studio Odyssey



Short Session 15

 2012.06.xx/xx:00〜

15:DX 3rd その11の1

.0:同一シナリオセッション。その1。

 さて、今回掲載のリプレイは、実験的なセッションとなっています。
 正確には、今回だけでなく、以下3回に渡り、同一シナリオ・PLを変更という形式でプレイした実験セッションのリプレイとなります。

 同一のシナリオであっても、参加するプレイヤーによって、どれくらいセッションが変わるのか。はたまた、変わらないのか…定量化するのは不可能でしょうが、実際にやってみて考えようということで、同一シナリオセッションの開幕と相成りました。

 さらに、この実験セッションでは、"ゆらぎ"の部分を大きくするため、ダブルハンドアウトという、通常のハンドアウト以外に、PL本人にしか渡されない隠しハンドアウト(いわゆる裏設定)も使用しています。
 はてさて、いったいどんなセッションになるのか…それでは、実験セッション、開幕です。

GM
:えーと、じゃあ今回のシナリオを開始しよう。うん、ハンドアウトは配ったし、キャラも作ったな。
PC2
:はい。
GM
ですが、トレーラーもシナリオ名もありません。
PC1
:えー?
GM
:(土下座する勢いで)余裕がありませんでした! すみません!

 最近の流行は、トレーラーもシナリオ名もないのが流行…なわけねーだろ!
 そんなわけで、トレーラー。

 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
 だが、人々の知らないところで、世界は大きく変貌していた。

 指令をこなすため、あの手この手を駆使する者。
 生き残るため、あの手この手を駆使する者。
 2人の運命が、今、交錯する──

 運命を決定づけるのは──裏切り。

 Double Closs The 3rd Edition 『裏切り』
 ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。

GM
:ええと、今回は、だいたいPCたちの妄想で話を進めていきたいと思います。
PC1
:はい?
GM
:どうなるかわかりません。まぁ、やってみたらわかるよね。実験だしね、実験。実験セッション。
PC2
:は、はい。(汗)
GM
:というわけで、始めましょう。まずはハンドアウトを読むので、その後キャラ設定など、いろいろ紹介を行なってください。あ、ダブルハンドアウト側に書かれている内容については、語らないでください。ネタバレ、ダメ、絶対!
PC2
:む、難しそうだな…
GM
:まぁ、ある程度なら構いませんがね。大体で構いませんよ、大体で。では、まいりましょう。あ、あと、編集の中の人、今回セッションは、スカイプでの音声オンラインセッションなので、そこのところの説明もよろしく。

 はいはい。今回は、このサイトでは初の、スカイプでの音声オンラインセッションをリプレイ化したものです。
 GM、音声起こしがんばった。ありがたいことです。オデ掲載のリプレイは、ほとんどがIRCセッションからの起こしですが、気の知れた仲間内では、気軽にできるスカイプ等の音声チャットのセッションもありでしょう。

GM
:では、PC1から、表ハンドアウト出しますよー。

PC@ Nハンドアウト
ロイス:ドランソード  推奨感情 P:自由/N:自由

 君はある組織(自由に設定して良い)に所属し、主に単独で任務をこなす、一目を置かれるエージェント(あるいはそれと同等のもの)である。

 今回の任務で、君は"ドランソード"とチームを組むことになった。"ドランソード"は一応君の後輩に当たる人物であるが、その素性を君は知らない。

GM
:はい、キャラ設定などをどうぞ。
ツバサ
:(実にやる気が無さそうな声で)えー、はい。PC1こと、倉井翼(クライ・ツバサ)です。コードネームは"RC・レイヴン"よろしく頼むよ。今回"ドランソード"と組む事になったが、こいつがよくわからん。もー、あれだ、わからん。とにかくもう胡散臭い。いい噂も悪い噂も聞かない、よくわからんやつだ。
PC2
:いい噂もないのか。
ツバサ
:あんまり信頼はしていないが、まぁ、足手まといにはならないように祈っている。
GM
:どこの組織に所属しているんですか?
ツバサ
:ああ、FHに所属しているよ。
PC2
:ほう、FHか…
ツバサ
:うん、FHだよー。
PC2
:つまり、悪いやつかっ!
GM
:悪いやつか。(笑)
ツバサ
:FHイコール悪い奴って言うのは、短絡的すぎると思うなっ!
PC2
公には悪いやつだ!
GM
公にはなってないけどな。(笑)
ツバサ
:悪くないヨ?(カクカク)
GM
:んでは、そんなところかな? あんまりな感じだけど…
ツバサ
:うーん、どこまで言っていいものか…
GM
:裏に書いてあること以外なら、いいんだよ?(にっこり)
ツバサ
:うーん、それが難しい…
PC2
:はい!(挙手)
GM
:はい、そこ。(指差し)
PC2
パンツの色は何色ですか?
ツバサ
:…
PC2
:…
ツバサ
:男のパンツの色なんて、聞いてどうするんだ?
PC2
:うん、たいして興味も全然ないけどな。
ツバサ
:じゃあ聞くなよっ!

 と、普段ならここでキャラクターシートの公開ですが、今回はキャラシを隠してのセッションのため、プレイヤーと同じく、ここでもキャラシの公開はなしで進みます。
 もやもや、やきもきを、お楽しみください。

ツバサ
:しっかし、今回はどこまで言っていいのか、難しいですねぇ。
PC2
:たしかに。裏があるからなぁ…裏の設定にかかわらないことならなんでもいいんだろうけど、難しそうだな。
GM
:そうですよ、裏ハンドアウトに関わらないことなら、なんでもいいんですよ? 好きにしていいんですよ?
ツバサ
:うーん…
GM
:うん、まぁ、次にいこうか。その辺はおいおいだ。次、PC2だね。

PCA Nハンドアウト
ロイス: 異性の友達  推奨感情 P:自由/N:自由

 "異性の友達"は、何故か君に事あるごとにちょっかいを掛けてくる困ったやつだ。君は"異性の友達"から受けるからかいを、どこか楽しんでいるところがある。
 君は、世界の裏側を知るものとして、この日常を大切にしなければならない。

GM
:えーと、"異性の友達"の名前って、なんですか?
PC2
:あ、キャラクターシートに書いているんですが…島津 志静(シマヅ・シセイ)さんです。
GM
:ああ、それ、シセイって読むんだ…
PC2
どうだ! 中ニ臭いだろう!
ツバサ
:うん、可愛い!
PC2
:か、可愛い?
GM
:よし、じゃあキャラクター紹介よろしく!
有城
:はい、有城 真堂(ウジョウ・シンドウ)です。
GM
:それ、ウジョウって読むのか…
有城
:はい、ウジョウです。自分でもちょっと読み方を忘れるぐらいですから、お気になさらず。
ツバサ
駄目だろ。
有城
:えーと、普通の大学生です。
ツバサ
:はい…はい?
有城
:普通の大学生です。はい。
GM
:大切なことなので…
有城
:まぁ、ちょっとお金がないので、バイトとかやってたりします。
ツバサ
:(しみじみと)大学生は、お金無いですからねぇ。(註:PC1とPC2のプレイヤーはリアル大学生)
有城
:で、島津志静という友人がいるんですが、彼女は幼い頃からの友人です。幼馴染というやつです。
ツバサ
:チッ。(舌を打つ)
GM
:幼馴染かー。
ツバサ
:チッ。(舌を打つ)
GM
:あとであんなことになるとはなぁ…
ツバサ
:チッ。(舌を打つ)
GM
:…
ツバサ
:チッ。(舌を打つ)
有城
:あのー…
ツバサ
:チッ。(舌を打つ)
有城
:ちょっと! 舌を打つのをやめてくれませんかね!?
ツバサ
チッ。(舌を打つ)
有城
:ま、まぁ、そういう人が居たりします。バイトとかしたり、大学の友だちとだべったり、そういう普通の生活をしています。ええ。
GM
:えーと、では、家族とかは居ますか?
有城
:家族はですね…どこまで言えばいいのかなぁ、これ。
GM
:普通に言えばいいと思うよ?(にっこり)
有城
:両親と一緒に住んでいるのですが…まぁ、義理の両親です。
GM
:義理の両親が存在するなんてっ!
有城
:いろいろ有りました。過去に、多分。弟や妹などはいません。
GM
:…
有城
:…以上です。
GM
曖昧だ!キャラ紹介がいつもより曖昧だ!
ツバサ
:だってー! だっていつもは「俺前衛です。白兵つえー」とか、「遠距離攻撃は任せろ!」とかいうのにー!
GM
:まぁ、非公開ですからね…
有城
:ボクハー、シャゲキガタ、デスヨー?(変な抑揚をつけて)
ツバサ
:ボクハー、キンセツカクトウガタダヨー?(変な抑揚をつけて)
有城
お前それ本当かよ!
ツバサ
お前こそ本当かよ!
GM
:これはひどい。(笑)
ツバサ
:GMが言うな。
GM
:えーと、キャラシートを公開して良いタイミングですが、R(リバース)ハンドアウトが公開された時、とします。なお、Rハンドアウトの公開ですが、オープニングフェイズでは無し、ミドルフェイズの好きなタイミングで公開して構いません。しない場合は、まぁ、エンディングフェイズまでには公開されるんじゃないですかね。(投げやり)
ツバサ
:なるほど。
有城
:えーと、どのくらい秘密にしておかないといけないんですかね?
GM
:んー、そうですねぇ…隠しておかなければならないとは思いませんが、いう必要があれば、まぁ、言えばいいんじゃないですかねぇ。その時に裏を公開。
有城
:ああ、絶対に言ってはいけないというわけではないのですね?
GM
:まぁ、クリティカルな部分をおおっぴらにするのはどうかと思いますけどね。今はまだ二人は会ったことがない想定ですから、それを知っているのはおかしい、とかそれぐらいの気持ちで考えていてください。
有城
:了解了解。
GM
:某シノビガミみたいに、しゃべってはいけないというルールはないと思います。多分。
有城
:ああ、アレは喋ったらルール違反ですからね。
GM
:そそ。まぁ、DX的に言えば、盛り上がるタイミングで公開するのがいいと思いますよ? そういうルールですし。
有城
:了解です。
GM
:さて、始めましょうかね?
ツバサ
:はーい。
有城
:あ、ちょっとトイレね。
GM
:あ、はい。
ツバサ
:まぁ、ここまでテンプレですよね。
GM
:うん? トイレにいくまで?
ツバサ
そう。(笑)

.1:オープニングフェイズ1『FHの依頼』 シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:では、改めて始めましょうか。
有城
:お願いしまーす。
ツバサ
:よろしくお願いしまーす。
GM
:さて、まずはOPシーン1から始めよう。シーンプレイヤーはツバサくんです。オープニングのシーンは基本的に、ハンドアウトに書かれている内容を描写しようと思います。
ツバサ
:はーい。
GM
:"ドランソード"とチームを組もうというシーンですね。…さて、どういう状況がいいかな?
ツバサ
:そうだなぁ…まぁ普通に組織で、上司から"ドランソード"とチームを組めと言われる感じでしょうね。
有城
:上司って誰だ?
ツバサ
:上司の名前か…上司の名前は…
GM
:(にやにやしている)
有城
"春日恭二"だな!
GM
:出たな"春日"!

 言うまでもなく、DXではおなじみの、愛すべき悪役、"春日恭二"です。
 愛されてるなぁ…

ツバサ
:"春日恭二"はヤだな。(笑)
GM
:かわいそうな"春日恭二"。
ツバサ
:では、そうだな、オリジナルキャラクターで…土屋信弘(ツチヤ・ノブヒロ)というキャラクターにしましょう。
GM
:つちや、のぶひろ、っと。(わざとらしくメモを取る)
ツバサ
:はい、そんな感じで。
GM
:では、土屋信弘が君を呼び出した感じで行きましょう。とりあえず登場しましょうか。
ツバサ
:登場。(ころころ)う、出目8か、でかいなぁ。
有城
:まぁ、序盤だし気にしない!
GM
:君の端末にメールが入る。送信者は土屋信弘である。土屋信弘から連絡を受けた君は、彼の部屋に移動し、彼から依頼を受けねばならない。
ツバサ
:うい。では、呼び出されました。
GM
:では、君は土屋の部屋の前にいる。
ツバサ
:はい。ではノックする。コンコン。
GM
:「うむ、入っていいぞ」
ツバサ
:「失礼します」がちゃり。
GM
:はい、では"土屋信弘"がそこにいる。土屋信弘は、太った丸っこい体型をしたおっちゃん。今決めた。んで、彼はマスクをしているね。
ツバサ
:ふん?
GM
:それで、「君に頼みたいことがあるんだが、時間はあるかね?」
ツバサ
:「ああ、まぁありますけれど? なんすか?」(すごくやる気が無さそうだ)
GM
:「ある研究データを入手して欲しいのだ」
ツバサ
:「研究データ?」
GM
:「ああ、今それは一般人の家にあるという」
ツバサ
:「一般人の家? 普通そういうのはUGNとかの施設にあるもんじゃあ…」
GM
:「ある研究者が居るんだが、その研究者が自宅で研究を行なっていたんだ。そして、その研究データを持ってどこかへ行ってしまったのだよ」
ツバサ
:「…それで?」
GM
:「その研究者の行方はわからない。なので、その家を襲撃し、残っている研究データやその研究者の行方が知りたい、というわけだよ」
ツバサ
:「…了解しました」
GM
:「で、君の後輩を連れて行って欲しいんだ」
ツバサ
:「後輩?」
GM
:「君のよく知る、"ドランソード"君だよ」
ツバサ
:「…誰です?」
GM
:え? 「き、君の後輩だろう? 君よりここに、後で入った子がいたではないか。覚えてないのか?」(わたわたしながら)
ツバサ
:後輩なんて興味ないんで。「ふーん、そいつは使えるんですか?」
GM
:「まぁ、君ほどではないが、優秀だよ、彼女もね。まぁ、一般人の家だ、彼女に経験をつませると思って、一緒に連れて行ってやってくれ」
ツバサ
:「わざわざ、ねぇ」
GM
:「…あと、な、UGNもそこに目をつけているとか、ゼノスも目をつけているとか、ともかく今、その研究者の自宅は今面白いことになっている」
ツバサ
:「どうして、そんな急に?」
GM
:「その研究者は、最近論文を発表してな」
ツバサ
:「それ、どんな研究なんですか? UGNもゼノスも目をつけているとなると、相当なものでしょう?」
GM
:「そうだな、しかし研究のことはよくわからん。まぁ上が捕まえてこいと言うんだ、我々はそのとおりに動くだけだよ」
ツバサ
:「…了解」
GM
:「まぁ、気をつけ給え。といっても大丈夫だろうな、君なら。優秀なんだろう?」
ツバサ
:「ふん」
GM
:というあたりで、シーンを切りましょうか。
ツバサ
:あ、場所がわからんな。(笑)
GM
:では、その後、君の持つ端末に情報が送られてくる、ということで。
ツバサ
:じゃあ、シーン終わる直前に、端末に連絡が入る、ということで。

.2:オープニングフェイズ2『新メニュー。それは…』 シーンプレイヤー:有城

GM
:次はシーン2ね。シーンプレイヤーは有城真堂。
有城
:はーい。(ころころ)侵蝕率は36%です。
GM
:はい。では君も、ハンドアウトに書かれてあるとおりのシーンを演出していくよ。シナリオロイスの島津志静と、日常を大切にしなければならないシーンね。
ツバサ
:日本語が怪しいですよ?
GM
:(無視して)さぁ、リア充しようか。
有城
:はーい。
GM
:さて、どういうシーンにする? 場所とか希望があったら沿うけれど。
有城
:え、決めちゃっていいんですか?
GM
:どうぞどうぞ。
有城
:では、えーとねー。N県で。
GM
:N県か…(註:この卓ではよく使用される県。有城のプレイヤーの地元がN県らしいことが由来らしい) 何市にしようかな?
有城
:えーと、そうだな…じも…
GM
:じも?(註:地元と言いたかったのかと思われる)
有城
:あ、いや、じゃあN市で。
GM
:はい。ではN県N市で。今どこにいるんだろうか?
有城
:じゃあ…大学の…学食かなー。
GM
:はい。どうぞ。
有城
:…?
GM
:えーと、勝手にシーンを作っていいんだよ?(註:今回のコンセプト)
有城
:う、うい。では…そうだな、最近新しく食堂で出るようになった…カツカレーを食ってます。
GM
:新しい割に普通だな。(笑)
ツバサ
:実に普通だな。(笑)
GM
:今までなかったのか? カツカレー。
有城
:今までは単品カレーしかなかったんです。
GM
:まじでか。で、一人で食べてるんですか?
有城
:うん、一人で食ってます。
GM
:これは登場させろってことだな。よし。では、キミ、有城がカツカレーを一人で食っているところに…
有城
(唐突に)「うめぇ! 超うめぇ! カツカレー超うめぇ!」
ツバサ
:かわいそうな子だ。(笑)
GM
:くくく…(笑っているらしい) これは近づきがたいな…
ツバサ
:近づいてはいけないオーラを感じる!(笑)
有城
:あーうめぇ、これはツイッターに呟かないと! 『学食のカレーが美味い』っと。
ツバサ
:すっげー、どうでもいいつぶやきだ。
GM
:では、キミがそんなこんなをツイッターで呟いて、30分が経過した後…島津志静がやってくるよ。(島津扮して)「よっ。カレー美味しいんだって?」
有城
:「よぉ。美味いよー。ってか、なんだよ島津、またツイッター見てきたのかよ」
GM
:「うん、カレー食べに来たの」
有城
:「まじうまいよ」
GM
:「いやぁ、有城君の居場所、ツイッター見てたらすぐわかるから、楽チンだよ。ホント」
有城
:ああ、いつもツイッターで場所呟いてるからな。
ツバサ
:食べ物ネタが多いのかな。
GM
:もう、10分に1回ぐらいつぶやいているんだろうな。
有城
:そうそう、なんか授業の間もつまらないからなんか食べたりして、つぶやいているんだ。
GM
:先生たちにバレてるんですね、分かります。
有城
:マジでか!
ツバサ
:進級はできそうにないなー。
GM
:まあ、そういうわけで「カレーを食べに来たんです」と島津は言うよ。
有城
:おう。「汁飛ばすなよ?」って言っておこう。
GM
:…?
有城
:…?

 間。

GM
:「汁、飛ばないでしょ?」
有城
:「え?」
GM
:(素に戻って)どうやったら飛ぶんだよ!
有城
:いや、食ってたら飛ぶだろ!
GM
:汁が?
有城
:汁が。
GM
:…

 間。

有城
え? だって、うどんだよ?
GM
:(間髪入れずに)うどんじゃないよ!
有城
:…
GM
:(何故か不安そうに)う、うどんじゃないよ?
ツバサ
:(何故か小さな声で)カツカレー! カツカレー!
有城
:…よく見たら、ご飯の代わりにうどんが入ってるんだよ。
GM
:どういうことなの!?
ツバサ
:(笑)
有城
:(なんか焦った感じで)こ、これは、カレーライスじゃなくって…カレーうどんだったのだ!
GM
:知らないうちに、カレーうどんにされてしまったのか!
有城
:そうだ!
GM
:断言された…じゃあ、まぁ「カレーを食べに来たんです!」と…
有城
:「まぁ、そのカツカレー美味いから食えよ」
GM
:「はーい」って、やっぱカツカレーじゃん!
有城
:だから! ご飯の代わりにうどんなんだって!
ツバサ
:ワケがわからないよ!
GM
:(少し考えて)つまり、カツカレーうどんというわけだな。
有城
:うん。
GM
:ざるうどん、オンカレー、オンカツ、オーケー?
有城
オーケー!

 いや、全然オーケーじゃねぇし。

GM
:…汁、飛びそうだなぁ。汁っていうか、ルー?
有城
:…もう細かいところは勘弁して下さい。(土下座)
GM
:まぁいいや、それで、食べればいいだな。汁飛びうどん。
有城
:「(嫌そうに)飛ばすなよー! 飛んでるぞ、汁。気をつけろよー」
GM
:おまえがそういう設定にしたんだろォォォォォォ!
有城
:すみませんでしたぁぁぁぁぁぁ!(土下座)
ツバサ
:(笑)
GM
:「(突然島津扮して)有城君のいじわるぅぅぅぅぅ!」といって、有城に汁飛びうどんを投げつけますっ!
ツバサ
:べしゃあああぁぁぁぁ!(笑)
有城
:「う、うわぁあああああ! 服がぁ、服がぁぁぁぁぁ!」ってなるな。(笑)
GM
:「ご、ごめん、ついやっちゃった! GMの心の叫びが聞こえてっ!」
ツバサ
:メタだよ!(笑)
有城
:「し、シマムラで980円で買ったTシャツが−!」(笑)
GM
:「(冷静になって)なら、いいか。別に」
有城
:「良くないよっ! こっちはお金ないんだよっ!」
GM
:「うっさい! 1時間働けばいい!」
有城
:「じ、時給630円なめんな!」
GM
:「じゃあ1時間半働けばいいでしょ!」
有城
:「1時間半働いて、ようやくTシャツ1枚か…」(なんか弱気になってる)
GM
:「(畳み掛けるように)そうだよ! それぐらいだよ、キミの価値は!
有城
:胸がいたい…(突き刺さったらしい)
ツバサ
:辛辣だなぁ、この子。
GM
:よし、じゃあ、そろそろシーンを終えよう。「もう帰るね」
有城
:あ、もう食べたんだ。
GM
:キミの服の上だよ?
有城
:うお、そうだった。(がっくり)
GM
:「もう、授業ないし、帰るよ」
有城
:「あ、じゃあ、俺も一旦家に帰るかな…」
GM
:「(蔑んだ目で)帰ったほうがいいと思うよ。うん、かわいそうに」
有城
:「お前のせいだろぉぉぉぉぉぉ!」
GM
:「そうだけど…なに? じゃあ服貸そうか? 貸せばいいのか?」
有城
:え、服持ってるの?
GM
:女物ですけれど。
有城
:う…
GM
:そもそも、島津ちゃんが今着ている服のことですけれど。
有城
:うう…
GM
:「(唐突に)剥ぎとっていけばいいじゃないかぁぁぁぁぁぁ!
有城
:「そんなことできるかぁぁぁぁぁぁ!
GM
:ぜぇ…ぜぇ…
有城
:ぜぇ…ぜぇ…
GM
:「(冷静になって)うん、ありがとう」
有城
:「(冷静になって)いいえ、どういたしまして」
ツバサ
:なんだ、これ?(笑)
GM
:というわけで、島津は帰った!
有城
:はい、さようなら。
ツバサ
:わけが、わからないよ…
GM
:あ、PC間ロイス取っていませんが、まぁ出会った以降に取ってください。クライマックスまでに取っていればいいと思うよ。

 幼なじみ感がでてて、とてもよかったと思えよ。汁飛びカツカレーうどん。

.3:ミドルフェイズ1『ドランソード・キャラが定まらない』 シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:さて、ミドルフェイズシーン1に入って…
ツバサ
:う?
GM
:いや、オープニングフェイズのシーン3があったなぁ。でもー…あー…
有城
:?
GM
:いや、ミドルフェイズにしましょう。ミドルフェイズ、シーン1。シーンプレイヤーは倉井翼君です。いま、何をしていると思う?
ツバサ
:そうだなー、とりあえずドランソードに会いにいっています。
GM
:おう、そうだね。じゃあ、ドランソードと会おう。どうやって会うんだろう?
ツバサ
:普通に…待ち合わせ場所が送られてくるんですよ、端末に。そして、そこに行ったらドランソードと会えるってことで!
GM
:じゃあ、それで。あ、そう言えばドランソードさんは女の人です。有り体に言うと、PC1とは反対の性別に設定していました。
ツバサ
:はーい。じゃあとりあえず、侵蝕率をあげようかな。
有城
:ガンガン上がるーぅ!(なんか楽しそうに歌っている)
ツバサ
:ガンガン上がる−ぅ!(ころころ、と出た目は7)
有城
:ガンガン上がる−ぅ!(すごく楽しそうだ)
ツバサ
:ガンガン上がる−ぅ!(何故か本人も楽しそうだ)
GM
:…では、ツバサの侵蝕率は、47%ね。(と、ころころと理由を伏せてダイスを振る)
ツバサ
:ん?
GM
:気にすんな。
有城
:(気にせずツバサに)おい、侵蝕率大丈夫かー?
GM
:これはダメだな、うんダメだ。(笑)
ツバサ
:登場する時の侵蝕率だけで、戻ってこれねえかもしれねぇ。(註:別に全然余裕どころか、普通の値だが、ただ会話を楽しんでいるだけである)
GM
:まぁ、まだミドル1だしな、頑張れ!
有城
:言うてね! まだミドル1だしね!
GM
:言うてね! で、さぁおいで。
ツバサ
:はーい。では、「侵蝕率きついなー」と呟きながら、指定された場所に移動するよ。
有城
メタいな。(笑)
ツバサ
:ドランソードってのは、どんなやつだ? 女だってことは聞いるが…?
GM
:人通りが多そうだな。では、指定された場所にいるんだけど…っていうか、本当に知らない人なのかよ!
ツバサ
:えー? 知らないっすよ。だって後輩なんて興味ないもの。
GM
:そ、そうか…まぁ知らなくてもいいか…では、そうだな、ドランソードって、立て看板を持った人が立っている。
有城
:た、立て看板?(笑)
ツバサ
:あー…あれかー…? あいつはー…馬鹿なのか…? 馬鹿だな? 馬鹿なんだな?(笑)
GM
:お、おう。ってか、そこまで言うか!
ツバサ
:とりあえず近づいてみるかなー。
GM
:アレだよ、よく見たら露店とかやっているんですよ。で、店の名前が、ドランソードっていうんだよ、多分。うん、そう、そうなんですよ。(断言)
有城
何売っているんだろう?
GM
:(そっと目をそらす)
ツバサ
:では、その、何だかわからない売っているものを1つ拾って、「よぉ、あんたが"ドランソード"か?」
GM
:「ふーん、あんたが"RC・レイヴン"ね?」
ツバサ
:「おう」
GM
:「で…どこに行くの?」
ツバサ
:「どこに…か。今回の目標は一般人の家だ。あまり気は乗らねえがな」と、やる気無さそうな素振りを見せるよ?
GM
:「そう、じゃあ場所を教えて?」と言うね。
ツバサ
:「場所か…」と、先ほど送られてきたデータをドランソードに見せる。「ここだ」
GM
:「ふーん。そんなに遠くはないのね。じゃあ、これから行きましょうか」
ツバサ
:「あー。まぁ、気をつけろよ? UGNやゼノスやらも、ここを狙っているらしいからな」と、一応忠告ぐらいはしてやろう。
GM
:「まぁ、たいしたことはないんでしょう?」とあまり聞く耳は持たないよ。
ツバサ
:というわけで、移動しまーす。
GM
:はーい。では…このシーンは終わろうか。(シナリオを確認しながら)うん。
ツバサ
:はい。
GM
:では次はー…

.4:ミドルフェイズ2『巻き込まれ型シナリオは基本です』 マスターシーン

GM
:えーと、ここでマスターシーンかな。では、PC2の自宅の周りに…ええと、有城の家の周りに、黒い影が…
有城
:って、ウチかよ!
GM
:はい。(にっこり) そういえば、有城君は今どこで何をしているんだろうか。時間的には、オープニングフェイズの直後の想定ですが。
有城
:そりゃあ、家に帰ろうとしていますよ? カレーまみれになってますし。
GM
:はいはい。では、有城の家の周り、怪しい部隊の人がいっぱいいる。その周りは、警察の黄色いテープで囲まれて、中には入れないよう区画されている。50m半径ぐらいは、立入禁止になっているね。
ツバサ
:「(警察風の人に扮して)はーいすみません、入らないでください。入らないでくださーい」
GM
:そうそう、そんな感じ。さて、視点をどんどん中心部に近づいていくと、怪しい部隊に所属していそうな人がたくさんいる。その人達はみんな銃で武装していたり、防弾チョッキみたいなものをつけていたりする。ぶっちゃけ、超怪しい。
有城
:うわー…うわー…
GM
:はい、マスターシーン終わり。(にっこり)
有城
:うわー…ウチが大変なことになっている。

.5:ミドルフェイズ3『やる気があるんだかないんだか』 シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:さて、シーン3だよ。シーンプレイヤーはツバサ。
ツバサ
:うわーい、侵蝕率上げるよー。(ころころとした目は5)
GM
:はい、侵蝕率は52%ね。(と、ころころとダイスを振る)
有城
:…?
GM
:さて、ツバサくんは今、その家に向かっている。キミが受けた指令の目的地だね。ぶっちゃけPC2の…つまり有城君の家だよ。
有城
:ですよねー。
GM
:はい。さて、目的地に近づいていくと…近づけない。なぜなら警察の人たちが交通規制しているからだっ!
ツバサ
:「あー…すっげぇめんどくせえ」≪ワーディング≫的なエフェクトでも使おうかなぁ。
GM
:え?(註:単に聞こえなかっただけである)
ツバサ
:「え? だって面倒だろ、これ」
GM
:「そ、そうね」(さっき、なんて言ったんだろう…まぁいいか)「まぁ、所詮一般人でしょう? ≪ワーディング≫すればなんとでもなるわ」
ツバサ
:(すごくやる気が無さそうに)…しょうがねぇなぁ。≪ワーディング≫でも張るかなぁ。
GM
:やる気ないなPC1!
ツバサ
:(急に声を張って)そうです! 基本的にヤル気がない子です! 猫背で身長も10センチぐらい低く見られます!
有城
:背中超曲がってるんだな。
ツバサ
:そそ。
GM
:さて、そうやってキミがだらだらしていると、遠くの方から銃撃が聞こえるぞ。ダダ…(と銃撃を表現しようとする)
ツバサ・有城
:(突然)ズダダダダダダダダ!!
GM
:(たじろいで)お、おう。急に元気になったな、君たちは。(笑) まぁいい、その音は、キミの目的地の方から聞こえるぞ。つまり、有城君の家の方だね。
ツバサ
:「(急にダルそうに)ちっ、更に面倒な事になったな…」
GM
:「(ドランソードに扮して)ほら、さっさと行くよ」とツバサに声をかけ…エフェクトを使います。
有城
:ほう。
ツバサ
:…ん、ドランソードが使うのか?
GM
:そうそう。≪赤色の従者≫+≪血の絆≫を使用します。…4回。
有城
:4回もかっ!
ツバサ
:なん…だと…
GM
:効果は、従者を作成及び、シナリオ終了時まで従者を維持できるというものです。
有城
:従者を4体か…
ツバサ
:ほう。
GM
:そそ。「じゃあ、私はコイツらと行かせてもらうわ」と、ドランソードは従者を連れ、銃撃の中心部、つまり有城君の家の方に駆けていきますよ。
ツバサ
:「…はぁ。めんどくさいが、やるかぁ」歩き始めて、エフェクト使っていいですか?
GM
:はい、ご自由にどうぞ。
ツバサ
:では、イージーエフェクトの≪壁抜け≫使います。
有城
:≪壁抜け≫?
ツバサ
:近くの家の壁をすり抜けながら、目的地へ移動します。スル…スル…(壁を抜けている音らしい)
有城
:直進するのかっ!
GM
:超迷惑だな…あ、侵蝕率は上げといてね。
ツバサ
:ふふふ、侵蝕率は上がらないのですよ。
GM
:優秀だな、≪壁抜け≫。さて、気を取り直してキミが目的地へと移動していると、銃撃の音はどんどん大きくなってゆく。
有城
ダララララララララッ!
ツバサ
:「あー、めんどくせぇなぁ…」
GM
:「(雑魚扮して)突入ー! 突入ー!」とか言っている。
有城
:「(雑魚扮して)突入ー! …うわぁ、何だアレはーっ!?」
GM
:「なんだアレはー!? 変な、ヒトガタの何かが…」(ドランソードの従者のことらしい)
有城
:「に、にげろー!
GM
:「だめだー! やられ…ぐちゃぁ!
有城
:「早く逃げるんだー! うわー…」ぐちゃぁ!
ツバサ
:…
GM
:…
有城
:…
ツバサ
:楽しそうだな。
GM
:いやぁ…(てれてれ)
有城
:それほどでもぉ…(てれてれ)

 ぐちゃあ!
 …楽しそうだな。

ツバサ
:「…ったく、あの馬鹿がっ!」
GM
:はい、そんな状態です。そういえば、≪ワーディング≫はしているんですっけ?
ツバサ
:いや、まだしていないですよ?
GM
:よかった、じゃあこんな状態です。(註:≪ワーディング≫をしていたら、雑魚敵たちは意識を失うので、くちゃあする必要がない)
有城
:「やめろー! 私には妻が、妻がぁ!」(まだやってる)
ツバサ
:じゃあ、≪ワーディング≫使います。めんどうだし。
GM
:では、≪ワーディング≫を展開した。すると、今まで楽しそう(笑)にしていた雑魚敵たち、どこかの部隊の人達が意識を失う。
有城
:バタバタバタっ!(倒れる音らしい)
GM
:まぁ、倒れるというか、ふらふらとする感じ? ともかく彼らの意識はどこかへフェードアウトしていくよ。
ツバサ
:じゃあ、まぁ、近くにいるやつをドーンと蹴り飛ばしながら…
GM
酷い!(笑)
有城
:酷い!(笑)
ツバサ
:「(苛立った様子で)おい…ドランソード…事態を面倒くさくしているんじゃねえよぉ…さっさと≪ワーディング≫を張ればいいじゃねえか…」
GM
:戦闘狂なもので…(てれてれ)
有城
:楽しんじゃっているんだな。
ツバサ
:とりあえず、ため息をつきながらドランソードを追いつつ、研究データを探しますかね。
GM
:はい、ではそのような感じで、有城君の家に向かってください。
ツバサ
:はーい。…歩くけど。
GM
:やる気出せよー!(笑)
ツバサ
:てくてくてくてく。
GM
:そういう感じでシーンが切れました。

.6:ミドルフェイズ4『偵察。自宅だけど』 シーンプレイヤー:有城

GM
:さて、そういうわけで、次は有城君のシーンです。
有城
:はーい。
GM
:キミは、何をして…
有城
カレーまみれです!(怒)
GM
:はい、そうですね、カレーまみれですね。
有城
:ったく、どうしようかなぁこれ、カレー臭いわぁ。三日前に買ったばかりなのに。
ツバサ
:かわいそうに。
有城
:こうなるのも珍しいから、ちょっと写メっとくか…
GM
:余裕があるな。
有城
:しかしまぁ、カレーにまみれた服は、すげぇ気持ち悪いな。
ツバサ
:汁が飛ぶどころか、投げつけられたしなぁ。
有城
:弁償してもらおうかなぁ。
GM
:ははは、だから服あげるって言ったのに。
有城
:犯罪者になるだろー!
GM
:はい、そうですね。
有城
:まぁ、そんなわけで家に帰っているわけですよ。んで、家に帰ってその後はバイトにでも行こうかなぁと思っています。
GM
:はい、では君が家に帰っていると…≪ワーディング≫を感じるかな? 遠くの方で、かすかに感じる。
有城
:お、なんか…
GM
:(遮って)さらに、君は、警察の人たちが君の向かう先を立入禁止にしているのを見つける。立ち入り禁止区域が作られているって感じ?
有城
:警察の人がたってる…
GM
:「(警察扮して)はい、ここから先は立ち入らないでくださいねー」
ツバサ
:「(警察扮して)押さないでー、押さないでー」
有城
:「すみません」って声をかける、か。
GM
:「はい、何すかー?」
有城
:「あのー、ここって、今、何やっているんですか?」
GM
:「あ、ちょっと先でガス爆発あったらしくってねぇ。危険だから立入禁止にしているんですよ」
有城
:「えーと、僕の家がソッチの方なですよ」と、先を指さしながら。
GM
:「え? そうなの? ええと、住所教えてくれる?」
有城
:じゃあ、住所伝えるよ。
GM
:「あちゃー…」
有城
:えっ!? あちゃー?(笑)
ツバサ
:「ああー、それはダメだねぇ」(笑)
有城
だ、ダメなの?(笑)
GM
:「ああいや、ちょっとそのあたりでガス爆発あったらしくってねぇ…」
有城
:「ええ!? お、おふくろとか居るんです! どうなっているんですか!?」
GM
:「ちょちょ、落ち着いて。今は危険だから、入れないって!」
有城
:「じゅ、住民はちゃんと避難できているんですかっ!?」
GM
:「いや、まぁ、爆発後に通行止めにしているからなぁ…それはちょっと…」
有城
:「ええー…」ちょっと、家族に電話を…
GM
:さて、そんなこんなをしていると、もう一度≪ワーディング≫を感じるよ。どうやら、君の自宅の方角で発生しているような感じがする。周りに居る一般人は、ちょっと嫌悪感を覚えるぐらいの、薄い≪ワーディング≫だ。
有城
:あ、≪ワーディング≫忘れてた。(笑)
ツバサ
:そういえば言ってたかもしれない。(笑)
GM
:はい、言いました(笑)。さて、耳を澄ませば微かに銃撃の音が聞こえるね。
ツバサ
:(小声で)ダララララ…ダララララ…
有城
:えーうー。どうしよう…とりあえず自宅のほうでなにか起きているような感じなんですねぇ…「あのー、なんか激しいことになってそうですけど、大丈夫ですか?」と警察の人に声をかけよう。
GM
:「はいはい、離れて離れてー。危ないからねー」と警察の人。
有城
:≪ワーディング≫かー、さすがに気になるよなぁ。じゃあ、警察の人にバレないように回り道をして抜けて行ったりできます?
GM
:いいでしょう。では、<回避>で難易度:7をとれたら成功する、ということで。
有城
:では、<回避>で。(ころころ)はい、クリティカルして余裕でした。
GM
:余裕だね! では、君はそうやって警察の人たちに見つからずに家に向かったと。
有城
:うーん、家に電話しても繋がらなかったし、どうしたのかなぁ…
GM
:つ、繋がらなかったのか…うん、じゃあ繋がらなかった。(納得)
有城
:おふくろ大丈夫かなぁ…
GM
:さぁ、どうだろうなぁ。さて、そうやって家に近づいていくと、そろそろ≪ワーディング≫も濃くなって、一般人が無効化されそうな感じ。倒れている人が何人か見えるね。
有城
:「大丈夫か?」っていうけど、意識はないよな?
GM
:そうですね、頭ふらふらしています。
有城
:ううーん、とりあえず家に向かってみるかなぁ。
GM
:(急にテンションが上がって)家に近づくか!? 家に近づくか!?
有城
:いやだなぁ…じゃあコソコソ近づく。
GM
:ふむ。じゃあ、もう一度<回避>で達成値を出そう!
有城
:忍び足ね!
GM
:そんな感じ!
有城
:(ころころ)達成値は14!
GM
:じゃあこっちはドランソードさんで…
ツバサ
:殺戮のドランソードさんや!
GM
:なんだそれ。(笑)
ツバサ
:あいつが、面倒な事をしやがるから、こっちは大変なんだよ!
GM
:(無視して)ええと、侵蝕率がこれで、能力値がこれだから、(ころころ)達成値は…あー、見つけられなかった!
有城
:ふー、あぶねー。
GM
:では、有城君は、女の人が従者を4人ぐらい連れて戦っている姿を目撃する。向こうからは気づかれていないような気がする。
有城
:ど、どうしよう…
GM
:彼女は君の家の方に向かっているようだねぇ。
有城
:なんでうちに…俺が戦っても勝てないだろうしなぁ…1対5とか、無理だよね!
GM
:うーん、どうだろうね。(にっこり)
有城
:どうしよう…
GM
:…
有城
:じゃあ、とりあえずその女の後をつけます。
GM
:お、おう。(後をつけるのか…)じゃあ君の家につくね。彼女は君の家に侵入していくぞ。破壊しながら。
有城
な、なんだって!?
GM
ドアばーん!(笑)
有城
:ひ、ひでぇ!
GM
:君はそれをこっそり見ている。
有城
:とりあえず、家に入っていくのは止めようもないし、バレないようにこちらも侵入して、家族が無事かを確かめたいな。
GM
:うん、じゃあまぁ、ばれないってことで。さっき判定したし。
有城
:では、女にバレにようにこっそり家族を探すけど…
GM
:君はコソコソと家の中を探すけれど、家族の姿は見えないね。
有城
:うん、ちゃんと避難できたんだな。…よし、逃げよう!(爽やかだ)
GM
:はい、では、きみは、逃げた!
有城
:やった! 生還だ!
GM
:おめでとう!(笑)
ツバサ
:The End.
GM
:はい、じゃあ次のシーン行くよー。
有城
:えー。(笑)

.7:ミドルフェイズ5『ドランソード・キャラが安定してきた。(悪い意味で)』 シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:さて、次のシーンはツバサ。君の、さっきのシーンの続きだ。
ツバサ
:さて、ドランソードでも探すかなぁ。侵蝕率は(ころころ)61と。
GM
:ちょっと高いな。
ツバサ
:≪ワーディング≫を使って、無効化された雑魚達を蹴り飛ばしながら進んでいます。
有城
:痛い! 痛い!(笑)
GM
:では、家の前に着いたぞ。なんか家はボロボロで悲惨な状態だ。
ツバサ
:「あの、糞アマッ! まぁいい、あいつ、データごと壊したりしていないだろうなぁ」
GM
:では、そんなことを君がつぶやいていると、ドランソードが玄関から出てくる。
ツバサ
:「おう、なんか見つかったか?」
GM
:「いいや、ここにはなにもないみたいね」
ツバサ
:何もないのか…
GM
:「さっぱりね。それらしきものは1つもなかったわ。全部持ちだされた後みたいよ」
ツバサ
:「この家の住人も、誰も居なかったのか?」
GM
:「ああ、2人いたから、もう拉致しちゃったよ」
有城
:な、何っ!?
ツバサ
:「…もう連れて行ったのか」
GM
:「ええ、ボスのところに向かわせたわ」
ツバサ
:「…じゃあ、そいつらから話を聞けばいいわけだな」
GM
:「ただ、戸籍を調べたら、どうやら、もう一人いるらしいわね」
ツバサ
:ふむ…なら、ひとまずは、捕まえた奴らから話を聞いてみるか。何も知らなかったら、もう一人を誘い出す人質ぐらいには使えるかもしれん。
GM
:「そうそう、それで、もう一人っていうのは、その研究者の孫らしいわ」
ツバサ
:取り合えず、ボスんところに行こうかな。
GM
:はい、ではシーンを継続して進めましょう。
ツバサ
:では、ボスの部屋の扉をノックをする。コンコン。「土屋さーん」
GM
:では「なんだね?」と声がする。
ツバサ
:ドアを開けて、部屋にはいって、「例の研究者の件ですけど、どうやらドランソードが研究者の親族を拉致ったらしいんで、適当に話を聞いておいてください」
GM
:「…それは君の仕事ではないのかね?」
ツバサ
:「…おれは、そういうのは苦手なんすよ」
GM
:「ふむ、まぁいい、ドランソードにやらせるか」
ツバサ
:「オーケイ…俺も立会いますよ」あいつに任せるのは不安なんてもんじゃねえっ!
GM
:「そうか、地下の施設に連れて行っているらしいから、そこへ向かえ」
ツバサ
:「リョーカイ」ててて。
GM
:どうぞ、続けましょう。
ツバサ
:じゃあ、捕らえた二人のところに移動した。
GM
:うん、捕らえられているのは有城君の義理の両親です。まぁ、君は有城君を知らないんだけれど。研究者の息子夫妻で、有城君の叔父叔母に当たるのかな。
有城
:そうそう。
GM
:年齢的には40とか50とかぐらいかな。さて、君がそうやって部屋に入ると、ドランソードさんが楽しげな道具を持ってバシバシしている!(笑)
有城
:「(叔父に扮して)痛い! 痛い!
ツバサ
:「…おい」
有城
:「やめろ! 痛い!」
ツバサ
:「おい、ドランソード!」
GM
:ドランソードはかぷかぷ笑っているよ。

 何故にクラムボン…

ツバサ
:とりあえず、後ろから近づいて、おもいっきり殴ります。ガスッ!
GM
:「…遅かったわね」
ツバサ
:「ったく、何やってるんだお前は」
GM
:「え、情報聞くには手っ取り早いじゃん」
ツバサ
:「そんなもん、ソラリス連中の自白剤でも使えば一発だろうが」
GM
:…賢い!
ツバサ
:馬鹿か!
GM
:「でも、それじゃあ楽しくないしぃ?」
ツバサ
:「ああん?」
GM
:そもそも、ソラリスなんて居るんだろうか、ここに。
ツバサ
:こんだけオーヴァードがいるんだから、一人ぐらい居るだろう。
GM
:そうなのか。じゃあ居ることにしよう。「じゃあ、あんた作ってもらってきてよ」
ツバサ
:「お前がいけよ」
GM
:「ヤだよ、もうちょっと楽しませてよ」
ツバサ
:「お前、そのうちそいつら殺しちまうだろう?」
GM
:「殺さない程度にしておきますぅ!」
有城
:「(叔父に扮して)死にますぅ! 私達これ以上やられたら死にますぅ!
ツバサ
…意外と元気そうだな。
有城
:「やめてください―。やるなら自白剤飲ませてくださいー」
ツバサ
:「…じゃあ、自白剤も飲まずに全部喋ればいいだろ」
GM
:…
有城
:…
ツバサ
:…
GM
…たしかに。
有城
:「ほら、私達、何も知らないんですよ」
GM
:「ほら、さっきからこれしか言わないの。だから仕方ないの」
有城
:「見てよここ、すごいミミズ腫れでしょ? 痛いのダメだってほんと」
ツバサ
:「…な、あんたら本当に知らないのか?」
有城
:「(叔父に扮して)知らないよ」「(叔母に扮して)知らないよ」
ツバサ
:「なんか研究していたことも知らないのか?」
有城
:「知らないよ」「知らないよ」
ツバサ
:「…ドランソード」
GM
:あい。
ツバサ
:「その楽しげな道具使うの禁止な」
GM
:えー。(実に残念そうだ)
ツバサ
:「代わりに、手と足は使っていいぞ。俺はソラリス連中にあたってみる」
GM
:おう。まあ従者に任せる。
有城
:「やめろー! やめろー!」「酷いことするんでしょう! エロ同人みたいに!
GM
:…
有城
:…
ツバサ
:「…ドランソード、死なない程度にな」
GM
:「うーん…(しばし間をおいて)はい」
ツバサ
:今お前…何だ、その間!
GM
:だってー! だってー!

 40、50のエロ同人なんか見たくねぇよ。

ツバサ
:「(急にシリアスになって)あいつらを殺したら、俺がお前を殺すぞ」
GM
:「(負けじとシリアスになって)…あんたにできるの?」
ツバサ
:「みくびんな、お前よりつええよ」
GM
:「じゃあ、そのうち、これが終わった後にね」ビシバシ!
有城
:「痛い! 痛い!」
ツバサ
:「…めんどくせぇ」と呟いて、≪壁抜け≫を使って部屋を出ました。
GM
:では、シーンをきろう。

.8:ミドルフェイズ6『UGN』 シーンプレイヤー:有城

GM
:さて、シーン6は有城君のシーンだけど、どうしようかな?
有城
:えーと、じゃあ家族が行方知れずで…電話もつながらないし…とりあえず避難しておきますかねー。
GM
:情報収集とかしてもいいよ?
有城
:情報収集か…どうすればいい?
GM
:知りたい事を宣言すれば、難易度を出すので、ダイスを振るのです。
有城
:ふむ…ガス爆発が起きた件、家にいた女は誰か、家族はどこに行ったかが気になるな。
GM
:どれか好きなモノを一つ選ぶのです。
有城
:じゃあ、家族はどこに行ったか。
GM
:はい、では<情報:裏社会>か<情報:UGN>か<情報:FH>で難易度7に挑戦してください。
有城
:うーん、全部ないなー。とりあえず振りましょう。(ころころ)あ、出ました。近所のおばちゃんが家族を連れ去られる様子を見ていたらしい。
GM
:ダイス1つで成功か…はい、では、君の家族はFHが偽装している施設の地下に捕らえられてひどい目に合っていることが分かった。
有城
:やっぱりFHか!
GM
:うん、悪い奴らだからな。
ツバサ
:そんなことないよ!
有城
:うーん、爺さんがいたらなにか教えてくれるのかもしれないけど…爺さんどこに居るのかわからないしなぁ。家族を見捨てる訳にはいかないし、FHの施設にでも向かうかなぁ…
GM
:まじでか…
有城
:…いや、とりあえず…UGNに連絡を取ろう。
GM
:ほう?
有城
:UGNに連絡をとって、一緒についてきてもらおう。
GM
:ほ、ほう。UGNに知り合いがいるのかい?
有城
:知り合いは、居ないけど…爺さんから困ったときにはここに連絡しなさいって、UGNの連絡先を教えてもらったんですよ。
GM
:ほー。なるほどねー。まぁ、いいでしょう。UGNに連絡をとれることにしましょう。では、UGNのN県支部があり、君はそこにコンタクトをとることができる。
有城
:うい、では通信しましょう。うーん、誰が出るかなー?
GM
:だ、誰が出るかな…? (少し考えて)そうか、N県にはいろいろキャラクターがいるのか。(註:この卓ではN県でセッションを行うことが多い) えーと、誰だろう、誰がいい?
ツバサ
:N県にはいっぱいいるなぁ。
有城
:そうそう、いっぱいいるんですよ。中田さんは居ないしなぁ。
GM
:中田さんはG県の支部長だね。
有城
:…じゃあ、月華さんで。(註:薄幸刑事。現在はUGNのN県支部にいるらしい)
GM
:ふむ、では月華さんで。
有城
:「もしもし、わたくし有城ともうしますけれどー…」
GM
:「(月華扮して)えーと、どのようなご用件で…って、有城?」
有城
:「え? はい、そうです」
GM
:「有城といったら、最近話題の、あの、有城博士の…?」
有城
:「えーと、その辺はよくわかりませんけど、その孫にあたる、真堂といいます」
GM
:「うん、それでどうしたんですか?」
有城
:「何やら僕の家が、FHの襲撃にあったみたいなんですけれど…それで調べてみたら、家族がFHに捕らえられているみたいで…家族を取り戻す手伝いをしていただけないかなぁと」
GM
:「…はい? しゅ、襲撃があって、捕らえられた?」
有城
:「そうなんですよ」
GM
:「えーと、どこに?」
有城
:「FHの施設のようで…近くにFHの偽装した施設があるらしく、そこの地下に捕らえられているそうです」
GM
:「…N県内にそんな場所は確認されていないはずなんだけどな」
有城
:「でも、本当のことなんですっ!」
GM
:「ま、まぁいいわ、ひとまず調べてみるから。貴方のことを信用できるかどうかも含めてね」
有城
:「はい、お願いします」
GM
:「あなたの家が襲撃されて、FHが貴方の家族を捕らえている、ね?」
有城
:「はい、近所のおばちゃんが言ってました
GM
:「…怪しい」
有城
:「(声を荒げて)近所のおばちゃんの情報をたどるしか、もう道は残されていないんですっ!」
GM
:「…まぁ、いいわ。うーん…貴方をとりあえず保護しましょう」
ツバサ
:うげー、敵が増えるー。
有城
:わーい、保護されたー。(笑)
GM
:まぁ、データはないNPCだけどね。
有城
:データなら有るよ!(註:有城のPLは月華をPCとして使っていた)
GM
:要らないよっ!(笑)
有城
:ええー?
GM
:さて、そういうわけでシーンを終えます。

 卓で以前にプレイしていたキャラクターがぽっと出てくるのはよくあることです。
 ここではGMも言っていますが、NPC扱いなので、特にデータはありません。あくまでゲスト扱いです。
 バランスブレイカー担ってしまう可能性もありますし、NPCとして出すときは、NPCだと言い切ってしまいましょう。

.9:ミドルフェイズ7『ドランソード・キャラ確定。(悪い意味で)』 シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:さて、どうしましょ。
ツバサ
:現在、自白剤を探していますよ。(ころころ)侵蝕率は…もう70%かー。
有城
:上がるー♪ あがるー♪ どんどんあがるー♪(楽しそうに歌っている)
ツバサ
:やめろよー!(笑)
GM
:では、自白剤を手に入れた。
ツバサ
:おお、手に入れた。
GM
:そんで、有城君の叔父叔母に使用したけれど、ほとんど大した情報も得られず、どうしようという状況になりました。
ツバサ
:…一気に進んだなぁ。
有城
:「(叔父扮して)何も知らないよ! 何も知らないよ!」
GM
:自白剤うたれたくせに元気だな。
ツバサ
:「うっせぇなぁ…黙ってろ!」と、蹴飛ばします。
有城
:「痛い! 痛い!」
GM
:はい、まぁ、その二人は置いといて、どうしましょう。
ツバサ
:ううーん…
GM
:「何も知らないんだったら、好きにしてもいいー?」と、ドランソード。
ツバサ
「ああん?」と睨む。
GM
「ああん?」と睨み返す。
ツバサ
:「ちょっとは考えろよ。こいつ等は研究者の家族なんだろ? 人質ぐらいには使えんだろ?」
GM
:「…人質にするにしても、研究者の連絡先わからないじゃない」
ツバサ
:「…まぁ、生かしておいて損はねえよ」
GM
:「まぁ、ね」
ツバサ
:とはいえ、どうするかなぁ…
GM
:「ところで、もう一人知ってそうな人いるじゃん。そいつ連れてこようよ」
ツバサ
:「ああ、孫だっけ? つっても、どこにいるかわからねぇだろ?」
GM
:「さっきは居なかったしねぇ」
ツバサ
:「本当に居なかったのかぁ? お前、見落としたんじゃねえのか?」
GM
:「私の目は従者含めて十個あるのよ? 見落とすわけ無いでしょ?」
ツバサ
:「…殺すのに夢中になってただろ?」
GM
:(そっと目をそらし)「ふ…ふん、じゃあ、自分で調べればいいでしょ?」よくあること。よくあること。
ツバサ
:ねーよ! お前もう帰れよっ!(笑)
GM
:ひどいっ!(笑)
ツバサ
:「お前は、ここに立入禁止な。殺されても困るし」
GM
:「じゃあ、私が探してくるよ、孫」
ツバサ
:「あー…」(なにか悩んでいるらしい)
GM
:「じゃ、行ってきます!」
ツバサ
:「ドランソード! 殺すなよ?
GM
「…善処します」
ツバサ
:「オーケイ、俺も行くよ」
GM
:ふむ、では孫の場所を情報収集しましょう。<情報:裏社会>か<情報:FH>で難易度7かな。
ツバサ
:<情報:FH>で(ころころ)成功!
GM
:ふむ、では、UGNのN県支部に捕らえられていることが分かった。
有城
:捕らえられていないよ! 保護されてるだけだよ!
GM
:あ、そうだった、捕らえられていません! 保護されていることがわかりました!
ツバサ
:…めんどくせぇなぁ。よりにもよってUGNのところかよ。
GM
:「と、いうわけで、行ってまいります!」
ツバサ
:「おう、いってら…じゃねえよ! 俺も行くっつってんだろ!
有城
:カツ丼たのもー。
GM
:出ねえよ! ってか、誰だよ!(笑)
有城
:UGNにいる僕です。
GM
:(優しく)はーい、シーンに出ていない人はしゃべらないでねー。
ツバサ
:では、N県支部に向かうー。
GM
:はい、ではシーンをきろう。

.10:ミドルフェイズ8『襲撃・邂逅』 シーンプレイヤー:有城

GM
:はい、次はカツ丼食っている人です。UGNの支部にFHのお二人が攻撃を仕掛けるシーンです。
有城
:まぁ、ひとまずカツ丼を食いながら、月華さんと話をしています。
GM
:ではそんな感じで。「…で、先ほどの話をもう一度聞かせてもらえるかしら? なんかとても怪しいのだけれど?」
有城
:「い、いや、怪しいかもしれませんけれど…」
GM
:「そもそも、この県にFHの支部なんてないはずなのだけれど」
有城
:「そ、そうなんですか?」
GM
:「私の知る限り、ね」
有城
:うーん、さっきの調査の結果が近所のおばちゃんだしなぁ…
GM
:まぁ、近所のおばちゃんかどうかはともかく、PLにはわかるが、情報は正しい。ただしPCにはわからん。
有城
:ちくしょう、誰だ、近所のおばちゃんとか言った奴は!
GM
:おめーだ、ですよ。
有城
:うぬぬ…まぁ、ともかく説得するしかあるまい。そうだ、忘れていた。「ところで、着替えがあると助かるんですけど…」と言っておこう。
GM
:まだカレーまみれだったのかっ!(笑)
有城
:いやぁ。(てれてれ)
GM
:一回家に帰ったくせに!
有城
:あの状況で着替えなんて無理だよ!
GM
:じゃあ、誰かから服を借りてくるかな…
ツバサ
:そうして月華さんが部屋を一旦出ようとした時、緊急のサイレンが鳴り響く! うーうー!
GM
:「な、何事!?」
ツバサ
:うっうー! うっうー!
GM
:うーうー言うんじゃありませんっ!(笑)
有城
:「な、何があったんですか?」
GM
:「わからないわ。私はちょっと確認してくるから、君はここで待っていなさい」と言って、鍵を外から閉めてどこかへ駆けていきます。
有城
:うわー、鍵閉められた!
GM
:まぁ、逃げられても困るし?
ツバサ
:まぁ、鍵が閉まっていても関係ないな。隣の部屋から≪壁抜け≫を使って現れるぞ。登場。(ころころ)
有城
:な、なんだって!
ツバサ
:「よぉ、お前があの研究者の、孫か」
有城
:「だ、誰のことだ?」
ツバサ
:「有城とかいう研究者の孫だろ?」
有城
:「だとしたら、どうするんだ?」
ツバサ
:「どうもこうもな…ひとまず来てもらおうか」
有城
:「爺さんの居場所なんて、知らねえよ。昔失踪した後行方不明だよ。俺を連れて行ったところで何の情報もないぞ」
ツバサ
:「はー…まぁ、それはこっちで判断するところだ。とりあえず来い。話はそれからだ」
有城
:ううう…そ、そうだ。「そういえばお前ら、うちの家族をどうしたんだ?」
ツバサ
:「家族? …ああ、あの夫婦か? それなら、うちで大人しくしてもらってるよ。まぁ、拉致監禁ってやつだがな」
有城
:「手を出したりしてないだろうな!」
GM
:ボッコボコ。(笑)
ツバサ
:俺はあんまり何もしてないけどなー。まぁ、ムチで打たれたりはしているなぁ。
有城
:うちの父さん、ムチで叩かれたらアレなんだよ…
GM
:どれだよ!
有城
:そういう趣味が…(笑)
GM
:そんな父親想像したくねえよ!(笑)
ツバサ
:「なんでもいいよ。とにかく来い、孫!」といって、有城を連れて行こうとするよ。
有城
:「俺を連れて行ってどうするつもりだ!」
ツバサ
:「お前が、何の情報も持ってないのかを調べる」
有城
:「…何も知らねえよ」
ツバサ
:「は、どうしても来ないっていうのなら…力づくで連れていくしかねえなぁ」
有城
:うぬぬ…「いや、それはやめたほうが…」
ツバサ
:問答無用だぁ!
有城
:お、落ち着いて話をしよう!
ツバサ
:問答無用って言ってるだろー!
有城
:いや、ほら、僕一般人ですしぃ?
ツバサ
:…とりあえず、ここにいることは周りにもバレていそうだし、≪ワーディング≫を展開します。
GM
:はい、≪ワーディング≫なう!
有城
:ぐぬぬ…冷や汗を垂らしつつ、にらんでいます。
ツバサ
:「…なんだ、オーヴァードじゃねえか。あいつ一人に任せなくて正解だったかもな。相手がオーヴァードとなると、殺すまでやっちまいそうだ」
GM
:遠くの方で、ドランソードさんはズバンズバンやってるよ。月華さんと戦っているんだろうなー。
ツバサ
:「で、抵抗すんのか?」
有城
:「…安全を保証しろ」
ツバサ
:「それは、お前の態度次第だ」と言って、少年を連れていきます。壁を破壊しながら。
GM
:では、君等が建物の外に出たところに、島津志静がやってくる。
ツバサ
:ああ?
有城
:「お、おい志静! なんでお前こんなところにいるんだよ!」
GM
:「有城君を離しなさいっ!」
有城
:「いやいやいや…逃げろ、逃げろよ!」
ツバサ
:「…めんどくせぇなぁ。見られちまったものは仕方ねえなぁ」
有城
:「やめろ! 用があるのは俺だけだろ!」
ツバサ
:再び≪ワーディング≫を展開します。
GM
:≪ワーディング≫なう。島津さんは普通に立ってますよ?
有城
:「…なんでお前、普通に立っているんだよ」
GM
:「だって…オーヴァードだもん…」
有城
:な、なんだってー!
ツバサ
:激しく面倒くさいことになったなぁ。
GM
:「有城君を連れて行かせる訳にはいかないわ!」
ツバサ
:「オーヴァードか…まぁなんでもいいや、殺す!」
GM
:演出でどうぞ!
ツバサ
:演出か…じゃあ、手に爆弾作って、それを至近距離で螺旋丸的な感じでぶつけに行きます。
GM
:はい、ではそこで、こちらも演出のようなものをさせて頂きます。≪時の棺≫を使用!ツバサの攻撃を無効化するぞ!
有城
:や、やるな…
GM
:さらに、≪空間圧縮≫を使って、有城を島津のエンゲージに移動させる!本来のエフェクトの効果とは少し違うが、GM権限というやつで!
有城
:う、うおおおおお!?
GM
:「今のうちに逃げましょう、有城君!」と言って、≪瞬間退場≫で逃げます。もちろん、有城君も連れて。
ツバサ
:「…糞ガァ」と螺旋丸的なものをアスファルトに叩きつける!
GM
:では、アスファルトには大穴が空くかもしれない!
ツバサ
:…あの島津とかいう女、何者だ? ひとまずドランソードと連絡をとるか。
GM
:ドランソードは支部を壊すのに夢中だよ。(笑)
ツバサ
:…めんどくせぇ。

.11:ミドルフェイズ9『逃走・逃亡』 シーンプレイヤー:有城

GM
:もう一度有城君のシーンにしよう。
有城
:はーい。(ころころ)
GM
:どこに逃げるかなー?
有城
:とりあえず、安全なところに逃げたいよ!
GM
:うーん、安全なところってどこだろう。
有城
:うー…近所の喫茶店?
GM
:…実に普通だな。安全か? まぁ、君たちは近所の喫茶店に逃げました。
有城
:「あのー…まず聞きたいんだが、お前はなんで…そのー…」
GM
:あのーとか、そのーとか、多いな!
有城
:こっちも訳がわからんのですよ! 「…オーヴァードなの?」
GM
:「…そっちこそ、だよ」
有城
:「いや…おれはオーヴァードとかじゃなくて…」
GM
:「え? だって、≪ワーディング≫の中でも普通だったでしょ?」
有城
:「こっちにも色々事情ってものがあるんだよ…で、お前はあそこで何をしていたんだ?」
GM
:「…助けに行ったんでしょ?」
有城
:「だから、なんで俺があそこにいるって分かったんだよ」
GM
:「だって、家の方でなんか色々あってたから、気になって調べたんだよ」
有城
:あー…「ああ、今俺の家族がFHに捕らえられているらしくてさぁ…なんか知らんが、やつら俺の爺さんを探しているらしい」
GM
:「有城くんのおじいさん、この前すごい発表したらしいね。内容は知らないけれど」
有城
:「え? そうなの?」
GM
:「え、知らないの?」
有城
:「知らない知らない」
GM
:「えーと、レネゲイドウィルス関係の研究なんだけれど…」といっても、何の研究かは知りませんがね!
有城
:な、なんだってー!
GM
:とにかくすごい研究なんだよ!
有城
:ふむ…「爺さんは、俺が小さい時にいなくなって、どこで何をしているのかも知らなかったけど…そんな事やっていたのか」
GM
:「で、どうするの? これから」
有城
:爺さんが論文発表後にどこに行ったのかってのは…まぁ、それがわかるなら、FHもわざわざ俺らを狙いには来ないか。
GM
:そうですねぇ。
有城
:「…とにかく、家族を助けたいなぁ」
GM
:「でも、FHに攻撃しかけるっていうのは…」
有城
:「もちろんそのつもりなんだけど…あいにく、俺はお前らみたいなオーヴァードに太刀打ち出来ないからなぁ」
GM
:ハテナ、ってなるなぁ。「私ももう、≪時の棺≫とか使っちゃったし、もう戦える感じじゃないしなぁ」
ツバサ
:メタなやつだ。
有城
:「…他に誰か、力になってくれそうな奴を知らないか?」
GM
:「(少し思案して)…支部にはいるかもしれないけど」
有城
:「でも、UGNの支部の人たちは役に立たなかったしなぁ…しょうがない…一人で行ってくるよ」
GM
:「ちょ、ちょっと待ってよ! 一人で行かせるわけにはいかないよ! そんなの死ににいくようなものじゃん!」
有城
:「じゃあどうすればいいんだよっ!」
GM
:「そ、それは…」
有城
:「何にもできないくせに口ばっかり出すんじゃねえよ!」
GM
:「うう…」
有城
:しかしなぁ…このまま向かうのも愚策なんだよなぁ…というより、策がないというかなんというか…
ツバサ
:(囁くように)こっちにおいでよ…
有城
:うっせぇ!(笑) 他に情報もないしなぁ、どうしたものか…
GM
:なにか調べたいことがあれば、宣言してくれれば、判定の技能と難易度を出すよ?
有城
:ううーん…
GM
:(ツバサに向かって)あと、登場したければGMの許可をとって登場してもいいんだよ?
ツバサ
:うーん、どうしようかなぁと思っております。

 しばしの間、うーんうーんとうなる二人に、GMが助け船を出します。
 そう…その時GMは…にやりと笑っていたのを、二人は知らなかったのですが…

GM
:「(島津に扮して)じゃあ、一旦逃げようよ」
有城
:「逃げて、どうするんだよ」
GM
:「べ、別の県のUGNに協力を仰ぐとか…」
有城
:「…なるほどな。(しばらく考えて)…わかった、お前のその案に乗るよ」
GM
:「じゃあ…どこに行こう?」
有城
:「まずは…しまむらだな
GM
:…あー。
ツバサ
:…カレーか。
有城
:…カレーだ。
GM
:「まだ、着替えてなったんだ。引っ張るね、そのネタ」(笑)
有城
:「うっせぇ、お前のせいだっつうの」
GM
:「ごめんってば。じゃあ、早く行ってきなよ。あんまりウロウロしていると、見つかっちゃうよ?」
有城
:「おう…あと、980円よこせ!」
GM
:え、ええー!?(笑)
ツバサ
:(笑)
GM
:「お金持ってないよ」
有城
:「わかったよ! 貸しにしとくよ!」
GM
:「貸しってことで。あと、別の場所に行くのにもお金ないから、それも貸してね」
有城
:「おまっ!(笑) 分かったよちくしょう!」というわけで、しまむらに行って電車に乗って別の場所に移動するということで。
GM
:ふむ、ではしまむらに行った後、もうちょっと続けよう。有城は装いを変え、喫茶店に戻ってきて、行き先について島津と話をしている。「で、どこに行く?」
有城
:「…そうだなぁ、どこがいいかなぁ」
GM
:N県の周りといったら、F県とか、S県とか、K県かな?
ツバサ
:それで全部っぽいな。
GM
:ふむ。では、島津が「F県のUGNにちょっと知り合いがいるんだけれど…」と有城に言うよ。
有城
:「あ、そうなの? なんだよ最初っから言えよ! そこを目指そうぜ」
GM
:「(とても嬉しそうに)よしっ、じゃあここに行こう!」と言って、住所を手帳を見て読み上げる。
ツバサ
:ふむ…では、そこに登場していいかな?
有城
:な、何ぃ?
GM
:ふむ…(少し思案して)いいでしょう。
ツバサ
:とりあえず登場して(ころころ)「ほう、案内を任せていいのかい?」と言いながら、後ろから≪壁抜け≫を使って喫茶店に入ってくる。
GM
:では、有城の後ろの壁から、ぬるりとツバサが現れる!
有城
:「…お前、こんなところにまで」
ツバサ
:「(実にシリアスな口調で)…おい、少年」
有城
:「な、なんだよ!」
ツバサ
「侵蝕率、上げたのかぁ?」(笑)
GM
:上げたのかー?(笑)
有城
:(レコードシートを見て)…あげてねーよ! ちょっと待ってろ!(ころころとした出目は6) 76になったな。「で、お前どこから出てきやがった!」とシリアスに…
ツバサ
:「あぁん? 隣の家からだよ」
有城
:「ちぃ、便利な能力だなぁ、おい。…悪いが、お前について行くわけには行かなくなったんだよ!」
ツバサ
:「あぁ? まぁ、話は大体聞いていたがなぁ」
有城
:どこから聴いていやがったんだこいつ、ストーカーかよ!
ツバサ
:「何にせよ、お前をF県に行かせるわけにはいかねぇなぁ」
有城
:「…それでも、行くと言ったら?」
ツバサ
:「…行かせねえと言っているんだ、方法はひとつだろ?」と、頭を掻きながら。
GM
:戦闘か! 戦闘するか!?(やけに楽しそうだ)

 何故か、やけに楽しそうなGM。
 いや…楽しいんだな、GM…

有城
:GM。ちなみに、島津は戦いますか?
GM
:そうだなぁ、エフェクトはまぁ、いくつか準備があるんだけど、実は細かいデータはないんだよね。まぁ、演出戦闘かな。ともかく、ツバサが攻撃を仕掛けるか、仕掛けないか、状況的に、戦闘するかしないかは、ツバサ判断だろうね。
ツバサ
:なら、仕掛けさせてもらおう。
GM
:では、島津が「有城君逃げて! ここは私が止めるから!」と有城をかばうように立つ。その時、有城に住所をメモした紙切れを渡すよ。
有城
:「お前だけで大丈夫かよっ!」と叫ぶ。
GM
:「大丈夫! 狙われているのは君なんだから!」
有城
:「あとで、ちゃんと連絡しろよ! それと、金返せよ!?
GM
:「…はーい」
有城
:じゃあ、とりあえずダッシュでその場所から逃げます。
GM
:では、退場したということで。
ツバサ
:ああ、退場までしやがったな…
GM
:うひひ。
有城
:頑張れ島津!
ツバサ
:…まぁいい、ドランソードが後を追っているだろうしな。
GM
:なるほどっ!
有城
:にいいいいげろおおおおおおおお!!(笑)
GM
:さて、シーンプレイヤーいなくなったけど、すぐ終わるだろうしちょっと続けよう。さてツバサくん、実際データ持ってないんで、自由に蹂躙していいんだよ?(にっこり)
ツバサ
:ほう。では、かっこ良くエフェクトでも使って…
GM
:「あんたに、有城を殺させるわけにはいかないんだっ!」
ツバサ
:「友情ごっこもいいけどよぅ…俺のジャマをしたのはまずかったなぁ。とりあえず、潰れてろ」と≪黒の鉄槌≫を使って、重力の塊を島津に落とす。
GM
:ぐぬぬ…では島津は潰れかけている。耐えているけれど、もうダメそうな感じだっ!
ツバサ
:グググググ…(潰している音らしい)。
有城
:じゃ、じゃあそこで攻撃を…
GM
:(遮るように)はい、退場した人は出てこないでくださーい!
有城
:ちくしょう! 強制的に退場させられてヒャッホウと思っていたら、こういうことかっ!
GM
:うひひ。
有城
:助けに行きてー!
GM
:で、ツバサくんよ、島津ちゃん殺しちゃうの?
ツバサ
:うーん、殺そうとはするんだけどなー。でも気が変わって、急にエフェクトをやめます。
GM
:では、島津はへたり込んで、「うう…」と唸っている。
ツバサ
:「気が変わった。お前にはあいつをおびき寄せるための餌になってもらおう」と近づいて、島津の顎をクっと持って、言うよ。
GM
:ふむ。では、そういうことを言っているときに、ドランソードが登場だっ!
ツバサ
ちょ、ま…!?
GM
:(遮って)グシャリとツバサの前で肉の弾ける音が聞こえる。
ツバサ
:…
有城
:…

 間。
 そりゃもう…間。

GM
(不安そうに)お、オーケイ?
ツバサ
:「(声を震わせながら)…ドランソードォォォォォ!
GM
:(冷静に)島津志静は死亡しました。「(ドランソードに扮して)まったく、こんなところで道草を食っている場合ではないでしょう、RC・レイヴン?」
ツバサ
:ガシッとアイアンクロウを決める。「お前は、何を、やっているのかなぁ!?」
GM
:「(苦しそうに)こ、こっちのセリフよ! さっさと後を追えばいいでしょう?」
ツバサ
:「(チッと舌を打つ)この、糞アマがァ!」
GM
:「ところで、さっきの話、聞いていたんでしょう? この島津とかいう女の言っていた場所、UGNの支部なんてないわ」
ツバサ
:「…なに?」
GM
:「その住所は、ゼノスの所有する屋敷がある場所よ」
ツバサ
:「…このガキ、なにもんだ?」
GM
:「つまり、騙されたってことよ、あの子がね」と有城君の向かった先を指さしながら。
有城
:…どういうことなの?
GM
:「ゼノスに情報を与える訳にはいかないわ。急いで追いましょう」
ツバサ
:「この娘、やけに突っかかると思ったら…そういうことかよ。(チッと舌を打つ)」今回ばかりは、急いで有城を追いかけるぞ。
GM
:はーい。そういったところで、長かったけどシーンを閉じます!
有城
:俺は今どこに向かっているんだ…
ツバサ
:明日とか、明後日とか。
GM
:君の未来は明るい、といいな。

.12:ミドルフェイズ10『UGN・FH・ゼノス』 シーンプレイヤー:有城

GM
:えーと、もっかい有城君だな。さっきのシーンは、最後の方、ツバサ君のシーンだったし。
ツバサ
:1シーン分ぐらいあったかもしれんね。(笑)
GM
:まぁ気にすんな! で、どうしよう?
有城
:ううーん…(先ほどのシーンで、精神的にダメージを受けているらしい)。
GM
:ではまぁ、君は電車に乗ってF県に移動しているということにしよう。
有城
:ううー…
GM
:でもまぁ、することもないので、ゼノ…、いや、UGNの支部があると言われた場所にたどり着いた。
有城
:では、たどり着きました。
GM
:さて、たどり着いた先は、ごく田舎な感じの…屋敷だね。
ツバサ
:屋敷か…
有城
:門とかあるんですね。では、チャイムとかあればそれを、なければドアをごんごん叩いてみる。
GM
:では、中から数人の黒服の男達が出てくる。そのうち一人の男が、君に話しかけてくる。「お待ちしておりました」
有城
:「う…俺が来ることを知っていたのか?」
GM
:「ええ、連絡を受けておりましたので」
有城
:では、入っていくかなぁ。
GM
:では、君はそうやって家の中に通されるわけです。そこに待ち構えていたのは…
有城
:いたのは…?
GM
幼女!
ツバサ
:幼女! 幼女! つるぺた幼女!(楽しそうに歌っている)
有城
:よ、幼女…?
GM
:はい、有り体に言うと、都築京香さんです。ゼノスのリーダーとも言います。

 都築京香は、現ゼノスリーダーの公式NPC。
 まぁ、幼女といえば、京香というのが、DX 3rdのお約束…か?

GM
:「(都築京香に扮して)お待ちしておりました」
有城
:「あんたは誰だ?」
GM
:「私は、都築京香と言います」
有城
:都築京香か…GM、俺、知ってるのかな?
GM
:まあ、どっちでも良いでしょう。
有城
:では、知っているということで。「都築京香といったら…前のFHのリーダーだったか?」
GM
:「ええ、そういう時期もありましたね」
有城
:「…」
GM
:「いまはゼノスという組織を指揮している身ですね」
有城
:「それで、あんたはなぜここにいるんだ?」
GM
:「なぜ、ですか…私はむしろ、いるべきところにいるだけなのですがね」
有城
:「何…?」
GM
:「貴方こそ、ここをどこだと思っているのですか?」
有城
:「ここ? そりゃここは…UGNの…」
GM
:都築京香は微笑みを絶やさず、黙って君の言葉を聞いている。
有城
:「UGNの…F県の支部なんだろ…なぁ、違うのか? そうだろう、都築京香!」(語尾を荒げて)
GM
:では、都築京香が有城の言葉を聞いた後、右腕を軽く上げます。すると、有城の周りには天井から木製の檻が落ちてきて…。
ツバサ
:おっと、そこに登場するぞ!
GM
:うぬ…いいでしょう。
ツバサ
:檻なんて破壊してやるっ! 重力を圧縮して檻を潰す!
有城
死ぬ! 死ぬぅ!(笑)
ツバサ
:なぜか有城は無事なんだな、これが。(笑)
GM
:では、ドランソード君も出てこよう。ツバサが登場して全員の視線がそちらに集まった隙を逃さず、周囲に配備されていた黒服を、背後からドランソードとその従者たちが襲う。どさどさどさと倒れる男たち。血で濡れた武器を手にした、ドランソード。
有城
:うぬぬ…
ツバサ
:「さて、そこの少年を返してもらおうかな」
GM
:都築京香はいつもの微笑みを保ったまま、「それは困りましたね」というが、特に何かアクションをする気は無さそうだね。
ツバサ
:「全く困ったふうには見えねえがなぁ」と都築京香に言って、「おい、行くぞ!」と有城に言うぞ。
有城
:「ちょっとまて!」
ツバサ
:「…?」
有城
:「…島津はどうした?」
ツバサ
:「ああ、あの女か? あの女なら、殺したよ」
有城
:「…悪いが、お前とは一緒にいけなくなった」とツバサを睨んで言う!
ツバサ
:「なにィ?」
有城
:「お前らを殺して、俺はここから逃げさせてもらう!」
ツバサ
:「ほう、できんのかよ? オメェみたいなナヨナヨした奴にさぁ」
有城
:「やってみないとわかんないだろうがァ!」
ツバサ
:「そうかい。…んじゃ、来いよ」
GM
:では、戦闘かな?
ツバサ
:戦闘ですねー。
有城
:うあー…
GM
うふふ。

 にやりんぐのGMと、蒼白の有城。
 はたして…

GM
:では、都築京香は傍観、ドランソードは周りに居るゼノスの雑魚達を殺戮していることにして、2人だけの戦闘にしましょう。
ツバサ
:はーい。
GM
:さて、距離は5メートルとしまして、各自行動値を宣言の後、セットアッププロセス。
ツバサ
:行動値は7です。
有城
:こっちは4だ。
ツバサ
:4ね。じゃあ、セットアップは何もなしです。
有城
セットアップなんてない! 何もなかった!
GM
:はい、では割り込みないなら"RC・レイヴン"さんからメインプロセスです。
ツバサ
:はいよ。んじゃあまぁ、さっさと終わらせるとして、≪黒の鉄槌≫+≪コンセントレイト:バロール≫だけでいいか。「一撃で終わらせてやるよ」と呟いて(ころころ)達成値は41です。
GM
:がんばれー。(声援)
有城
:ちくしょー! よけてやるよ!(笑)
GM
:いけるいけるー(笑)
ツバサ
:…んん?(何か違和感を感じているらしい)
有城
:エフェクトなんて何もなしで…(ころころ)達成値は…一桁…あたりです…
ツバサ
:んじゃあ、ダメージは…(ころころ)47です。
GM
:あー…
有城
:…死にました。
ツバサ
:「なんだ、口ほどにもねぇなぁ」
有城
:…
ツバサ
:「ほら、さっさと立ち上がって反撃してこいよ!」
有城
…死にました。
ツバサ
:いや、≪リザレクト≫しないと。
有城
だから、死んだんだって。
ツバサ
:んん?
GM
:有城君のHPは0になりましたー。
ツバサ
:≪リザレクト≫! ≪リザレクト≫!
有城
そんなもん、使えねーよ!
ツバサ
:…え?
GM
:はい、戦闘終了です。なお、シーン終了時までにHPが0以下の状態だと、そのキャラクターは死亡するものとします。
ツバサ
:ど、どういうことだってばよ!
有城
:あははー、やっぱ死ぬよなー。(笑)
GM
:いや、そりゃあねぇ。(笑)
ツバサ
:仲間はずれ感が半端ない!
有城
:ま、こういうこった。(と、ハンドアウトをめくる)

PCA Rハンドアウト
ロイス: 祖父(自由に名前等を設定して良い)  推奨感情 P:自由/N:自由

 "祖父"は君の祖父に当たる人物で、レネゲイドに関する研究を行なっている。君はオーヴァードではないが、"祖父"の研究を知り、世界の裏側を知ってしまったのだ。(キャラメイク時はシンドロームによる能力値上昇を0とし、キャラメイクを行うこと。また、エフェクトを取得することは一切できない)

 "祖父"は君が小さい頃、"ワーディング"を無効化するアイテム(形状は自由に設定して良い)を君に渡した。「万が一何かがあったときは、すぐに逃げろ」と、"祖父"は君に言い聞かせていた。

ツバサ
:…
有城
:…
GM
:…
ツバサ
…い、一般人!
有城
:そうだよ死んだよ! どうするんだよ!(笑)
ツバサ
:こっちのセリフだー!
有城
:というわけで有城は死にかけてます! あとよろしく!
ツバサ
:…やっべぇ、マジでどうしよう。
GM
いやー、困ったねぇ。(困ってない)

 と、言うわけで、実はPC2は、オーヴァードではなく、一般人でした。
 一般人なので、当然、一撃で死ぬは、死んだら蘇らねーわ、もうどうしよう。っていうか、どうしよう。
 にやける。

 ともあれ、PCに一般人を使うというのは、かなりの冒険なので、賛否両論あるところですが、まぁ、この卓的にはありでしょう。十分な驚きだったしね!
 っていうか、死んじゃったしね!

 なお、本来はRハンドアウトをめくった段階でシーンを挟むのですが、今回はシーンを挟んでいません。曰く、GMもPLも、テンションが高くて忘れていたとのことです。
 まぁ、状況的にも、挟むような感じでもないですしね。

ツバサ
:よ、よし。「おい、都築。こいつはもらっていくぜ」と、とりあえず持って帰るかな。
GM
:「(都築京香に扮して)構いませんよ。ですが、そのままだと死んでしまいますよ?」
ツバサ
:まぁ、応急手当ぐらいはしてやるか。
GM
:では、購入判定で応急手当キットを購入しましょうか。
ツバサ
:調達かー。苦手なんだよなぁ。【社会】2の、<調達>1しかないや。
有城
:あはははは。(なんか楽しそうだ)
GM
:シーン中に1回しか購入判定できませんので、がんばってくださいね。
ツバサ
:失敗したら、本当に死亡か。まぁ、その時は仕方ねぇ。死体を持ってかえって調べてから、どっかに埋めてやるよ。
有城
ひでぇ!
GM
:応急手当キットの難易度は8です。
ツバサ
:(ころころ)はい、達成値6です。(笑)
有城
死んだー!(笑)
GM
:あー…
有城
:あとは、頑張れ!(笑)
ツバサ
:うおおお、これはまずい…そうだ、ロイスを切るか…? いや、財産ポイントがあったっけ…(キャラクターシートを確認して)あった、6点もあるぞ! これを2点使って、達成値は8だ!
GM
:おー。
有城
:よし! 使ってくれ!
ツバサ
:よっしゃ、(ころころ)HPを15点回復しておいてくれ。
有城
:生き返ったー!(笑)
ツバサ
:んじゃあ、拉致して帰るか。
有城
:では、全身ボロボロでぐったりしています。戦闘したくなかったんだけど、まぁしょうがない状況だったなー。
GM
:「しかし、人の身でありながら、オーヴァードに戦いを挑むとは…この可能性は、私のプランにはありませんでしたね」と、ツバサに担がれている有城に京香が声をかけます。
有城
:うーん、半ば気絶中のような状態です。答えられる状況じゃないかなー。
ツバサ
:「ふん、あんたのプランがどうなっているのかはしらねえが、思い通りには行かねぇってことだ。机上で立てたプランなんて、クソほどの役にもたたねぇよ」と言いながら、退場しまーす。
GM
:では、残された都築京香は「私のプランは状況に応じて変化します。どのような過程を踏もうとも、辿り着く先は変わりませんよ」と呟いて、シーンを終えましょう。

.13:ミドルフェイズ11『ツバサとウジョウ』 シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:さて、次のシーン、シーンプレイヤーはツバサ君ですが、どうしたものか…
ツバサ
:えーと…
GM
:そろそろ、ツバサくんも裏ハンドアウトのことを思い出したほうがいいかもしれないね。
ツバサ
:あー、とりあえず、有城と話をするシーンにしよう。
GM
:はい。では、F県からN県にもどる電車の中とかにしましょうかね。
ツバサ
:ガタンゴトン…ガタンゴトン…
有城
:うい。では、もう喧嘩に負けたんで、大人しくしておきます。オーヴァードにはかなわん。「…で、何が聞きたいんだ?」
ツバサ
:「とりあえず、何なんだ? その…」えーと、GM、さっきの裏ハンドアウトのことはわかってていいんだよね?
GM
:はい、それはもう本人から聞いたことにしましょう。めくっちゃったし。
ツバサ
:「その、ワーディングを無効化するアイテムってのは何だ?」
有城
:「…これだ」といって、ペンダントを見せる。
ツバサ
:「ほぉ…」と呟いて、超小規模にワーディングを張るぞ。自分と有城しか入らないぐらいのサイズ。
GM
:うい。
ツバサ
:で、そのペンダントを奪う。
有城
:では奪われる。オーヴァードにはかなわん。
GM
:では、有城の意識が飛んでいく。ひらひら〜。
ツバサ
:ふむ、たしかにそういうものみたいだな。では返す。
GM
:では、意識が戻ってくる。
ツバサ
:ふむ。
有城
:「おい、勝手にとったりするなよ!」
ツバサ
:「うるせぇ、減るもんじゃねえだろ。で、それは何なんだ?」
有城
:「知らねえよ! 爺さんから受け取ったんだ」
ツバサ
:「…そりゃあ、いつのことだ?」
有城
:「…俺が小さい頃だから、10年ぐらい前かなぁ」
GM
:10年も前だったのか。
ツバサ
:「お前の爺さんは一体何者なんだ?」
有城
:「なんか、レネゲイドウイルスの研究をしていて、自慢話も色々聞いた気はするが…特に何か覚えているってわけでもないな」
ツバサ
:「手がかりにならねぇじゃねぇか。ったく、めんどくせぇなぁ」
有城
:全く何も知らない! 俺は全く何も知らないんだ! すべてGMの陰謀なんだ!
ツバサ
:…どうしよう。
有城
:もう俺にできることはないぞ!
ツバサ
:困ったときのハンドアウトだ!
GM
:…ハンドアウトは、何かを教えてくれたかい?
ツバサ
:…いえ、なにも。
GM
:うーん、じゃあちょっと休憩をはさもうか。5分ぐらい。

 と、ここでちょっと休憩。

 セッションは勢いに任せて、一気に最後までやってしまうことも多々ありますが、できれば、ちゃんと休憩挟むとよいでしよう。
 GMもPLも、休憩の間に、いろいろと考える余裕、情報を整理する余裕が生まれるからです。

 そんなこんなで、休憩中の会話です。

GM
:ふー、さてどうするかなー。
有城
:GMの想定通りになってるの?
GM
:え? いや…まぁ…どうだろう?
ツバサ
:なってなさそうだな。(笑)
GM
:まぁ、主軸はほとんど考えていないからなぁ。あとは、PC1の裏ハンドアウトをこなしたら終わりだし、進んでるっちゃ進んでるんじゃね? 想定通りかは置いといて。そもそも想定外といえば、有城君が全然逃げていない時点で、想定外だよっ!
有城
:あれぇ? 俺逃げてなかったっけ?
GM
:いろんなところで立ち向かってたよ!
ツバサ
:うんうん。もうちょっと、「うわぁぁぁぁ」みたいな感じで逃げたら…
有城
:いや、逃げようにも、逃げられる状態じゃなかったからなー。
ツバサ
:まぁ、鍵閉まっていたりとかしたしなぁ。
有城
:あと、FHとかゼノスとかに追っかけられたり?
GM
:まぁねー。
ツバサ
:で、どうするの?次のシーン?
GM
:知らん!(笑)
有城
:爺さんが出てこないと、話が始まらない気がする。
GM
:え、爺さん出ないよ?
有城
:何っ!?
GM
:あ、いや、出てくる予定はない、というだけで、どうしてもというなら、出してもいいんだけど。
有城
:出てこないのかぁ。
GM
:うん、そういう想定はしていないね。
有城
:うぬぬ…
GM
:ちょっとトイレー。
有城
:しかし、やっぱ、1発で死んじゃうなぁ。
ツバサ
:ううん、まさかPCを殺すはめになるとは。
有城
:1発ぐらいは耐えら得れるかなぁとか思っていたけど、甘かった。
ツバサ
:40超えるダメージ出るとはなー。
GM
:ただいまー。さーて、続きしていいかなー?
ツバサ
:はーい。

.12:ミドルフェイズ12『ツバサ、真の目的』 シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:さて、次はどういうシーンにしようか、なにか考えてみた?
ツバサ
:考えたー! 上司に会いに行くよ!
有城
:考えたけど、まぁこっちは後でいいかなー。
GM
:はい、ではシーンプレイヤー倉井翼で行きましょう。
ツバサ
:とりあえず報告しに、土屋の元へ行きます。(ころころ)登場で侵蝕率は9上がって、101か。ちょっと上がり過ぎだなぁ。
GM
:ミドル100超えか。思ったより高いねー。
ツバサ
:では、上司に会いに来たよ。「土屋さん。例のガキ捕まえてきましたけど、あいつ何も知らないようですよ」
GM
:「ふむ…」
ツバサ
:「ところで、有城博士の出した論文ってのは、いったいどんな内容だったんですか?」
GM
:「(突然声を張り上げて)知らん!」
ツバサ
:「知らんって、あんた…」
GM
:決めてねぇ!
有城
:(笑)
GM
:「知らんが重要らしいぞ!」
ツバサ
:なんってこった。どうするかなぁ。(笑)
有城
:ハンドアウトの裏側に書いていることをしたらいい!
ツバサ
:…ふむ、たしかにそうだな。(少し思案して)「まぁ、いいか。少しでも情報を集めようと思ってみたが…知らないならしょうがねぇなぁ」ざわり、と空気を変える。「なぁ、土屋さん」
GM
:「なんだ?」
ツバサ
:「あんた、今の世の中、どう思う?」
GM
:よ、世の中かぁ。「世の中は、腐ってるな」
ツバサ
:「腐ってる、ねぇ。あんたは、その腐っている世界をどうしたいんだ?」
GM
:「私はねぇ、オーヴァードが嫌いなのだよ」
ツバサ
:「そういえば、あんたはオーヴァードじゃないんだったなぁ」
GM
:「オーヴァードと同じ部屋にいると、虫酸が走る。私の願いは、君のようにウイルスに侵されたオーヴァードを駆逐してしまいたのだよ」
ツバサ
:…
GM
:「話は終わりかね? では、早く出ていきたまえ。有城博士の件は別の手段を講じるとしよう。次の指示は追って伝える」
ツバサ
:「非常に残念だが…土屋さん、その次ってのはもうねぇなぁ」
GM
:「…どういうことだね?」
ツバサ
:「こういうことだよ」と言いながら、≪黒の鉄槌≫を発動。グシャリと土屋を押しつぶす!
GM
:では、そこに割り込んで…割り込む前に、ハンドアウトをめくろう!
ツバサ
:では…(と言って、ハンドアウトをめくる)

PC@ Rハンドアウト
ロイス: 土屋信弘(ツチヤ・ノブヒロ)  推奨感情 P:自由/N:自由

 君は、本当は別の組織(表のハンドアウトとは異なるものを、自由に設定して良い)に所属する実に優秀なエージェント(あるいはそれと同等のもの)である。(※初期経験点を+120点して良い)

 "土屋信弘"は、君が現在所属する組織の君の上司に当たる人物だ。君は本来の組織から、"土屋信弘"を殺すように命令を受けた。"土屋信弘"はオーヴァードではないが、滅多なことでは表に顔を出さないため、なかなかに厄介な命令である。なにか手を打たねばならない。

有城
…あー、そういう。
GM
:ううむ、よく見ると顔を出しすぎていたな。(笑)
ツバサ
:たしかに。(笑)
GM
:まぁいい。それでは、シーンを挟むぞ! 君の本当の組織は何だ?
ツバサ
:オリジナルの組織で、"アーク"とでも名付けよう。
GM
:ふむ、何を目的としているんでしょう。
ツバサ
:まぁ、特に決めてないけど、その他の組織なんだぜ!
GM
:はい。じゃあ、目的はよくわかりませんが、君に指令を与えた別の存在がいる、ということでいいか。
ツバサ
:うい、そのような感じで。で、攻撃を仕掛けるのです! 死ねぇぇ!!

 と、いうわけで、PC1のRハンドアウトは、土屋信弘を殺せというハンドアウトでした。

 思ったより出番あった土屋信弘でしたが、シナリオの流れで、そのままラストまで来てしまいました。
 ちょっと立ち回りが難しかったのかもしれません。
 まぁ、TRPGでは静的特徴は使いにくいということで…

GM
:うい、では、攻撃を仕掛けようとしたところに、ドランソードが割り込んでくる!
ツバサ
:「(チッと舌を打って)邪魔が入ったか」
GM
:「どういうこと? RC・レイヴン」
ツバサ
:「見ての通りだ」
GM
:「裏切り…ね」
ツバサ
:「オーヴァードっていうのは、そういうもんだろう?」
GM
:「裏切り者には、死を」
ツバサ
:「できるもんならやってみろよ」
GM
:といって、ドランソードはワーディングを展開しようとするけど…
ツバサ
:するけど?
GM
:PC2、どこ行ったんだろう。
ツバサ
:たぶん、地下じゃないの?
GM
:(少し悩んで)うーん、まぁ戦闘するか。
有城
:ありゃ、戦闘しちゃいますか?
GM
:クライマックスに入ってないけど、まぁ、いいか。実は、このシーンはクライマックスフェイズだったんだ!
ツバサ
:な、なんだってー!
有城
:まぁ、有城は叔父と叔母を助けて逃げているってことで。
GM
:では、戦闘だ! 強烈なワーディングをドランソードが放つッ! ここで衝動判定! 難易度は8だよ。
有城
:(ころころ)は、余裕だな。

 と、いいつつ、衝動判定の侵蝕率を上げ忘れていますが、そのまま進んでしまったので、そのまま行きます。
 クライマックス!

.13:クライマックスフェイズ シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:えーと、状況はドランソードさんの周りに従者4体、ツバサくんとの距離は10mです。こちらの行動値はドランソードが10で、従者が9です。
ツバサ
:こっちの行動値は7。
GM
:では、ラウンド1、セットアッププロセス。まずはドランソードが≪ファンナウト≫を使って、従者AとBをツバサのエンゲージに、従者Cをツバサとは反対の方向に5m移動させます!
ツバサ
:ぬぬぬ、散らされたか。こっちは≪灰色の庭≫をつかって、ドランソードの行動値を3下げて7にします!
GM
:うい、ではイニシアチブプロセスを経て、従者4体が動くぞ!
有城
:4体かー、こりゃ大変だなぁ。
GM
:従者Aがツバサに攻撃を仕掛ける。≪マルチウェポン≫+≪ヴァリアブルウェポン≫+≪コンセントレイト:ノイマン≫に≪プレディクション≫を使います。(ころころ)達成値は17。
ツバサ
:なんだ、余裕か。ドッジをしま…
GM
:あ、ちなみに≪プレディクション≫があるので、ドッジ不可です。
ツバサ
はあああああぁぁぁぁぁぁ!?
有城
:(笑)
ツバサ
:俺がドッジキャラだって知ってるでしょー!
GM
:いや、作ったのは事前なんでぇー。
ツバサ
:ガードしようにもガード値0だよっ!
GM
:どんまい!
ツバサ
:ううう、ちょっと待って、キャラシ見なおすから! 落ち着いて、キャラシを見直すから!(笑)
GM
:お、おう。大事なことだな!(笑)
ツバサ
:えーと…(じっくりキャラクターシートを見なおして)何もないっす!
有城
:そんな装備で大丈夫か?(笑)
ツバサ
:ダメだ、問題ある!(笑)
GM
:じゃあ、ダメージ出すよー。
ツバサ
:くそー、これはまずいなぁ。
GM
:(ころころ)ダメージは51点ね。
ツバサ
:死ぬわ! じゃあ、島津のロイスをタイタスにして昇華して復活。
GM
:はい。では、従者BCDは待機します。そんで、次は行動値7でツバサくんの行動です。ドランソードも行動値7だけど、PC優先ということで。
ツバサ
:他の従者は待機するのか…「やってくれるじゃねぇか、この野郎」
GM
:野郎じゃないけど。
ツバサ
:うるせぇ。(笑) まぁいい。じゃあ、目の前の従者2体にマイナーアクションで≪白熱≫、メジャーアクションで≪プラズマカノン≫+≪黒の鉄槌≫+≪コンセントレイト≫でドランソード本体に攻撃する。本体潰せば従者も止まるはずだ!
GM
:うむ、そのとおりだ! 多分!
有城
:一撃で殺しちまえ!
GM
:ちなみに、こちらに復活系エフェクトはない!
有城
:おお!
ツバサ
:じゃあ攻撃! (ころころ)達成値は38だ!
GM
:では、従者Dがドランソードをカバーリング!
ツバサ
:何っ!
有城
:ああ、そのため用の待機なのか!
ツバサ
:く…(ころころ)ダメージは42。
GM
:では、従者は簡単に消し飛んだね。つぎはドランソードの番です。先ほどの従者と同様に、≪マルチウェポン≫+≪ヴァリアブルウェポン≫+≪コンセントレイト:ノイマン≫に≪プレディクション≫で攻撃します。彼女は遠距離ですよ。(ころころ)達成値は7。(笑)
ツバサ
:ゴミだなっ!(笑)
有城
:だが、≪プレディクション≫。(笑)
GM
:うむ、ドッジはできない!
ツバサ
:くそー! これは酷い!
GM
:「こんな攻撃も避けられないんですかぁ?」とドランソード。(笑)
ツバサ
:「テメーが避けさせねぇんだろうがァ! 避けさせてくれよ!」(笑)
GM
:はい、ダメージだしますよー。
ツバサ
:くそう、≪白熱≫であがった雀の涙ほどのガード値でガードします…
GM
:(ころころ)ダメージ36です。
有城
:ダメージでけーなー。
ツバサ
:うう…ドランソードのタイタスを切って復活だ!
GM
:はい、では行動値0で従者Cがドランソードのエンゲージに入ります。
ツバサ
:またカバーリングするのかー…
GM
:そりゃあもう!
有城
:これは、勝ち目がないなぁ。
GM
:はい、第2ラウンドです。セットアッププロセスです。こちらは何もありません。
ツバサ
:じゃあ、さっきと同じで≪灰色の庭≫をドランソードに。まだ侵蝕率は112%なので、頑張れる!
GM
:はい、では従者Aの攻撃です。まぁ先ほどと同じコンボで攻撃します。えーと、(侵蝕率は130を超えたので)ダイスが1つ増えて…(ころころ)達成値は26です。さっきよりは大分マシになってきたな。
ツバサ
:ドッジ不可さえなければ避けれるのに…
GM
:≪プレディクション≫は優秀だなぁ。(ころころ)ダメージは47だよ。
ツバサ
:死ぬよ! 死んで復活するよ! 土屋のロイスきるぞ!
有城
:もう3枚切ったのか…。
GM
:ねぇ、もうロイス3枚切った!? もう3枚切った!?(悪ノリ)
有城
ねぇ、今どんな気持ちー!?(悪ノリ)
ツバサ
:うぐぐぐぐ…
GM
:はい、そちらの番だよー。
ツバサ
:≪プラズマカノン≫+≪黒の鉄槌≫+≪コンセントレイト:バロール≫でドランソード狙います。えーと、ダイス何個だっけ…えーと。
GM
:頑張れ! 君が一番上手にダイスの数を数えられるんだ!
有城
:どういうキャラだよ?(笑)
ツバサ
:(ころころ)達成値は41。
GM
:では、例によってカバーリングします。
ツバサ
:(ころころ)ダメージは51!
GM
:はい、では従者Cも死亡、と。
有城
:後2体!
GM
:あと2体だよ、簡単だね。(にっこり)
ツバサ
:避けれれば簡単なのに!
GM
:はい、では次にドランソードさんです。先ほど忘れていましたが、マイナーアクションでボルトアクションライフルを使用、メジャーアクションで、≪マルチウェポン≫+≪ヴァリアブルウェポン≫+≪コンセントレイト:ノイマン≫+≪プレディクション≫を使います。
有城
:わーい≪ヴァリアブルウェポン≫! あかり≪ヴァリアブルウェポン≫大好きっ!
ツバサ
:いらない! 絶対いらない! そんなにエフェクトいらないから!
GM
:(少し悩んで)では、そこまで言うならエフェクトを削りますか。
有城
:おお、避けれるかも?
GM
:あ、いや、≪ヴァリアブルウェポン≫削って攻撃にします。
ツバサ
:ダメージの固定値減らしただけじゃないですかー!
GM
:(ころころ)達成値は12です。避けれるもんならよけてみるがいい!
有城
:ただし、ドッジ不可。
ツバサ
:避けさせろー! くそう、ガードだ!
GM
:はい、ダメージは手加減したので30です。
ツバサ
:だから死ぬってばー!
GM
:あれぇ? もう4回倒れちゃったぁ? もう4回倒れちゃったぁ?
ツバサ
:うう、初期ロイス1つ切ります。
GM
:はーい。では残りの従者Bはドランソードのエンゲージに全力移動します。つまり、ツバサくんのエンゲージに従者A、ドランソードのエンゲージに従者Bがいる状態です。そしてラウンド3に行きましょう。
ツバサ
:じゃあ、セットアップでいつも通り≪灰色の庭≫でドランソードの行動値を下げておきます。侵蝕率は122%!
GM
:はい、では従者Aは≪マルチウェポン≫+≪コンセントレイト:ノイマン≫で攻撃!
ツバサ
:あれ、≪プレディクション≫ないの?
GM
:はい、使いきりました。(この時点で侵蝕率152%)
ツバサ
:やった! 避けれる!
GM
:(ころころ)達成値は…こりゃひでぇ。11。
ツバサ
:≪守りの砂≫+≪リフレックス:モルフェウス≫でドッジ! (ころころ)ひゃっほぅ!31!
有城
:ついによけたー!
GM
:ぐぬぬ…
ツバサ
:次は俺の番! ここで≪黒星粉砕≫だァ!
GM
:うえー。
有城
:使うのか! ここで使うのか!
ツバサ
:これってリアクション不可ですよね。カバーリング不可?
GM
:えーと…ちょっと調べる。確か公式のサポートにあった気がする。
有城
:まぁ、何でもかんでもカバーリングできるわけでは…
GM
:あー、カバーリングは可能のようです。はい。≪極大消滅波≫の項目に書いておりました。
ツバサ
:くそう! これで勝てると思ったのに!
GM
:公式に書かれていたら仕方ない!

 ≪極大消滅波≫は公式のFAQにて、リアクションは不可だが、カバーリングはできると書かれています。このとき、カバーリングする側が何らかのリアクションをすることはできません。
 代わりに食らうことだけはできると言うことです。

ツバサ
:ぐぬぬ…では、前のラウンドと同じ行動にします。
GM
:はいよー。
ツバサ
:ジャキン、どかーん。(ころころ)達成値は47です。はい死んだねー。ダメージ出さなくても分かっちまう!
GM
:はい、死にました。
ツバサ
:ダメージは45ね。
GM
:はい。やっぱり死にました。(笑) これで後は従者Aとドランソードだけになってしまった。ドランソードはマイナーでボルトアクションライフル、メジャーで≪マルチウェポン≫+≪コンセントレイト:ノイマン≫です。
有城
:ドランソードさん、良いバランスですねぇ。最初は苦しめるだけ苦しめて、後半は攻撃が当たらないとは。(笑)
GM
:(ころころ)うお、達成値は43まで伸びたァ!
ツバサ
:4、43はきついなぁ…誰だバランスいいとか言った奴。
有城
:フラグ立ててごめん。(笑)
ツバサ
:えーと、≪守りの砂≫+≪リフレックス:モルフェウス≫で、(ころころ)あたっちまったァ!
GM
:うふふ。(ころころ)ダメージは40点です。
ツバサ
:…あはは、これでロイス5枚切れた。
GM
:後1枚ってことか。
有城
:戻ってこれないじゃないか!
GM
:侵蝕率は?
ツバサ
:えーと、130超えてるなぁ。
有城
:無理じゃん!
ツバサ
:<生還者>(Dロイス)あるよ!
GM
:本当だ!
ツバサ
:でも、助けて有城!
有城
:えーと、登場できます?
GM
:まぁ、できますけど…
有城
:でも俺、逃げたいんだよなぁ。
GM
:うーん。では、ぶっちゃけますけれど、このラウンドの後、ドランソードは逃げるんで、有城君も逃げちゃっていいですよ。
ツバサ
:そ、そうなの?
GM
:はい、侵蝕率が現在162%でフラグを満たしましたので、ドランソードは逃げます。ツバサが許してくれるなら。
ツバサ
:そういうフラグがあるのか。
GM
:そそ。
有城
:じゃあいいや、登場せずに逃げよう。
GM
:「く…思ったよりもやりますね、"RC・レイヴン"」とか言う。(笑)
ツバサ
:「…そりゃ、こっちのセリフだ」とか言う。(笑)
GM
:「今日のところはこれで許してあげましょう。次にあった時は、あなたを殺します」と言って、楽しそうにシーンから退場します。
ツバサ
:じゃあ、追いかけずに見送ろう。
GM
:といったあたりで、シーン終了しましょう。

 相性の問題もありますが、かなりの強敵だったドランソードにかなり追い込まれたツバサでした。
 ドランソードも侵蝕率が上がりすぎたため、両者、決着は預けての終了となりました。

 お互い、あと一手だったんだがなぁ。

.14:バックトラック

GM
:さて、バックトラックを行いましょう。
ツバサ
:えーと、生還者でダイスが3つ増えてー…
GM
:生還者で増えるダイスは2倍にはなりませんので気をつけてね。
ツバサ
:はーい。
有城
:そして、俺にはバックトラックなどなかった!(笑)
GM
:一般人ですからね!(笑)
ツバサ
:えーと、今の侵蝕率が132&で、2倍振りで、生還者含めてダイスは5つ振れます。(ころころ)えーと、19!
GM
:低っ!(笑)
ツバサ
:う、嘘だー!(笑)
GM
:では、いま113ですね。
有城
:いけるいける。
GM
:追加振りに生還者足せるんだっけなー。
ツバサ
:足せるか足せないかはでかい!
GM
:うーん…(ルールブックを調べる) 公式のサイトにも特に何もないし…まぁ、足せるってことでいいかな。
ツバサ
:では(ころころ)91で帰って来ました!
有城
:おめでとー。
GM
:おめでとー。

 と、振ってしまったのでそのまま進みますが、正解は、足せません。
 生還者のダイスの増加分は、振り足し分には追加できないです。とはいえ、振っちゃったので、現状保持原則で進みます。
 棚からぼた生還。

.15:エンディングフェイズ シーンプレイヤー:ツバサ

GM
:ではエンディングに入ります。まずはツバサ君からですね。
ツバサ
:はーい。
GM
:では、君の目の前には意識を失った土屋信弘がいます。
ツバサ
:「ふぅ、思わぬ邪魔も入ったが…」と呟いて、こんどこそグシャリと潰します。
GM
:はい、潰した。
ツバサ
:任務達成!
GM
:はーい。ではシーンエンド。
有城
:早いな!
GM
:ここはこれでいいだろー。
ツバサ
:ここはこれでいいっす!

.15:エンディングフェイズ シーンプレイヤー:有城

GM
:えー、有城君はどうする?
有城
:家族、見つかります?
GM
:はい、では家族を助けたあとということで。
有城
:「早く逃げよう」
GM
:「おお、来てくれたのか…」
有城
:「よくわからんが、爺さんに振り回されちまったようだ」
GM
:「ううむ、よくわからんが、あの人はまたなにかやったんだろうなぁ」
有城
:「まぁいいや、逃げよう」
GM
:はい、では逃げた。
有城
:あ、簡単に逃げた。(笑)
GM
:え、逃げない方がいい?(笑)
有城
:はい、逃げました。別の県に逃げまーす。
GM
:では新幹線で…新幹線は通ってないか。では特急で別の県に逃げました。めでたしめでたし。
有城
:逃げたー!

 結局、PC1とPC2の運命が交錯したのは、移動中のわずかな間だけでした…
 目的も交錯しない二人でしたから、まぁ、仕方がないと言えば仕方ない感じです。
 ちょっと不完全燃焼だったかも…?ということで、アフタープレイ。

.16:アフタープレイ

GM
:はい、というわけでセッション終了です。おつかれさまでしたー。
ツバサ
:お疲れ様でしたー。
有城
:これ、キャンペーンですか?
GM
:いや、キャンペーンじゃないよ。一般人は今回だけの特別仕様だし。
有城
:ふーむ。
ツバサ
:まぁ、キャンペーンで使うようなもんじゃないよね。
GM
:んだんだ。
有城
:質問!
GM
:はいそこ。
有城
:GMの想定通りに行きましたか?
GM
:うーん、どうだろう。もともとシナリオも殆ど無いからね。ただ、ハンドアウトの裏側を見て行動して欲しかった感はある。
ツバサ
:あー。
GM
:想定としては…まぁ許容範囲かなぁ?
有城
:なるほど…いやまぁ、逃げたかったんだけどなー。家族が人質だったからなー。
GM
:家族が人質になるとは思わなかったなぁ。
有城
:思うように動けなかった…
ツバサ
:えへへ。
有城
:お前のせいか!
GM
:まぁ、想定違いといえば、爺さんと一緒に住んでないのか、というところから…
有城
:そんな最初から!?(笑)
GM
:爺さんいねぇ! どうしようってなった。まぁ、出る予定もなかったんだけれど。
ツバサ
:ドランソードさん、めんどくさかった!
GM
:いいキャラだったね! いつか使ってあげようと思うよ!
ツバサ
:めんどくせー!
GM
:1対1だとさすがに卑怯な感じになるな。まぁ、PC2はドランソードとは戦闘させないから、想定通りなんだけど。
ツバサ
:うちの子微妙だからなー。
有城
:うちの子微妙だからなー。
GM
:エフェクトすらないしな。
有城
:ないしな!
GM
:想定的には、PC1とドランソード、PC2と土屋信弘でオーヴァード同士の対決、一般人同士の対決をしたかったんだよね。
有城
:ああ、なるほど。
GM
:まぁ、その辺はなるようになればいいとも思ってたけどね。
ツバサ
:一般人同士の対決面白そうだな。
GM
:さて、今日のところはこれで終了です。近いうちに他の2卓を今度行うので、そっちを見て見ると面白いかもよ。
ツバサ
:はーい。
有城
:同一シナリオセッションかー。他の卓だとどうなるんだろうなー。

 そんなこんなで、同一シナリオセッションその1終了です。
 この設定、このシナリオで、あと2回、続けます。
 はてさて、この後に続くプレイヤーたちは、どんなセッションを繰り広げるのか…お楽しみに。