もう逢えないのだと、
私は知っている。
永遠の別れなどないと、
人は言うけれど、
死が、
二人を別つまでは、
永遠の別れなどないと、
人は言うけれど。
永遠なんて、
何処にでも転がってる。
もう逢えないのだと、
私は知っている。
永遠などないと、
口にしながら、
私は知っている。
もう逢えないのだと、
私は知っている。
だからこの気持ちは、
永遠に閉じこめておこう。
何処にでもある、
この、
過ぎゆく季節という、
宝石箱の中に。
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- しゃちょ@studio Odyssey
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これも単体で成立しうる感じで作ったもの。
一応、「夏の始まりの季節」なんで、季節という単語をいれて繋げてみた。