラリス
:てくてく。

 一行もだいぶん魔法の使い方に慣れてきたようで、最後、土のクリスタルは…
 そしてちゃんと全員入学できるのか…?